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産後の外出はいつから?後遺症などの心配は?状況別の注意点まとめ

 2016/09/19 健康
この記事は約 13 分で読めます。
散歩しているママと赤ちゃん

出産を終えたあとの産褥期であっても、家庭や仕事の状況によっては外出しなければならないことがあります。また、気分転換に少しでいいから外を散歩したい時もありますね。

外出はいつからできるのか、体への影響はないのかなど、産後の外出に関する気になる点をまとめました。

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産後の外出はいつからできるの?

歩いているママと赤ちゃん

一般的に、一ヶ月検診からできるようになります。

赤ちゃんやお母さんの体の状態をチェックする一ヶ月検診。この一ヶ月検診を受けるための通院が、赤ちゃんにとって初めての外出となるご家庭も多いです。

お母さんの体は、個人差はありますが産後4週間目から普段どおりの家事ができるほどに回復します。そのため、産後一ヶ月であれば、母体に大きな負担をかけることなく赤ちゃんを連れて外出できるのです。

産後二週間から

中には産後二週間ほどで、すでに外へ連れて出かけた方もいます。

一ヶ月より早く外出した方の体験談によると、

  • 上の子の通院で外出した
  • 母乳のトラブルで産婦人科に通った
  • 赤ちゃんがまだ入院していたので面会へ行った

というように、必要にかられての外出がほとんどです。また、家事や育児などで頼れる人がおらず、仕方なく買い物に行ったという意見も。

しかし、産後二週間で外出をされた方のほとんどが、「できるなら一ヶ月は安静にしたほうがいい」という考えでした。できることなら必要のない外出はしないほうがいいと言えますね。

どうしても外出したい・しなければならない時

家にこもりきりだとストレスを感じてしまう人は、赤ちゃんが寝ている間に少しだけ家の周辺を散歩するのもよいでしょう。

ただし、産後一ヶ月が経つまでは、体は回復していません。外出時間は10分、長くても30分までにとどめ、できる限り歩き回らないよう気を付けましょう。

上の子がいる時

上の子がいると、どうしても外出が必要になる場面がありますね。できる限り家族にお願いするか、児童家庭センターやファミリーサポートなどを利用しましょう。

もし上の子と一緒に赤ちゃんも外出しなければならない場合は「産後の外出で注意したい事は?」の項目を参考に外出されてください。

産後の外出が早いと何か後遺症などリスクの心配は?

ストレスを抱える女性

産褥期にしっかり休まないと後に響くと言われていますが、実際にどのようなリスクがあるのでしょうか。

マタニティーブルー

マタニティーブルーズと呼ばれることもある、心の不安定な動きです。なんとなく気分が落ち込んだり、急に涙が止まらなくなったり苛立ったり、情緒不安定な状態を示します。

産後3週間ほどでホルモンバランスが安定するため、そのころには解消されることが多いです。

産後うつ病

マタニティーブルーの症状が悪化し、うつ病となってしまった状態です。好きなことに興味が持てなくなったり、過食・拒食気味になったり、自分ばかりが悪いと思うようになります。

育児に関する不安やプレッシャーなどによって発症し、家事や育児をがんばりすぎてしまう人ほどなりやすいとされています。

産後精神病

産後うつ病が悪化し、より深刻になった状態が産後精神病です。不眠、不安、焦燥感からの幻覚や幻聴を体験したり、錯乱することもあります。場合によっては暴力的な言動に走ってしまうため、子供や配偶者への暴力が懸念されます。

産後精神病になってしまうケースは少ないですが、思いつめすぎると発症する恐れがあり、早い段階からのカウンセリングが必要です。

血栓性静脈炎

静脈の中に血栓ができることで、血管を細くしたり詰まらせたりし、静脈やその周辺が炎症を起こす症状です。血栓があるところには以下の状態が見られます。

  • 痛みがある
  • 触ると痛む
  • 熱を持っている
  • 腫れている

産褥期は下肢の血流が滞りがちになるため、こうした血管や血流のトラブルが起こりやすくなっています。

子宮復古不全

産後、子宮は5週間ほどで妊娠前の大きさに戻ります。しかし戻らなかったり、戻るのに時間がかかるのが子宮復古不全です。

産後一ヶ月ほど続く悪露(おろ)と呼ばれる出血があり、通常の悪露は一ヶ月かけておりもののような状態に変化し、落ち着いていきます。しかし子宮復古不全の時は、赤褐色の悪露が長く続いたり、大きな塊のような状態で出血が起こることがあります。

他には発熱や感染症や子宮の痛みといった症状が見られる場合もあり、注意が必要です。

その他

腰痛の女性

骨盤の歪み

産後は骨盤が開いており、徐々にもとに戻っています。しかし戻りきらないうちに無理をしてしまうと、骨盤が歪む原因となり、様々な体のトラブルを引き起こす恐れがあります。

頭痛や腰痛

骨盤が歪むことで引き起こされるのが、頭痛や腰痛といった症状です。産後しばらくは大きな影響はありませんが、子供が成長して症状が出ることが多いです。

めまい

産前はめまいがなかった人でも、産後休まずにいると血液を作ることが追い付かず、頻繁にめまいを起こすようになります。しっかり休み、出産によって失った血液を取り戻しましょう。

冷え

めまいと同じく、出産により大量の血液を失ったことで起こります。冷えはホルモンバランスの乱れにもつながり、結果としてマタニティーブルーなどの原因となりますので、休息と同時に衣類やエアコンなどによる体温調節が必要です。

更年期障害への影響

骨盤が元に戻りきっていないと加齢により筋力が衰えた時に、尿漏れや臓器が下がる原因となってしまいます。他にも姿勢が悪くなる、太りやすくなるといった様々な弊害があり、産褥期に休むことの重要性がうかがえますね。

産後の外出で注意したい事は?

ひとりで出かける時

日傘をしている女せk

移動は短時間で済ませる

移動時間はできるだけ短く済むよう気を付けましょう。移動に時間を取られてしまうと、目的地に到着するころには体調を崩してしまった…ということになりかねません。

まだ回復しきっていない体のためにも、移動時間はできれば15分以内で済ませたいですね。

車の運転は控える

集中力を必要とする運転は、産褥期には体力を大きく消耗します。貧血を起こす可能性もあるため、移動は公共機関を利用するのがいいでしょう。

運転をする場合は家族に付き添ってもらい、身近なスーパーやコンビニなどから少しずつ体を慣らしていきましょう。

体調のいい時だけ外出する

産褥期には、いつどのような体調の変化があるかわかりません。少しでも体調に違和感があれば、外出の予定は次にまわして家で休んでください。

どうしても外出しなければならない時は、必ず誰かに付き添いをお願いしましょう。

休憩時間を確保する

15分歩いたら5分休憩する、というように、必ず休憩時間を確保しましょう。外出は思っているより体に負担のかかる行動です。

まだまだ歩ける気分の時でも、見えない疲労が蓄積していることを忘れずに。

重い荷物を持たない

産褥期には、赤ちゃんより重いものを持ってはいけません。買い物の際は、荷物を持ってくれる男性の付き添いがあるといいですね。

紫外線対策を行う

妊娠中と産後の体は、ホルモンバランスの影響で肌が日焼けしやすくなっています。日焼けしやすいということは、シミやそばかすもできやすいということです。

日焼け止めや日傘やストールなどで、UV対策をしっかり行いましょう。

動きやすい服装と靴を心がける

体を締め付けないゆったりとした服を着て、歩きやすい靴を履くことで、体への負担を軽くすることができます。バッグもできるだけ軽い素材のものや、肩や腰への負担が軽減されるものがよいでしょう。

母乳パッドを付ける

母乳で育てていると、外出中に母乳が漏れ出すことがあります。母乳の出に合わせた吸収量のパッドを忘れず付けておきましょう。

赤ちゃんと一緒に出かける時

散歩しているママと赤ちゃん

服装で体温調節

赤ちゃんは、まだうまく体温を調節することができません。暑がったり寒がったりしていないか、場所が変わるごとに様子を見て服装で調節してあげましょう。

室内外の気温差などにも注意し、出かける際は上着やバスタオルを一枚持っていくのがおすすめです。

あまり直射日光に当てない

赤ちゃんの肌は非常に敏感で、日焼けしてしまうと炎症や乳児湿疹につながることもあります。お母さんはもちろん、赤ちゃんも一緒にUV対策を行い、母子ともに日焼けしないよう注意しましょう。

過ごしやすい時間帯を選ぶ

赤ちゃんは環境によって体調を崩してしまいがちです。夏であれば日差しの強い時間帯、冬であれば冷え込む時間帯などは避けてください。その時期で最も過ごしやすく、風の強くない時間帯の外出がいいでしょう。

人の多い場所は避ける

人の多い場所には、風邪をはじめとする様々なウイルスがあります。大人なら影響を受けないものであっても免疫力の低い赤ちゃんは感染しやすいため、注意しなければなりません。

また、人の多い空間では赤ちゃんが刺激を受けやすく、体調を崩す原因になりがちです。ショッピングモールやイベント会場は避けましょう。

帰宅後はしっかり休ませる

帰宅後は静かな場所で休ませてあげましょう。家の中でも外のように騒がしい状態が続いていると、安心して眠ることができず、夜泣きや癇癪などにつながることもあります。

バスや電車内で長時間泣き止まない時は降車する

バスや電車などの公共機関を利用した時、赤ちゃんが泣きだしてしまうことがあります。そんな時は、一度降りて赤ちゃんが落ち着くまで待ちましょう。

大人にとっては当たり前の場所も、赤ちゃんにとっては怖い場所です。移動には時間をかけて、運賃も余裕を持って準備しておくと安心ですね。

授乳室などの場所を把握しておく

妊娠前に通い慣れた場所であったとしても、産後、授乳室がどこにあるかわからないことがあります。出かける前に、行き先や周辺の授乳室はどこか把握しておくといいでしょう。

まとめ

一ヶ月検診までは、外出はできる限り控えるのがいいでしょう。それでも外出したい・する必要がある時にはご家族に相談し、付き添ってもらえると安心ですね。

自分の体と赤ちゃんを大切に、無理をせずお過ごしください。

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イシグロてぬ

イシグロてぬ

福岡で妊活中の主婦ライター兼イラストレーター。
医療機関での勤務経験をもとに、妊娠・出産について執筆中。

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