赤ちゃんの冬の風呂上がり!水分補給・服・スキンケアのポイント

お風呂上りの赤ちゃん育児

肌寒くなってきた秋口から、春を迎える季節まで、赤ちゃんの体調管理にいっそう注意が必要です。

この時期に新生児の子はもちろん、1歳未満の子供は特に冬の風呂上がりで親が様々な注意に気を配ってあげる無ければなりません。

ここでは、お風呂上りの赤ちゃんのケアについて、水分補給、服、スキンケアの3つのやり方、コツ、そして注意点についてまとめました。

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水分補給編

水分補給をする赤ちゃん

しっかり水分を与える

一般的に赤ちゃんがお風呂に入る時間は最長でも15分と短めです。しかし、大人に比べると新陳代謝が活発で多くの水分を失いますので、水分不足にならないように水分補給を行ってあげるべきです。

授乳のタイミングならミルクを

赤ちゃんの授乳のタイミングであれば水分補給にミルク(母乳)を選ぶのが手っ取り早いです。

しかし、ミルクは一度にしっかりと飲んでしまう可能性が高いですので、授乳のタイミング以外はミルクを飲ませるべきではありません。たっぷりとミルクを飲んでしまうと、うとうとと眠くなり生活のリズムが崩れやすくなります。

白湯を与える

授乳のタイミングでなければ白湯を与えるのが一番でしょう。母乳のお母さんであっても、手元にある哺乳瓶を使って与えてあげます。

新生児ではなく、よほど汚いお水でなければ、水道水をしっかりと沸騰させてミルクを作るときと同様の暖かさに冷ましてから与えてあげると良いです。

お茶を与える

白湯の用意は少々時間が掛かるので、ペットボトルなどで売られているベビー用のお茶を飲ませると手っ取り早いです。

お茶は、お風呂上りに失った水分を補うのに良いとされるピラジンという物質が含まれます。また、水を飲むよりも飲みやすいと言う赤ちゃんも多いですから、ペットボトルでストックをしておいて間違いは無いです。

服装編

裸の赤ちゃん

事前に準備

赤ちゃんとお風呂に入る前に、事前にお洋服の用意をしておきます。ラップドレスなどを着ている子であれば、広げてすばやくボタンを留められるように置いておくと便利です。

出来ればお風呂場などの寒い場所で着替えさせるのではなく、リビングなどの暖かい場所に着替え一式をセットしておくと良いです。

すっぽりとタオルにくるむ

お風呂から上がってすぐは、赤ちゃんを包み込める大き目のタオルにすっぽりと包んでしまいましょう。

1枚で寒い場合には、2枚ほど重ねて覆うようにして擦らずに肌の水分を拭ってあげると、肌に優しく湯冷めしにくいです。

すぐに厚着をさせない

赤ちゃんの体が温かいうちに、すぐに厚着をさせてしまうのは良くありません。

手足がぽかぽかと暖かい状態で布団に入れてしまったり、防寒用のおくるみを着せてしまうと、逆に汗を掻いてしまって、寝入った頃に汗が冷えて、湯冷めを引き起こしてしまう可能性が高いです。

スキンケア編

赤ちゃん

しっかり水分と油分をプラスする

お風呂から上がった赤ちゃんの肌は乾燥しやすいです。肌がカサカサにならないうちに、大人のスキンケアと同じようにローションで水分を与えて、クリームやオイルを使って油分を与えてあげましょう。こうすることで、失われた水分を補い、蒸発を防具ことが出来て肌荒れを最小限に抑えられます。

弱酸性製品を使う

赤ちゃんに使うスキンケアは、大人と同じで良いというわけではありません。赤ちゃんの皮膚は、大人の弱酸性とは違って中性に近い肌質です。肌質が中性に近付くほどトラブルを引き起こしやすいため、赤ちゃんのスキンケアは弱酸性を使うことが好ましいとされています。

また、アルコール類や刺激が強いスキンケア商品は肌を荒らしてしまう可能性が高いですので、赤ちゃんには赤ちゃん用のスキンケアを購入してあげます。

すばやくケアをする

赤ちゃんの皮膚は大人の半分程度しかありません。また、新生児~生後4ヶ月頃まではお母さんから受け継いだホルモンのお陰で皮脂量が安定していたものの、4ヶ月を過ぎた頃から一気に皮脂量が少なくなって乾燥しやすくなります。

外気の刺激を受けやすい肌のバリア機能が乱れた状態なので、水分が不足しないようにすぐさま保湿をしてあげるべきです。

暖めてから塗る

特にクリームは冷たいまま皮膚に付けると、冷たさから泣き出してしまう赤ちゃんも少なくはありません。まずは手にとって暖めて、手に伸ばしてから赤ちゃんの肌に塗ってあげるようにすれば驚くことはなくなります。

パウダーを使う

生後4ヶ月の前や乳児湿疹などが目立ち、あせもが出来やすい子供であれば、保湿をした後にベビーパウダーをつけてあげます。そのまま付属のパフでタッピングをしても良いですし、大人の手にとって優しく付けてあげるのも効果的です。

パウダーは肌を保湿しながら、余計な水分を拭うことができて、仕上がりがサラサラとするので、赤ちゃんの不快感も少なくなります。

まとめ

寒く乾燥する冬の時期になると、小さな赤ちゃんの入浴には細心の注意が必要になります。特に、水分、服装、スキンケアは、どれも怠らずにきちんとやってあげたいので、お風呂上がりのママやパパは大変です。

また、水分補給、洋服を着せる、保湿をするという流れの優先順位や必ずしなければならないことは、その赤ちゃんの体質やその日の体調によっても変わってきますので、一番すぐ近くにいる大人が、適切な順番で落ち着いてケアをしてあげてください。

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