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逆子とはどんな状態なの?原因は?繰り返すこともあるの?

 2016/05/23 妊娠
この記事は約 6 分で読めます。

「逆子」と聞くと、どんなイメージを抱くでしょうか。逆子=帝王切開を思い浮かべてしまい、不安を感じる人も多いかもしれません。また、具体的にはどのような状態を逆子と呼ぶのか、詳しくは知らないという人もいるでしょう。

そこで今回は、逆子とは、お腹の中で赤ちゃんがどういう姿勢でいる状態なのか、他にも、逆子の原因についてや、繰り返すことはあるのか、といった内容もまとめています。

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逆子とは?どんな状態なの?

胎児

お腹の中で、足やおしりを下にしていたり横向きになっている状態の赤ちゃんを「逆子」と呼びます。正式には「骨盤位」と言います。

ちなみに出産時期が近づくと、お腹の赤ちゃんは頭を下に移動させます。これが正常な状態で、「頭位」と呼ばれています。

産まれる時に体の中で一番大きな頭の部分から産道を通過するため、このような姿勢になります。つまり、正常な頭位とは逆に、足やおしりが下を向いているのが逆子ということになります。

実は妊娠中期まで、多くの赤ちゃんはいろいろな向きを向いています。週数の少ない赤ちゃんはまだ体が小さいので、お腹のなかでくるくると動き回っているのがその理由。そのため、妊娠中の約半分の人が、産婦人科で「逆子です」と診断されるそうです。

でもあまり心配はいりません。28週を過ぎるころには赤ちゃんの頭も大きくなり、重力も関係して頭を下にすることがほとんど。

妊娠の週数が進むにしたがって、逆子の割合は減っていきます。実際、出産時までに逆子状態のままなのは3%~5%程度です。

逆子の種類

赤ちゃんの姿勢によって、逆子にもいくつか種類があります。

単臀位(たんでんい)

おしりが子宮口に向いていて、足は上に伸ばしている状態。

複臀位(ふくでんい)

おしりが子宮口に向いていて、膝を曲げている状態。体育座りのような姿勢。片膝だけを曲げている場合も。

全膝位(ぜんしつい)

立て膝のような姿勢で、膝が一番下になっている状態。両膝を曲げている場合と、片膝だけを曲げている場合とがあります。

全足位(ぜんそくい)

足を伸ばして立っているような状態。

逆子での出産

もし逆子のまま出産時期を迎えた場合は、帝王切開をすることが多くなります。なぜなら、逆子の状態での自然分娩は危険が大きいためです。

逆子だと、体の中で一番大きい頭が最後に出てくることになります。すると、頭が骨盤に引っ掛かってしまう可能性が高くなります。

あまり長時間頭が引っ掛かったままの状態だと、赤ちゃんが呼吸できなくなり、後遺症が残ってしまうようなことも。そのため、帝王切開が判断されるのです。

ただし、赤ちゃんの姿勢によっては自然分娩での出産が可能な場合もあります。

逆子になる原因は?

頭を抱える妊婦さん

実は、逆子の原因は医学的にはあまり明確になっていません。ここでは、原因だと考えられている説や傾向をいくつか紹介します。

多胎妊娠

双子や三つ子など、多胎妊娠だと逆子になることが多いようです。子宮の中に複数の赤ちゃんがいると物理的に子宮内のスペースが狭くなり、思うように動けず、頭を下にすることができないと考えられています。

子宮の問題

子宮筋腫や骨盤の腫瘍などが原因で子宮内が狭くなっていると、赤ちゃんの頭が下に向かないことがあります。多胎妊娠と同じように、思うように動けないからです。他にも、生まれつきの子宮の奇形などの場合も、逆子になりやすいようです。

羊水量の異常

羊水の量が多すぎる場合も、逆子になることがあります。羊水が多すぎることで、頭を固定しにくいのではと考えらえています。

生活環境など

お母さんが次のような生活環境や体の状態の場合、逆子になりやすくなります。医学的な根拠は明確ではありませんが、何らかの因果関係があると考えられています。

冷え

お腹が冷えていることで、赤ちゃんが頭を下に置きたがらないので逆子になってしまうようです。

ストレス

ストレスを感じるとお母さんの呼吸が浅くなります。すると赤ちゃんは頭を上部(横隔膜の下)に置いていても苦しくないので、頭を下にしたがらないのではと考えられています。

また、ストレスにより血流の滞りが起こり、子宮周辺が固くなり、赤ちゃんが動きにくくなるという説もあります。他にも、猫背、運動不足、座りっぱなしなどが逆子になりやすいと言われています。

逆子は繰り返すこともあるの?

悩んでいる女性

逆子を繰り返す、ということは意外によくあることのようです。1章でも触れたように、週数が少ないうちの赤ちゃんはお腹の中でくるくると動き回っています。また、週数が進んでからもよく動く赤ちゃんもいます。

そのため、一度逆子と診断されてその後逆子が治ったとしても、また動いて逆子になってしまう…というのは珍しいことではありません。

赤ちゃんが少し小さめだったり、子宮のスペースに余裕がある場合に逆子を繰り返すことが多いようです。また、良く動くという赤ちゃん自身の個性もあるでしょう。

いくら逆子を繰り返したとしても、最終的に出産時に逆子が治っていれば問題はないと言えます。

まとめ

多くの場合、逆子は治ります。そう聞いて、安心した人も多いでしょう。病院によっては、逆子体操やお灸など、逆子改善の指示をしてくれるところもあるようです。

ちなみに、もしも出産時まで逆子が治らず帝王切開となった場合でも、医学の進歩により手術自体は何も心配することはありません。逆子であっても無事に出産できることがほとんどです。

そのため、もしも逆子と診断されてもあまり不安に思わず、ゆったりと妊娠生活を送ってくださいね。

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YU

YU

編集プロダクション勤務を経て、OA機器のマニュアル編集に従事。

2人目妊娠中に退職し、現在は育児や美容系のフリーライターとして活動中。
音楽、漫画、歴史、ファッション…… 趣味は雑食。

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