冬のエアコンつけっぱなしによる赤ちゃんの影響は?設定温度&使い方

エアコン育児

赤ちゃんがいる家庭での温度調整に関しては「エアコンが一番安心で快適だ」と言う声が多く集まります。

最近ではとても機能性の高いエアコンも多く発売されていますが、赤ちゃんにとって本当に害がないのか、何か問題が起こらないのかなど健康面などの影響って気になりますね。

特に冬の時期に使うエアコンについて、つけっぱなしの利用は健康面で何か影響はないのか、設定温度の目安やおすすめの使い方についてまとめました。

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冬のエアコンつけっぱなしで赤ちゃんに何か影響あるの?

新生児

冬のエアコンをつけっぱなしにすることで、赤ちゃんに起こる健康面での3つ悪影響についてです。

乾燥する

エアコンの暖房機能を付けっぱなしにしておくことで、まず気になるのが乾燥です。ただでさえ乾燥する冬場の気温が、エアコンを付けることでより湿度が下がってしまいます

寝る前に、赤ちゃんのベットの近くに濡れタオルを干す、加湿器を併用するなどして対策をするとよいです。

ウイルスによる感染

エアコンの内部にはカビが溜まりやすく、エアコンの中にはびっしりとカビが溜まっていることがあります。

そんな悪い環境のエアコンを何も知らずに使ってしまうと、送風機能で部屋中にカビやハウスダストを撒き散らしてしまっていることがあります。

そんな環境を1日付けっぱなしにして作り出すことで、喉の不快感、風邪、そして喘息の引き金となりかねません。

温度調節が出来ない

寝ている間は布団の中にすっぽりと納まっているので、布団の中の温度だけでも寒い思いをすることなく快適に過ごすことができます。

むしろ暖房をつけたままにしておくことで、布団を蹴り飛ばせない新生児は、体温が上がりすぎて汗をかいたりします。

またバタバタと動ける月齢になれば、暑さで布団をどかしてしまって、逆に寝冷えの原因になってしまいかねません。

冬のエアコンで赤ちゃんがいる場合の設定温度は?

ママと赤ちゃん

冬のエアコンの設定温度は夏と同じではありません。冬にも適切な設定温度があり、しっかりと赤ちゃんにとって快適な生活環境を作ってあげるべきです。

冬の設定温度は18度~20度

赤ちゃんは自分で体温を調節する事が難しいので、室温は常に一定に保っておくべきです。

夏は26度~28度が適温と言われていましたが、冬は厚手の布団をかけているのでそんなに温度を上げる必要はありません。

大人が少しひんやりと感じるくらいが赤ちゃんの適温ですし、18度くらいの室温であれば布団の中は十分暖かいので洋服の重ね着や靴下を履かせるなど、必要以上の厚着の必要はありません。

冬の湿度設定は55%程度

エアコンで湿度の設定も出来るのであれば55%ほどに保つといいです。

湿度の幅の目安は40%~60%程度で、低すぎれば乾燥が気になりますし、高すぎればカビやダニの繁殖を促すのでお勧めできません。

エアコンの設定温度と同時に、湿度にも気を配ってあげると赤ちゃんにとって過ごしやすい環境になります。

タイマーをかけて寝る

夜はタイマーをかけてから寝るようにすると良いです。

タイマーのかけ方は主に2パターンで、1つは寝るまで快適に過ごせるように「寝た後にスイッチが切れるようにする」、もう1つは一番冷える朝方に「エアコンのスイッチが付く様に設定をする」です。

その地域や家の環境に合わせて、過ごしやすい方法でタイマーを活用すると赤ちゃんだけではなく、ママやパパも過ごしやすくなります。

冬に赤ちゃんがいる部屋でのエアコンの使い方は?

部屋

冬に赤ちゃんが生活をしている部屋でエアコンを使うのであれば、快適で適切な使用方法を心がけてあげるのが一番です。

風当たりをやさしくする

最近のエアコンは、人が居る場所を感知してやさしい風を届ける、高機能モデルも発売されています。

実際に、長時間エアコンの風が赤ちゃんの肌に直接当ってしまうと体温調整機能のバランスが崩れ、皮膚表面の水分放出が上手く行えなくなり、脱水症状を起こす危険性が高まります。

赤ちゃんは、大人に比べて汗腺の密度が大きく、脱水状態を引き起こしやすいので、直接風邪をあて続けないような注意が必要です。

空気清浄をする

エアコンによっては、空気清浄機の機能を取り入れているモデルもあります。

空気の環境がよくない乾燥された部屋では、ウィルスが蔓延しやすく、喉風邪や思わぬ病気を引き起こしやすくなりますので、空気の清浄には気を配ってあげなければなりません。

赤ちゃんの寝室の環境が悪くならないように、空気の入れ替えや空気清浄を行いながら、エアコンを付けてあげると安心です。

部屋は温めすぎない

赤ちゃんのいる家庭では、部屋を必要以上に暖めないのが大切です。赤ちゃんは暖かい布団の中で眠っているわけなので部屋の中を必要以上に熱くする必要はありません。

部屋を暖め過ぎることで、乳幼児突然死症候群の原因にもなりかねないので、適温に抑えて湿度も一定に保ってあげるようにするのがポイントです。

まとめ

赤ちゃんが居る家庭にとって夏も冬もエアコンは必需品のひとつです。

特に新生児は寝たまま同じ部屋で過ごすことが多いですので、出来る限り快適に過ごせる環境を整えてあげたいはず。

快適な適温で、加湿器などと上手く併用しながら過ごしやすい室内を作り出してあげるようにしてくださいね。

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