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授乳中&モグモグ期の赤ちゃんが口内炎に!知っておきたい事まとめ

 2015/05/17 育児
この記事は約 9 分で読めます。
赤ちゃんの口

口内炎とは、口内の粘膜に炎症が起きている症状の事です。症状の種類は幾つもあり、多く見られる症状としては白っぽい斑点が口の中に出来ます。

痛みを伴うものなので、赤ちゃんが飲む母乳やミルクの量が減ったり、離乳食期には食べ物や飲み物の刺激で泣き出すこともあります。

口内炎はよく耳にするものなので油断しがちですが、判断が付き辛い症状も多くありますので、赤ちゃんや小さい子の可愛いお口の中で、今何が起こっているのか、解り易くお話させて頂きたいと思います。

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初めに知ってほしいお口の仕組み

先ず口内の仕組みについて知って頂けると、口内炎の事がより解り易くなると思いますのでぜひ!読んでみて下さいね。

口内の成り立ち

歯を除いて、口の中は柔らかい粘膜で形成されています。

頬の内側、舌、上顎(じょうがく・うわあご)下顎(かがく・したあご)歯ぐき、唇の表面、唇の内側、口蓋垂(こうがいすい・のどちんこです)これらのほぼ全てが粘膜が集まった組織でつくられています。

この粘膜組織を形成し、支え助けている栄養素の代表がビタミン群であり、特にビタミンB群が大きく関わってきます。

口内炎になる多くの原因とその理由

泣いている赤ちゃん

風邪や疲労

ママやパパも風邪をひいたり疲れた時などに、口内炎が出来た事はありませんか?赤ちゃんは大人よりも風邪をひき易く体力もありませんので、大人よりも口内炎になる頻度が高くなります。

では、なぜ風邪をひくと口内炎になり易いのか?それは、風邪をひいた時に、菌と戦ってくれるのがビタミン群だからなのです。

風邪をひいた場合、ビタミン群は風邪の菌と戦う事を最優先にしますので、そのため口内の粘膜組織作りは後回しになり、いわゆる人手不足の状態になっています。

もともと粘膜自体弱い組織な上に風邪のせいで人手不足、おまけに風邪の菌に痛めつけられ体力も消耗し、粘膜自体も組織を守る力がとても弱いので、少しの衝撃でも直ぐに口内が傷付いてしまいます。

外からの衝撃でも口の中が傷つく

赤ちゃんや小さいお子さんの口内は大人よりも更に弱く未発達な状態で、増して風邪などをひいている時は粘膜組織がとてももろくなっています。

口の中を噛んでしまうような事がなくても、例えばオモチャが頬や唇にぶつかるなど外側からのちょっとした衝撃でも口内炎になる事があります。

また、身体が疲れている場合は、疲労回復のためにビタミンB2が多く使われます。

ビタミンB2は特に粘膜組織を作る重要な栄養素ですので、疲労回復のために出かけてしまうので、またまた人手不足になり、風邪の時と同様に炎症を引き起こす原因となるのです。

お泊り会・運動会などイベント前の予防対策は効果的

幼稚園・保育園では、運動会やお泊り会、遠足など子供達が大喜びのイベントが季節毎に催されます。(施設に寄り異なりますが)

普段から元気な子供たちですが、イベント時は特に大はしゃぎでクタクタになるまで遊び、色々な事を学んできます。

日常よりも疲れが予想される場合などは、事前にビタミンを多く含んだ食事を作ってあげる事も予防対策として効果的です。

母乳ママの栄養の偏りと甘い物を好む習慣

授乳中の赤ちゃん

母乳を飲んでいる赤ちゃんの場合、やはり栄養源はママのおっぱいです。赤ちゃんの口内炎を防ぐためにも良い母乳をあげる必要があります。かと言って必要以上に過敏になり、ビタミンB2!ビタミンB6をたくさん摂らなくちゃ!と気にする必要はありません。

何故なら、ビタミンB群はそれほど摂取が難しいものではないからです。特に、ビタミンB6などはほとんどの食物に含まれています。

もちろん、全く含まれていない物もありますが、(クラゲ、タピオカなど)穀物、魚、肉、野菜、果物、海藻、きのこ類、といった一般的な物を満遍なく食べて居ればビタミンB群は自然と摂れています。

好き嫌いが多い・偏食ママへの提案

多くの食物にビタミン群は含まれていますが、やはり好き嫌いや、極端な偏食は赤ちゃんにもママの健康の為にもよくありません。

けれど、嫌いな物を無理して食べ続けるのはストレスにもなりますので、毎日の食事の中で「今日は嫌いな物を1つだけ食べるぞ!」くらいの目標があると頑張れるかもしれませんね。

あとは食材の品数をなるべく増やして食べる事を心がけると良いと思います。

しかし、赤ちゃんのお世話も大変な時期ですので、時にはおかずがたくさん入っているお弁当を買って食べるのも、気分転換にもなり良いと思います。

甘い物がビタミンを不足させる

糖質がエネルギーに変わる事はご存知かと思いますが、糖質を体内でエネルギーに換える時にビタミンとミネラルが必要になるのです。

風邪菌と戦う時の様に、大量のビタミンやミネラルは必要とされませんが、糖質を多く摂る(甘い物をたくさん食べる)という事は、それだけで多くのビタミンとミネラルが使われる事になり、粘膜を作るためのビタミンがまたも不足してしまうのです。

甘い物を食べる事は悪い事ではありませんが、やはり過度の摂り過ぎは良くありませんし、質の良い母乳も作られません。

甘い物を小さなお子さんと一緒に食べている場合は、粘膜組織をまだ上手く作れない小さな子の口内を更に弱めてしまう事になります。

また、肥満も頬の内側を噛んでしまう事が多くなりますので、プックリしたお子さんなどは、その分口内炎のリスクも高くなります。

総体的バランスの崩れ

理由もなく口内炎になる事は、特別な事がない限り大人も子供も先ず有り得ません。風邪や、とんでもないストレスや、強い刺激がなくても、何となくバランスが崩れただけでも口内炎になる事は大人でも有りますね。

特別な理由が見つからなくても、「調子が悪いな~。」と感じるような時です。

口内炎は何かのサインだよ!

しかし、免疫力のない赤ちゃんや小さな子は、身体に何か異変が起きた時、大人よりも先にサインを出しています。

大袈裟と思われるかもしれませんが、大人の口内炎でさえ体調不良のサインなのですから、自分を守る事の出来ない赤ちゃんや小さな子から出たサインは慎重に考えて良いものだと思います。

口内炎になった時の対処法

お母さんと赤ちゃん

授乳期編

ママの食事改善とお乳の出を良くしてあげる

授乳期の赤ちゃんに口内炎が出来た場合、母乳をあげているママの食事にも気を付けなければなりません。普段よりも薄い味付けにして、甘い物や刺激の強いものは避けます。

また、いつもは普通に飲んでいたおっぱいも、傷口に当たると痛がりますので、なるべくお乳の出が良くなる物を食べて、口内の負担を減らしてあげます。

お餅などはお乳が出る事で有名ですが、ごはんにもち米を混ぜて炊くのも良いですよ。山芋やタコなどもお乳が出る食材として知られています。

お乳を出易くするには水分も多く要りますので、暖かい水分を普段より多く摂るのも良いと思います。ハーブティーやたんぽぽ茶もお乳が出るそうです。

哺乳瓶の乳首の種類を変えてみる

ミルクをあげている場合ですが、哺乳瓶の乳首でも口内炎を起している赤ちゃんの負担が軽減される事があります。

哺乳瓶に付ける乳首には色々と種類がありますね。硬い物、柔らかい物、シリコン製、ゴム製、その他にもアゴの力を育てる特殊な形の物もあります。

硬い物を使っている場合、それだけ吸引に力がかかり、傷に触れる度合いも大きくなりますので、なるべく柔らかくて、赤ちゃんが飲み易い物を選んであげる良いと思います。

モグモグ期編

離乳食が始まっている子は、刺激のある食べ物が口に入ると非常に痛がり、段々と食欲がなくなっていきます。

水分と栄養が不足する事で、ますます粘膜組織が作られなくなり、口内炎も治りづらくなるという悪循環が生じます。

離乳食や食事を摂れる月齢のお子さんには、刺激のない柔らかい物を食べさせ、水分不足にも気を付けなければなりません。

キーウィやイチゴなど普段喜んで食べる様な物でも、酸味が強く非常に痛がり、また、塩分も刺激になりますので、普段より薄目の味付けにしなければなりません。

大人の口内炎であれば、痛みを我慢して何とか栄養を摂れますが、赤ちゃんや小さい子の場合、痛みに耐える事が出来ませんので、日数が経つほど水分や栄養が不足していきます。

水分補給が大切なので、お粥も五分粥(お米1に対し水10の割合)など水分の多いものにしたり、または、お粥を更にブレンダーにかけて食べ易くしてあげるのも良いと思います。

その他、ゼリー、お豆腐、玉子豆腐や茶碗蒸し、ヨーグルトなど食べ易くて水分の多いものをなるべく食べさせます。

口内炎の種類と症状

1.アフタ性/周囲が赤い白っぽい水泡が出来る。中央がくぼんで見える。

2.カタル性/赤みを帯びた炎症 ザラザラと白っぽい事もある。

3.ウィルス性/白っぽい小さな水泡が幾つも出来る。

4.カンジダ性/カビの一種 白い小さな斑点が幾つも出来る。

5.アレルギー性/義歯などによる金属アレルギーなどから炎症を起こす。赤く腫れる 傷が出来たように炎症を起こす 水泡が出来る。

6.ヘルペス性/高熱の後水泡が出来る 喉(のど)だけに出来る事もある。

7.ベーチェット病/アフタ性の症状を何度も繰り返す。原因不明 難病指定。

この他にも、ウィルス性のものや、手足口病、夏風邪やのど風邪で口内に炎症を起こす事があります。

症状が解りづらい場合の自己判断は危険です!

悩んでいるお母さん

口内炎は症状が解りづらいものも多くあります。その場合自己判断はせずに、かかりつけの小児科に行かれる事をお薦めします。

解りづらい例としては以下のような症状です。

1のアフタ性の炎症は、一番多くみられる口内炎として知られていますが、何度も繰り返されると7のベーチェット病の疑いが出てきますし、6のヘルペス性の口内炎で喉だけに炎症が出来た場合は、喉風邪とそっくりな症状が出ています。

大人には見慣れた感のある口内炎ですが、赤ちゃんや小さい子の口内炎は食欲がなくなる事が多く、時間が経つほど水分や栄養が不足していき、危険な状態に陥りやすくなります。

まとめ

口内炎は1週間から10日前後で治るものと言われており、市販の薬も多くあります。塗り薬、シールの様に貼るタイプの物、うがい薬、飲み薬、スプレー式の薬、ステロイド軟膏、などなどたくさん販売されています。

薬剤師さんに相談する事は出来ますが、残念ながら今のところは診察して貰う事は出来ません。

月齢に合った害のない薬を選んで頂いたとしても、もしも、症状と薬が合っていない物だとしたら、赤ちゃんやお子さんのツライ時間を長くしてしまうだけですし、大変な事態にもなり兼ねません。

出来るだけ早い段階で医師の診療を受ける事で治りも早くなり、また元気な赤ちゃんやお子さんと安心して楽しい時間が過ごせるのではないでしょうか。

病院に行く事は、それだけでお金も時間も体力も使いますが、赤ちゃんを守る一番の手段ではないでしょうか。

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林田りんだ

林田りんだ

1963年生まれ AB型

就職をせずに自営業から自立をスタート。
心は20歳ですが誤算なのか?ライター歴は22年です。
主に医療、心療、児童心理について書かせて頂いております。
出産、育児では
高齢出産 帝王切開、吃音、痙攣癖などを経験しました。

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