泥汚れスッキリ!子どもの運動靴&服の汚れをキレイに落とす洗い方

運動靴 育児

お外遊びが活発な季節になりました。元気いっぱいに遊んでくる姿を見るのは嬉しいけれど、帰ってきたときに幻滅するのが運動靴と服の汚れ!

白系の体操服は落ち込み度合も高く、運動靴は足の成長が早いこともあって何足もないところへ汚れがひどいと溜息もでます。

できることならば触りたくない泥汚れですが、ここでプロの技を拝借しつつ!?効率よくキレイにする洗い方を伝授します。

結論から言うと、やはり洗い方にも手間をかけなければどんなに洗浄力が優れた洗剤を使っても、納得のいく仕上がりは期待できないことが多いものです。

面倒くさいかもしれませんが1度やるとそんなに手間に感じませんので、是非チャレンジしてみてくださいね。

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泥まみれの靴をキレイにする方法!

泥のついた運動靴をキレイにするときに絶対やってはいけないことがあります。それは・・・。

  • すぐに洗わないこと
  • 水につけないこと

洗剤を薄めたお水のなかに汚れた運動靴をそのまま浸けおきしたり、応急処置的な手段で水道でジャーと水をかけて汚れをとしたりしていませんか?

実はこの作業は増々泥汚れを落ちにくくする行為なんです!

泥は手で触ってみるとよくわかりますが、乾燥していると手につきにくくて払うだけで取れますよね。

逆に水分を含んでドロドロしていると付着して触ると汚れが広がります。

手だと水で洗えば簡単に流せますが、繊維質の集合体である服や運動靴の場合はさらっと泥が流れないでどんどん繊維層の奥まで入る込んで染みこんでしまうのです。

外遊びでは地面を蹴って、湿り気のある土が付くので同じような原理で汚れも酷くなります。

そこで、泥の性質を利用します。土は水を含むと泥になり、乾けば付着しにくい。

ということで・・・。次のように洗う手順を進めていきましょう!

洗い方の手順

手順1.すぐに洗わないで干しておく

まずは風通しの良いところで靴を干して、十分に運動靴を乾燥させます。

湿っていると色が濃かったドロも、乾くと白っぽくなって泥汚れも目立たない感じになります。

手順2.乾いた泥を叩いて払う

運動靴の底を合わせるように左右で持って、底同士で拍手するようにパンパンと叩き大まかな泥汚れを払います。

気をつけないと目に飛んでくるので、両手を出来る限り遠くに伸ばして顔を下に向けて払いましょう!

横の部分にも付着しているときには、今度は靴底を下にして左右のソールの内側をコツコツと合わせるようにして振動を与えて泥を払います。

運動靴の中のザラザラ砂も出すのを忘れずにしましょう。

手順3.古歯ブラシで泥汚れをさらに落とす

続いては細かな部分での乾いた泥払いです。使い古した歯ブラシで縫い目などに入り込んだ泥をかき出します。

マジックテープなどの綿ファスナー部分や、メッシュ素材は台所用のナイロンスポンジの目の粗い方で払うとうまく泥が落とせますよ。

粘着テープでペタペタほこりを取るようにするとミシン目も綺麗になります。

ワンポイント
靴は洗っても乾くのに時間がかかり、洗い替えがないときは困ります。

大体この手順3までで、見た目は十分にキレイになるので洗わなくても大丈夫です。またすぐに汚してしまうし、ママの手間も省けます。

私は中敷きを百均で買ってきて、とりあえずは中敷き交換をして洗わずに乗り切っています。そして週末の時間が空いた時にジャブジャブ洗います。

手順4.固形石鹸で洗う

色々試しましたが、子どもの運動靴を洗うのには衣類用の液体洗剤よりも衣類用の固形せっけんが一番です。

直接塗り込むので石鹸分が汚れをからめとってくれます。

靴用の固形石鹸もありますが、お勧めは衣類にも使える多用途の固形石鹸です。

個人的にはウタマロ石鹸がオーソドックスで、クレヨンなどの油性の汚れもかなりうすくします。

ウタマロ石鹸

ウタマロ石鹸
出典:amazon.co.jp

洗い方のコツはいったんぬるま湯に浸してから、固形石鹸を汚れた部分に塗るようにつけること。

そこで、今度は洗い用に用意した使い古した歯ブラシで擦っていきます。細かく歯ブラシを動かす様に洗うと綺麗に落ちやすいですよ。

メッシュ素材は毛先が引っ掛かって毛羽たちやすいので、手順3と同様にナイロンスポンジで洗うと化繊の力が熱と摩擦を防ぐので洗いやすくなります。さいごによくぬるま湯ですすぎ洗いします。

[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”huji.png” name=”やすのさん”] バケツにぬるま湯を入れて靴を泳がせるようにすすぐのがポイントです![/speech_bubble]

手順5.干す

両手を使ってキュッと絞るように水気を落として、お外で干しましょう。

壁に立てかけて干す方法などありますが、水切れが悪くて乾くのに時間がかかります。

洗濯竿にひっかけて吊るして干すと、風の通りが均等になって割合と早く乾きます。

靴干し

我が家の靴干し光景です。靴専用のハンガーを使っています。

このハンガーはとても便利で、連結できるので干す場所がコンパクトになります。

フック部分が大・小と二つあるので、風の強い日はフックの小のほうで物干し竿にかけるとグリップ力が強くなり飛んで行きません。

シューズハンガー

シューズハンガー
出典:amazon.co.jp

ワンタッチで角度を変えられるので均等に靴が乾きそうです。上履きはとくに乾きにムラがあるので魅力的ですね!

靴乾燥機

靴乾燥機は場所を取りますがあると便利です!結婚式の引き出物のカタログでいただいたものですが、梅雨時はとくにフル活用!

小学校3年生ごろになると長くつを履きたがらなくなって、雨降りの日も運動靴で学校に行ってしまいます。

少し場所をとりますが雨降りで濡れた運動靴なら30分ぐらいで乾きます。

男の子だととくに足の臭いがきついので、乾燥機をかけると臭いもすっきりとれて我が家では非常に有難い存在になっています。

泥汚れの付いた服をキレイにする洗濯術

続いては服の泥汚れ。まるで染めたように染みこんでいるので取るのに悪戦苦闘です。運動靴よりも繊細な生地は、洗い方は同じようで少し丁寧さがアップします。では、やってみましょう。

洗い方の手順

手順1.表面の汚れをブラシで払い取る

繊維を傷めてしまうのでなるべく衣服専用のほこり取りブラシなどの、毛先が柔らかなブラシを使って表面についた汚れをかき出す様に払い取ります。

染みこんでいるようで、意外にやってみるとパラパラ砂のような粒が取れるのがわかります。子どもがいると消耗品化するので、百均のものを使うのがお約束ですね。

アートブラシ社製 洋服ブラシ×eco

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出典:amazon.co.jp

少しお値段はしますが、パパのスーツなどデリケート素材の服にも使えそうです。

手順2.ぬるめのお湯に浸す

繊維は40℃ぐらいのお湯に浸けると、蜜になった繊維が緩むように柔軟性が出て付着した汚れが落ちやすくなります。夏場のお風呂ぐらいの温度です。

洗濯バケツにお湯を入れたら服をしっかり浸すように入れて、5分ほど待ちましょう。

手順3.洗濯用固形石鹸を塗り込む

汚れた箇所に直接、靴洗いと同じ要領で洗濯用の固形石鹸を塗りこみます。

石鹸を濡らしてから塗るようにすると石鹸の粘性が高まって汚れの吸着がパワフルになります。

[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”huji.png” name=”やすのさん”] 少し力を入れて繊維の奥まで届くようにイメージして塗るのがポイントです。[/speech_bubble]

手順4.揉み洗いする

手洗いのメリットは揉み洗いができるので繊維の奥の汚れを絞り出すように追いやることができるところです。

一度バケツのお湯を流して、汚れた部分をパンをこねるように揉み洗いします。手のひらの付け根をつかうと力が強く入ります。

小さな汚れの場合は汚れの面に対して両手で持って、生地と生地をこすり洗いするようにしてもキレイになります。使い古した歯ブラシで擦るのも効果的ですよ!

手順5.水ですすぐ

揉み洗いできたら、一度たっぷりのお水の中でユラユラさせるようにすすぎます。

できればこのときもお湯が良いです。終わったら、いつものように洗濯機で服をあらいましょう。

ワンポイント
洗濯機で洗うときには洗濯ネットに服を入れましょう。以前テレビでやっていましたが、ネットに入れた方が汚れが落ちやすいのだそうです。

そして、干すときには平らな所において、手のひらで叩くようにプレスすると衿まわりや袖口がよれずにピッしと整います。

こうして洗い方についてみていくと、頑固な汚れには手間をかける大切さが必要なのがよくわかります。

子どもがいると、ましてや仕事があると時間をかけるのが億劫ですが、成長とともに何かとお金もかかる時期ですしサイズもすぐに変わるので、洗い方をマスターしてお手入れで状態をよくしておきたいですね。

スタックストーオンバケットL

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出典:amazon.co.jp

ソフト素材で洗いやすいバケツです。蓋つきなので洗濯小物を収納できて便利です。