言葉もだいぶ話せるようになり、コミュニケーションがとれて色んな遊びができるようになる2歳。部屋で様々な遊びを通してお子さんと楽しく過ごしていきましょう。
ここでは保育園でも遊んでいるものや座ってお子さんがじっくり遊べる工夫など様々な遊びをご紹介致します。
室内遊びの環境作り
雨の日や少し風をひいていてちょっと外出は厳しいなあという日など、室内で過ごす時間は子どもにとって多いもの。
そんな時、室内で遊べる環境を作るのも大切です。ここでは遊べる環境を作るポイントをご紹介いたします。
遊びの環境を整える
保育園や幼稚園では登園した時に子どもが遊びに入っていけるようにおもちゃを子どもが遊びやすい場所に置いておき、様々な工夫をしています。
例えば、まだブロックで車を作るのが難しい2歳児の場合、途中まで作り、あと一つブロックを入れれば車が出来るようにしておくなど、子どもが遊びに入る前に環境を設定しておくのです。
そういった環境はもちろん家庭内でも作ることができます。
おままごともキッチンにお皿を並べておいたり、包丁とおもちゃの果物を近くに置いておいてすぐに遊べるように整えておくと子どもがパッと遊びに入れる環境に早変わりするもの。
もちろん、最初から遊び方が上手な子もいますが、こういった工夫をすることで遊びが広がる子もいます。
ぜひ試してみてくださいね。
子どもがどんな遊びが好きなのかを知ること
子どもの性格が様々なようにその子にとって夢中になる遊びも様々です。車が大好きな子もいれば、ごっこ遊びが大好きな子、折り紙が好きな子などその子によって好きな遊びも違うものです。
色々な遊びを通して、お子さんがどんな遊びを好きなのか、知ることも室内遊びの中で大切なことです。
かといっておもちゃをたくさん用意してどれに興味があるのか確認するというのはなかなか予算的にも難しいもの。
そんな時は児童館の子育てサロンや幼稚園などで解放日等を活用をお勧めします。様々なおもちゃが置いてあり、子どもは自分の興味のあるものに向かっていきます。
自分で簡単に作れるおもちゃなども置いてある場所も多いのでぜひ利用してみてくださいね。
遊び道具
とってもお勧めの遊び道具の一つとしてペットボトルがあります。
ビーズなどを入れれば楽器に変身、飲み口のところを二つ合わせてビニールテープで巻いてコロコロ転がせるおもちゃに変身。ぜひ、ペットボトルを活用して楽しい遊び道具を作ってみてくださいね。
また、2歳といえば手先も器用になってきてママのお財布が好きな子どもも多いものです。しかし本物のカードやお金を使ってしまったら、ママとしてはちょっと困ってしまいます。
私も作ったのですが、お勧めはおもちゃのお財布を作ること。いらないカードやおもちゃのお金を昔使っていた長財布に入れて置いておくと子どもは入れたり出したりして繰り返し遊んでいました。
ママのお財布が好きな子にはぜひ作って活用してみてくださいね。
関連記事:元保育士ママお勧め!2歳児が楽しめる室内遊び~身体を動かす遊び編
お子さんと楽しめる遊び~製作~
お子さんと座ってじっくり遊ぶものといえば、ブロックやごっこ遊び、様々なものがありますが、
こでは製作できるものを中心にご紹介。一つのものを一緒に作ることでお子さんと楽しく過ごしていきましょう。
色んな素材を楽しんで
製作といえば折り紙といった紙を使った製作を楽しむ方が多いと思いますが、その他にも様々な素材を使って作ることを楽しみましょう。
石を楽しむ
お散歩でまず色んな石を集めておきましょう。形も色も何でも良いので、集めるというだけで子どもはなんだかワクワクするもの。
集めた石を水につけてみると色が変わったり、色んな遊びに使えます。色を塗ったり、絵を描いてみたり。様々な遊びに活用できるのでぜひ色んな石を集めてみてくださいね。
実や枝など自然のものを楽しむ
どんぐりやまつぼっくり、枝など様々なものを拾って遊びに大活用。色を塗ったり、画用紙に貼ったり、ペットボトルに入れたり、出したり・・・色んな遊びに使えます。
段ボールを好きな形に切ってボンドで色んなものを貼ると簡単な壁飾りもできちゃいます。ぜひ楽しんでみてくださいね。
フィンガーペイント
まだ筆を上手に使えない2歳児でも簡単に楽しめるフィンガーペイント。紙皿にのりと絵の具を2:1の分量で混ぜ合わせたものをお皿に置いていきます。
3色ぐらい用意し、紙に好きに絵を描いてもらいましょう。手形をつけたり、色を混ぜて違う色を作ったり、ぜひお子さんと一緒に楽しんでみてくださいね。
関連記事:保育士経験者が選ぶ!2歳児向けのおすすめ絵本14選
まとめ
お子さんと室内の遊びを楽しむことでお母さん自身も子どもの成長を感じる場面も多くなっていきます。
様々な遊びを通してお子さんとのコミュニケーションを大切にしていきましょう。
→ 幼児のうちから色々な経験をさせてあげたいとお考えの親御さんへ
イラスト by hiro