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胎児ドックとは?受けると何がわかるの?費用はいくらくらいなの?

 2016/04/26 妊娠
この記事は約 6 分で読めます。

妊娠すると、月に数回の妊婦健診が楽しみな反面、元気に育ってくれているかな?と心配になりますよね。羊水検査や絨毛検査は、リスクの心配や金銭的負担を考えるとなかなか踏み切れないという人も多いと思います。

今回は、羊水検査などよりも気持ち的にも金銭的にも検査を受けやすい、胎児ドックについての情報をまとめました。

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胎児ドックとは?必要なの?

医者

胎児ドックとは、超音波診断装置を使ってお腹の中の赤ちゃんの状態を見ることで、赤ちゃんの先天性異常の可能性を診る検査です。あくまで確率を診る検査で、確定診断ではないので注意してください。

胎児ドックのメリットは?

胎児ドックが広まるまでの出生前診断といえば、羊水検査が主流でした。

この羊水検査は直接細い針を刺し、羊水を採取する検査方法の為、早産や流産を引き起こす可能性があります。更に、病院にもよりますが金額も15万ほどかかるので、なかなか手を出しにくい検査でした。

胎児ドックは超音波診断装置という、妊婦健診でも用いられるエコーを使っての検査なので、母体にもお腹の中の赤ちゃんにも影響がないので安心して受ける事ができます。

検査結果も、羊水検査では3週間ほどかかる事がありますが、胎児ドックは数日で結果が分かります。

必要性は?

先天性異常が見られる赤ちゃんは、約4%と言われています。もし、お腹の中にいる時に異常に気付けず、専門的な治療ができない産院で出産となると、赤ちゃんの命に関わる可能性もあります。

胎児ドックを受けると先天性異常の確率が分かるので、NICU(新生児特定集中治療室)のある病院に転院したり、出産後に受けられるサポート等を事前に調べて準備しておくことができます。

両親の心の準備ができるという意味でも、少しでも不安がある場合は受けておくという人が多いようです。

胎児ドックを受けると何がわかるの?

医者

胎児ドックでわかるのは、ダウン症、18トリソミーや13トリソミーといった染色体異常の確率です。また、胎児ドックを受ける前には医師のカウンセリングがあり、検査の方法などの詳しい説明があり、理解を深めた上で検査を進めるという病院がほとんどです。

具体的にどのような内容の検査をするのかを詳しく説明します。

初期胎児ドック

検査の時期は11週~13週頃で、赤ちゃんの頭殿長が45mm~84mmに成長した頃が適しています。

主に計測されるのは次の4項目です。

NT(後頚部)の厚さ

通常より分厚いと、ダウン症や心疾患の可能性が高くなります。

厚さ4.5mm~5.4mmの場合の染色体異常の確率は33%、厚さ6.5mm以上の場合の染色体異常の確率は65%と言われています。

鼻骨

鼻骨が確認できなかったり低形成の場合、ダウン症の確率は60~70%、18トリソミーの確率は50%、13トリソミーの確率は40%と言われています。

静脈管血流

心臓までの血管の流れを確認し、逆流している場合は染色体異常の可能性が高くなります。

三尖弁の血流

心臓の右心房から右心室への血流が逆流している場合は、染色体異常の可能性が高くなります。

中期胎児ドック

検査の時期は19週~22週頃が適しています。

初期と同様に超音波診断装置を使用しますが、初期よりも赤ちゃんが成長しているので細部までエコーで細かく診る事ができます。

外的発育

胎児の大きさをはじめ、形成の異常などを診ます。

内的発育

血管や 脳、内蔵などの発育状態と異常を診ます。

病院によっては3D、4D超音波診断装置を使用し、時間をかけて胎児の動きなども注意深く診てもらえます。

なんらかの異常が確認できた場合は、赤ちゃんの生後の治療が速やかに行えるように、医師と転院などの相談もします。

後期胎児ドック

中期の胎児ドックの内容に加えて脳のシワを診る事で、脳の発達状態を確認する事ができます。

胎児ドックの費用はいくらくらいなの?

お金

検査に使用するのは通常の妊婦健診のエコーと同じ装置ですが、検査の内容が細かいので通常のエコー検査よりも費用がかかります。

病院によって様々ですが、1回につき2万円~4万円ほどで検査してもらえます。

ただ、全国的に見ても胎児ドックを行っている病院はまだまだ少ないので、その病院でも予約が取りにくい状況になっています。

妊娠中期を過ぎてから悩んで胎児ドックを受けるとなると、適している期間に受けられない場合もあるので、早めに胎児ドックの予約を取るのがおすすめです。

助成券

胎児ドックは保険、医療費控除共に対象外となっていますので、実費で検査を受ける必要があります。

ですが、自治体によっては妊婦健診で使用する助成券が使用できる場合がありますので、各自治体と病院に確認しましょう。

まとめ

胎児ドックは非確定診断なので、あくまで染色体異常の確率が分かるだけで確定ではありません。

心配な場合は、確定診断であるクアトロ検査や羊水検査とセットで受けるという方法もあります。

どうして胎児ドックを受けたいのか、異常が見つかった場合の事も考えて納得した上で、胎児ドックを受けるようにしましょう。

関連記事妊婦健診で初回にかかる費用は?必要な持ち物は?検査内容は?

関連記事妊婦健診の補助券に関する疑問まとめ(余ったら?いつから?など)

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