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赤ちゃん返りとは?2歳児の対処法は?いつまで続くの?

 2015/10/30 育児
この記事は約 9 分で読めます。
甘えている女の子

食事やお風呂など、何をするのも手がかかっていた時期を経て、子供は少しずつ自分で自分のことをできるようになっていきます。

しかしある日、きちんとできていた着替えをできないと言い出し、おむつを卒業したはずなのにおねしょをしてしまうこともあります。

どうして急にできなくなったのかと苛立ったり戸惑ったりするかと思いますが、感情を子供にぶつけてしまう前に、原因である赤ちゃん返りについて学んでみましょう。

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赤ちゃん返りとは?

2歳児の女の子

おもに弟や妹ができた子供に見られる言動です。今までできていたトイレができなくなったり、赤ちゃん言葉を話すようになったりと、文字どおり赤ちゃんに返ってしまう状態を示します。

赤ちゃん返りになる理由

どうして急に、赤ちゃん返りになってしまうのでしょうか。それは、赤ちゃんに返ればお母さんの愛情を一身に受けられると思ってしまうからです。

弟や妹が生まれるまでは独り占めできていた母親が、自分を放って赤ちゃんの世話ばかりしていると思い、寂しさを感じた子供は、それなら自分も赤ちゃんに返って母親に相手をしてもらおうと考えます。

その結果として、今までできていたことができなくなったり、聞き分け良く過ごしていたはずがわがままを言うようになったりします。

赤ちゃん返りの例

赤ちゃん返りは子供によって異なる行動が見られ、どのような方法で赤ちゃん返りをするのかは個人によって様々です。

抱っこやおんぶをせがむ

ほんの数日前までは自分で歩いていたのに、突然歩くことをいやがったり、抱っこやおんぶをせがむようになります。

新生児が乗っているベビーカーに乗りたいと言い出したり、果ては泣き出して座り込んでしまうこともあります。

おむつをしたがる

トイレトレーニングの最中なのに、おむつをしたがったりトイレがうまくできなくなります。

おもらしすることに苛立つことや、片づけの手間が増えることを思えば、子供が望むようにおむつをさせてあげるのも良いでしょう。

哺乳瓶をほしがる

すでに卒業したはずの哺乳瓶でお茶を飲みたがったり、おしゃぶりをほしがったりします。

哺乳瓶の中身がミルクでなければ納得しないこともあり、栄養の偏りや虫歯の心配といった問題も出てきます。

新生児に対して攻撃的になる

周囲の大人にとっていちばん困る状態が、生まれてきた弟や妹に対して攻撃的になることです。

叩いたりつねったり、時には大きなケガを引き起こす場合もあり、この行動が見られた際は早急な対処が必要です。

赤ちゃん返りに年齢は関係ある?

一緒に寝ている兄弟

赤ちゃん返りはおおむね2歳から8歳までに起こるとされています。もう5歳なのにおねしょばかりしていると思うかもしれませんが、赤ちゃん返りの中ではごく普通のことです。

2歳だから、3歳だからと年齢を理由に考えるのはやめて、寂しがっているのだと思うようにしましょう。

赤ちゃん返りは癖になる?

一度始まった赤ちゃん返り、癖にならないか心配になる方も多いでしょう。子供の性格によって異なりますので一概には言えませんが、癖になることはほとんどありません

ベビーカーに乗りたがっていた子供でも、友達と遊ぶようになれば、一緒に歩いたり走ったりする楽しさに目覚めます。

哺乳瓶でミルクを飲みたがっていても、お気に入りのカップでお茶を飲むほうが楽しいと思うようになります。

赤ちゃん返りは一過性のものでしかなく、成長にともなった生活環境の変化によって自然となくなる行動です。

しかしあまりに赤ちゃんよりも上の子を優先し続けていると、優先されて当然という意識を持つようになります。上の子のために時間を割くことは大切ですが、当然のように振る舞い始めたら要注意です。

できれば上の子を優先するばかりでなく、一緒に下の子のお世話を楽しめるよう導いてあげると良いでしょう。

赤ちゃん返りをしない子っているの?

兄弟

子供に多く見られる赤ちゃん返りですが、中にはしない子もいます。率先して育児のお手伝いをしてくれる子や、赤ちゃんは自分で何もできないから手がかかってしまうと理解してくれる子もいます。

弟や妹の世話が好きで、子供自身がお手伝いを楽しんでいるようであれば問題ありませんが、本当は赤ちゃん返りをしたいのに我慢している場合、周囲の大人が子供の気持ちを汲んであげなければなりません。

赤ちゃん返りをしないから、理解を示してくれるからといって、必ずしも気持ちの整理ができているわけではないことを忘れないでください。

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2歳児の赤ちゃん返りの対処法は?

2歳児の女の子とお母さん

赤ちゃん返りをした子供への対応として、最も基本とされているのが叱らないことです。

複数の幼い子供を抱え、必死に育児をしている状況で感情を抑えるのは難しいですが、できる限り声を荒げないようにしてください。

具体的な対処法

どのような状況であっても、子供が自主的に自分で自分のことをしたくなるよう導く必要があります。

どうしたら子供が抱っこではなく自分で歩きたくなるのか、自分の手でスプーンを持ってご飯を食べたくなる方法は何か、考えてみましょう。

おむつをしたがったら

せっかくのトイレトレーニングが台無しになったと感じるかもしれませんが、子供は決してトレーニングを忘れたわけではありません。

体に身についているのに、母親をとられたという思いからできない状態に戻っているだけです。

お漏らしするよりはマシだと思い、おむつをさせておきましょう。また、「ひとりでトイレができたらかっこいいね」など、子供がトイレを使いたくなるよう声をかけるのも効果的です。

哺乳瓶でミルクを飲みたがったら

一度だけなら栄養や虫歯などの心配はありませんが、何度もミルクを飲みたがるようであれば、子供の目線をコップへと誘導しましょう。

お気に入りのコップがあればそちらを用意し、そちらで飲むほうが楽しいと感じるよう声をかけます。「可愛いコップだね」や「コップで上手に飲めるなんてすごい」と褒めてあげてください。

また、家にコップがなければ子供と一緒に買い物に行って選ぶことで、コップに楽しい印象を抱くことができ、愛用するようになります。

根本的な対処法

2歳児を抱っこするお母さん

赤ちゃん返りに対し、その都度対応していくことも大切ですが、根本的な問題を解決できなければ同じことの繰り返しになります。

赤ちゃん返りの原因は、母親を弟や妹にとられた寂しさや構ってもらえない不安がほとんどです。

では根本的な原因である、寂しさや不安などを解消するにはどうしたら良いのでしょうか。それは、愛情を伝える時間を確保することです。

一日に五分だけでも確実に母親を独り占めできる時間があれば、子供の気持ちの落ち着き方も変わってきます。

また、「ちょっと待って」と言われたあとに、必ず「待っててくれてありがとう」と抱きしめてもらえる時間が訪れることを理解できれば、待てるようになります。

赤ちゃんのお世話を行う際、「一緒にしてくれたら嬉しいな」と声をかけたり、手伝ってもらったあとに「あなたが手伝ってくれたからとても助かった」と感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。

大好きだと言葉で伝えたり、頭を撫でたり抱きしめたりする機会を増やしてください。

妊娠中に子供の意識づくりを

お腹に赤ちゃんがいる時期から、子供にもできる限り赤ちゃんに関わってもらうようにしましょう。赤ちゃん用品を購入する際にどの色が良いか選んでもらったり、お腹に触れて胎動を感じてもらうようにしてください。

これから生まれてくる赤ちゃんは母親を奪う脅威なのではなく、共に生活していく大切な家族であることを知ってもらえるよう話をしましょう

お兄ちゃん、あるいはお姉ちゃんになったら弟や妹にこんなふうに接してほしいとお願いをして、子供の意識を促すことも大切です。

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2歳児の赤ちゃん返りっていつまで続くの?

悩んでいるママ

ある日突然始まった赤ちゃん返り、いつまで続くのか心配になります。「3歳、4歳になってもおむつをしていたら…」、「5歳になっても抱っこをせがんでばかりだったらどうしよう」と、不安は尽きません。

赤ちゃん返りに期間はない

赤ちゃん返りにはっきりとした期間はなく、一年以上続いた子供もいれば、我慢が爆発したのか下の子が1歳を超えて始まることもあります。

子供自身の気が済むまで、あるいは愛情を実感できるまで続くため、一度始まったら愛情を伝え続けるしかないのが赤ちゃん返りです。

突然終わる赤ちゃん返り

延々と続くように感じる赤ちゃん返りですが、ある日突然終わることもあります。また、幼稚園に入園したことで赤ちゃん返りがなくなることもあり、子供自身の環境を変えてみるのもひとつの手です。

赤ちゃん返りはイヤイヤ期と同じように、成長していくうえでの通過点にすぎません。そのうち終わるのだからと大きく構えて、子供の寂しさを取り除いてあげられるよう触れ合いを増やしてください。

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まとめ

新生児のお世話で手一杯の中での赤ちゃん返りは、育児を行ううえで非常に負担になりかねません。つい感情的になって怒鳴ってしまったり、子供を傷つけてしまうこともあるでしょう。

しかし、決して自分ばかりを責めるのではなく、周囲に頼れる人がいれば助力を求めてみたり、公的な機関を利用したりと環境や視点を変えてみることも大切です。

育児は家を中心として行われますが、時には思い切って家から離れてみてください。

育児をされている方自身の息抜きを忘れず、利用できる人手や場所を充分に活用し、子供と向き合っていきましょう。

→ 幼児のうちから色々な経験をさせてあげたいとお考えの親御さんへ

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イシグロてぬ

福岡で妊活中の主婦ライター兼イラストレーター。
医療機関での勤務経験をもとに、妊娠・出産について執筆中。

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