夏のお出かけには日焼け止めの他に虫除けも必須です。でもデリケートな赤ちゃんの肌には刺激の強そうな成分が多くて心配。
両方塗りたいけれど、どうすればいいとお悩みの方へ、塗る順番など使い方をご紹介します。
また、刺激が穏やかで赤ちゃんの肌にも安心して塗ることが出来る、日焼け止めや虫除けをお探しの方に、おすすめの商品もあわせてご紹介します。
赤ちゃんに日焼け止めと虫除けを両方使っても大丈夫?
日焼け止めと虫除け、両方使ったら肌に負担が大きいのではと心配なママも多いと思います。
しかも赤ちゃんは口に手を入れたり、あちこち舐めたりするので、どんな成分が使われているのかも心配です。
両方使っても大丈夫
答えは、どちらも使って大丈夫です。日焼けをして肌が炎症を起こしてしまったり、虫に刺されてかぶれたり肌が荒れたりするよりは、むしろしっかり両方塗ってあげて、肌を守ってあげた方が赤ちゃんのためです。
赤ちゃんに日焼け止めを使う場合
SPFは20~30、PAも+++くらいで十分です。海や山に行くにしても、それほど強力なものは必要ありません。
あまりに強力だとその分肌への刺激が強くなってしまいます。帽子やUVカット効果のある服を着せた上で、日焼け止めをこまめに塗り直せば大丈夫でしょう。
赤ちゃんに虫除けを使う場合
赤ちゃんに使う虫除けは、成分にこだわりたいもの。赤ちゃんの肌につけても安全な素材のものを選びましょう。
まず、大人用のディートという薬剤が入っている虫除けは避けましょう。
厚生労働省の指針では、6ヶ月未満の赤ちゃんには使ってはいけないとされていますし、2歳未満までは1日1回の使用に留めておく方が良いとされています。
濃度が高いと肌に害を及ぼす危険があるので、日本では濃度が12%までと決められています。
とはいえ、ディート配合の虫除けと日焼け止めを重ねづけした場合に副作用が起きることがあるという報告もあり、赤ちゃんにはどんな危険があるかわかりません。
赤ちゃんに使う虫除けは、天然成分で出来ているものを選びましょう。
パッチテストは必須!
どちらも塗って大丈夫、とはいっても、天然成分を選べば絶対安心かというとそうではありません。肌の質によって合う、合わないがあります。
全身に使う前に、必ずパッチテストをしてください。
腕の内側よりは太ももの後ろ側など、絶対に口を持っていかない位置にほんの少し塗り、肌トラブルが起きないかどうかを確かめてから使うようにしましょう。
赤ちゃんに日焼け止めと虫除けを使う場合の順番は?
成分や働きの違いによる塗り分け、塗る順番については特に決まりはなく、どちらから塗っても大丈夫です。
ただし、どのようなタイプ(ジェル、乳液、スプレーなど)であるかによって、塗る手順は考えた方がいいかもしれません。
クリームタイプとミストタイプ
例えば、日焼け止めはクリーム(乳液)タイプ、もしくはジェルタイプが多いと思います。それに対して、虫除けはミストタイプが多いですね。
先にミストタイプの虫除けを全身にシュッシュと吹きかけてから日焼け止めを塗ると、せっかく塗った虫除けがよれたり落ちたりしてしまいます。
このような場合は、まず日焼け止めをしっかり塗ってから、しばらくおいて定着させます。それから出掛ける直前にミストタイプの虫除けを吹きかけてあげるといいでしょう。
どちらもクリームタイプの時
どちらも手で塗るクリームタイプのものであれば、日焼け止めを先に塗りましょう。
日焼け止めは肌に定着するのに少し時間がかかるので、お出かけの直前に塗るよりも30分くらい前に塗った方が効果的です。
ですから、日焼け止めを先に塗ってしっかり乾かし、それからお出かけ前に、日焼け止めが擦れて落ちないように優しく虫除けを上から塗ると良いでしょう。
どちらもミストタイプの時
どちらもミストタイプのときは、クリームタイプと同様、先に日焼け止めをスプレーして、しっかり乾かしてから虫除けスプレーを吹きかけると良いでしょう。
シートタイプを使う時
シートタイプの日焼け止め、虫除けもあります。これはどちらを先に塗っても、先に塗った方が落ちやすくなってしまいます。
ですから、どちらもシートタイプを使うというのはあまりおすすめできません。
シートタイプのものを使いたい場合は、先にシートタイプの虫除けを塗ってしばらくおき、それからクリームタイプ(もしくは乳液タイプ)などの日焼け止めを塗った方が良いでしょう。
あまり肌をこすらずに、乗せるようにして伸ばしていけば少しは落ちにくくなります。
赤ちゃんの虫除け効果があるオーガニックの日焼け止めでおすすめは?
どちらを先に塗るか、ということで悩むよりも、虫除け効果のある日焼け止めを使えばその問題も解決できます。
オーガニックで赤ちゃんでも使える安心の日焼け止めをご紹介します。もちろん、虫除け効果もあるので、夏のお出かけにピッタリです。
日焼け止め、虫除け、そして保湿と1本で3役もこなす乳液です。虫除け成分はレモングラス、セージ、タイム、ローズマリー、ラベンダー。有機・無農薬で育てられたハーブから作られた香り成分です。
もちろん、紫外線吸収剤やディート、パラベンなど赤ちゃんの肌に負担をかけるものは使われておらず、95%が天然由来原料で、オーガニック比率は72.5%。安心の国内工場生産です。
乳液とはいってもさらっとしていて伸びが良く、肌をこすらずに塗り伸ばすことが出来ます。もちろん、石けんで落とすことが出来るので落とすのも簡単です。
- 価格:3780円
- 容量:50g
- SPF7、PA+
1本で日焼け止めと虫除けが出来てしまう優れもののミスト。お湯で落とせる優しい素材から出来ています。洗う時もゴシゴシしなくて済むので、その分肌にも優しいミストです。
それもそのはず、100%天然由来成分で、肌に刺激の強い紫外線吸収剤やディートは使っていないからです。
紫外線吸収剤を使わない日焼け止めは白浮きしやすいというデメリットもありますが、とても細かい粒子のミストにしているので白浮きの心配もありません。
赤ちゃんはもちろんのこと、敏感肌の大人の方でも使えるので、親子で使える日焼け止め&虫除けです。
- 価格:2350円(定期購入で割引あり)
- 容量:80ml
- SPF15、PA++
出典:amazon.co.jp
顔にも使え、白浮きしにくい処方で肌の潤いを守ります。レモングラス、ユーカリ、ペパーミントの香りで虫を遠ざけます。
ディート、アルコール、パラベンなど赤ちゃんの肌に刺激を与えるのものは入っていませんし、紫外線吸収剤も不使用です。
オーガニックマドンナは日本人の肌に合わせて作られた国産オーガニックスキンケアシリーズで、水は1滴も使わず、オーガニック比率は90%と赤ちゃんにもママにも安心して使えるシリーズです。
- 価格:2453円
- 容量:45g
- SPF30、PA+++
出典:amazon.co.jp
シアバターを配合しているので保湿効果も高いUVクリーム。乾燥肌の赤ちゃんにも安心して使えます。ノンケミカル、紫外線吸収剤は不使用です。
石けんで落とすことが出来るので肌の弱い赤ちゃんでも安心。
虫除け成分としては、シトロネラ、ゼラニウム、ローズマリー、ユーカリ、レモングラスの5種類の天然精油をブレンドしています。
- 価格:1273円
- 容量:45g
- SPF25、PA++
出典:amazon.co.jp
馬油シリーズで知られる日本創建の日焼け止め&虫除け。もちろん馬油配合で、肌を乾燥から守ります。他にもアロエベラ葉水、シアバター、ラベンダー水などの保湿効果の高い成分がたっぷり入っています。
紫外線吸収剤は使っておらず、石けんで簡単に落とせるので赤ちゃんのデリケートな肌にも負担をかけません。
レモングラス、ユーカリ、シダーウッド、シトロネラ、ペパーミントの天然精油が赤ちゃんを虫から守ってくれます。
- 価格:2268円
- 容量:45g
- SPF30、PA+++
まとめ
日焼け止めも虫除けもしっかり塗りたいと思っても、子供はじっとしていないので塗るのも大変!
日焼け止めと虫除けが一体になっていれば塗りムラも少なくなりますし、ママの手間も省けて一石二鳥です。色々試して、赤ちゃんの肌に合うものを見つけてください。
今回ご紹介した製品はどれも高品質で肌への負担が少ないものですから、肌の弱いママでも一緒に使うことが出来ます。
下記のページでは、日焼け止めの使い方や落とし方について詳しくご紹介していますので、参考にしてみてください。