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排卵痛はいつ起こるの?症状は?タイミングはいつとればいいの?

妊活・不妊
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腹部が痛い女性

女性は生理周期に合わせて身体に様々な不快症状が出ますが、排卵痛もその一つです。

生理痛と同じく、症状の表れ方には個人差が大きく、また必ずしも排卵時に誰もが感じるものでもありません。

排卵痛を感じなくても排卵をしている場合もありますし、痛む場所も腹部から頭と多岐に渡ります。

生理痛よりも誤った認識を持たれることが多い排卵痛。特に妊活中の女性は自己の勝手な判断で排卵痛を捉えていると、妊娠のチャンスを逃してしまうことがあります。

排卵痛がいつ、どのように起こり、原因は何なのかをしっかりと把握して、上手に付き合いましょう。

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排卵痛はいつ起こるの?

カレンダー

読んで字の如く、女性が排卵日付近で感じる痛み全般を排卵痛と言います。

「排卵した瞬間に感じる痛み」と誤解をしている方も多いですが、排卵痛は人によって感じ方や感じる日が異なります

排卵の前後2~3日に感じることが多い

排卵痛が起こる原因は様々です。原因の詳細は後述しますが、その原因によって痛みを感じる時期が異なります。

1日のうちの短時間だけ感じる人もいれば、2~3日に亘って痛みが続く人もいます。

痛みを感じる期間は異なりますが、排卵日の2~3日前から排卵後2~3日以内の時期に感じる方がほとんどです。

生理周期での換算

生理周期が28日の場合、排卵はだいたい生理の14日前に起こりますので、排卵日は生理周期の14日目となります。

この前後2~3日となるので、生理周期12~16日目あたりに排卵痛を感じる女性が多いです。

生理周期は人によって多少異なりますが、黄体が正常に働いている場合、排卵は生理の14日前に起こります。

生理周期25日の人は排卵日が11日目、生理周期30日の人は排卵日が16日目となります。

排卵痛を感じる場所や症状は?

排卵痛の女性

排卵痛を感じる場所や症状も人によって異なります。

排卵痛を感じる場所

必ずしも排卵した卵巣側が痛むわけではなく、下記のような様々な場所に痛みを感じます。

  • 右下腹部
  • 左下腹部
  • 下腹部全体
  • 膣の周り

痛みの症状

痛み方も個人差が大きく、全く感じない人もいれば、痛みで寝込んでしまうぐらい重症になる人もいます。チクチク痛む、圧迫感、鈍痛がするなど感じ方も人それぞれです。

排卵日周辺にどこかが痛むようなら、卵巣と関係のない場所でも、排卵痛の疑いがあります。

排卵痛が起こる原因は?

排卵痛の原因は「卵子が卵胞を破るときの痛み」と認識している方が多いですが、厳密にはNOです。

卵巣には知覚神経がなく、卵胞を破った瞬間に痛みが伝達されることはないからです。

排卵痛が起こる原因は全て排卵に起因しますが、下記のように様々な身体の変化によって起こります。

  • 卵子が卵胞を破った際の出血が腹膜に落ちて刺激する
  • 排卵された際に卵胞液が流れ出し、腹膜を刺激する
  • 卵胞が成熟し(大きくなり)、卵巣が腫れる
  • 肝臓の働きが低下して循環が悪くなる
  • 排卵時に分泌されるリラキシンというホルモンの影響で骨盤が歪む
  • 排卵時に分泌されるプロスタグランジンというホルモンの影響で痛覚が敏感になる
  • 排卵付近はセロトニンというホルモンの分泌が減り、血管を拡張させる

主な原因は、排卵の際の出血とホルモンのバランスが変わることによる身体の変化です。出血は腹痛を引きこし、ホルモンの変化は腰痛や頭痛、肩こりを引き起こします。

排卵痛でタイミングをいつとればいいかわかる?

愛

妊活中の女性は排卵日を正確に把握して、タイミングを持つことが大切です。

しかし、排卵痛は人によって起こる時期が様々なので、排卵痛から明確にタイミングを指定するのは難しいです。

最も妊娠しやすいタイミング

卵子と精子の受精可能時間は、卵子の方が圧倒的にその時間が短いです。

精子は2~3日、長い場合だと1週間近く受精可能なのに対し、卵子は排卵してから6時間程度で受精の確立は一気に下がります。

上記のことから、最も妊娠しやすいのは精子が卵管内で排卵を待っている状態と言えます。

つまり、タイミングは排卵日の2日前~前日に取ると、最も妊娠の可能性が高くなります

排卵痛を感じた時点で既に排卵が終わっていることが多い

排卵前に卵巣が腫れて腹部に強い張りを感じる人や、ホルモンの変化で腰痛を感じる人もいますが、多くの場合は排卵痛を感じたときには排卵が終わっています。

つまり、排卵痛を感じてからタイミングを取ると、既に卵子の受精可能時間を過ぎてしまっている場合がほとんどです。

排卵痛だけを頼りにタイミングを計算するのは危険だと言えます。

基礎体温や排卵検査薬との併用がおすすめ

体温計

排卵痛と排卵日の関係性は曖昧なことに加えて、排卵痛は必ずしも排卵のたびに起こるものでもありません。

そのため、妊娠しやすいタイミングを正確に把握するためには、基礎体温の変化や排卵検査薬を活用することをおすすめします。

排卵痛は排卵日を予測する一つの目安にとどめて、排卵痛だけを頼りにタイミング法を実施するのはやめましょう。

排卵痛を和らげる方法は?

伸びをする女性

排卵のサインである排卵痛。きちんと生殖機能が働いていることは嬉しいですが、人によっては日常生活に支障が出る程の痛みや不調を感じる場合もあります。

毎月の辛い排卵痛を少しでも和らげるための豆知識をご紹介しますので、ぜひ実践してみてください。

身体を温める

生理痛もそうですが、女性の生殖器官の痛みは冷えると増して温めると和らぎます。温めることで筋肉の緊張を解し、血の巡りをよくして、痛みを感知するセンサーを鈍らせます。

全身浴

一番の温活は、湯船で全身浴をすることです。半身浴が身体に良いという情報も多いですが、全身を芯から温めるには全身浴がおすすめです。

40℃のお湯で30分の全身浴が、最も身体を温めると言われています。

カイロで温める

カイロ

日中の活動中は、カイロの活用がおすすです。下腹部にカイロを貼るよりも、足の裏や足首を温める方が全身の血行促進には効果があります

腹巻でお腹の冷えを防ぎ、足をカイロで温めることで、子宮の冷えを防ぎながら全身に温かい血液を送ってあげましょう。

温かい飲み物を飲む

排卵痛が酷いときは、夏場でも温かい飲み物を積極的に摂るようにしてください。

血管の拡張による痛みの場合は、カフェインが血管を収縮させて痛みを和らげるので、コーヒーや緑茶も効果があります。

特に頭痛を感じる場合はカフェインを摂取し、その他の痛みの場合は白湯やハーブティーなど、刺激の少ない飲み物がおすすめです。

規則正しい生活

不規則な生活やストレスは、ホルモンの分泌を乱し、排卵痛を増大させるケースがあります。

過剰な分泌や、分泌不足を招かないためには、日ごろから規則正しい生活を心がけることが大切です。

睡眠時間の確保

睡眠不足はホルモンの分泌に影響を与える最も悪い生活習慣です。

女性ホルモンに限らず、成長ホルモンなど、人体のバランスを整えるのに必要な全てのホルモンの分泌に影響を与えます。

眠る時間帯にそこまでこだわる必要はありませんが、毎日最低でも6~7時間の睡眠を確保するようにしましょう。

痛みを和らげる食品を摂取する

食品に含まれる栄養素の中でも、血行を促進するものや、ホルモンの分泌を促すものを積極的に取り入れると、痛みが和らぐと言われています。

  • ビタミンE群:モロヘイヤ、アーモンド
  • イソフラボン:納豆、豆腐、味噌、豆乳など
  • DHA/EPA:マグロ、ぶり、さば、さんまなど魚類

排卵痛を和らげるツボ

三陰交

排卵痛を感じたときには「(さんいんこう)」というツボを刺激すると痛みが和らぎます。マッサージでも、お灸でもOKです。

三陰交の場所
足の内くるぶしから、指4本分上の場所が三陰交です。この場所をゆっくりと指で押したり、市販のお灸で温めたりすると、排卵痛や生理痛が和らぎます。

ピルの服用

排卵痛が耐えがたいレベルの場合は、産婦人科を受診してピルを処方してもらうことも一つの方法です。生理痛の辛い症状を緩和するのと同じ作用で、排卵痛も緩和してくれます。

ピルは一時的に排卵を止めることで、ホルモンの分泌量を調整して、生理周期に関わる不快症状を和らげてくれます。

副作用で妊娠できなくなるという誤ったイメージがありますが、ピルの服用をストップすれば排卵が再開して妊娠可能となります

ただし、個人の症状や状態に合わせて適正なピルを必要とするため、ネットでの購入ではなく、必ず医療機関を受診してから服用してください。

まとめ

排卵痛は感じない人も多いですが、中には激痛を伴う人もいます。また、必ずしも卵巣が痛むわけではなく、腰や頭など、卵巣から離れた場所が痛むケースもあります。

生理痛と違って認知度が低い分、原因が分からないまま放置している女性も多いかと思います。

しかし、自宅でできる対処法もあるので、まずは「この不調は排卵痛だ」と認識することが大切です。

女性の身体は1ヶ月の生理周期によって大きく変化しますので、その変化をしっかりと把握してあげましょう。

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