家族と過ごす時間で一番楽しいのは、やっぱり旅行!日常を忘れて訪れるいつもと違う景色は断然テンションが上がります。
でも、赤ちゃんと一緒の旅行となるとどうでしょうか。連れまわすのはかわいそうだとか、道中が心配だとか、小さな体には不安があってためらう気持ちも出てきます。
赤ちゃんとの旅行には賛否両論がありますが、今は昔と違って赤ちゃんに特化した施設も身近になっって、母子ともにストレスをかけずに旅行できる体制が整っています。
低い月齢期で旅行をスタートするパパ・ママも増えている背景からも、上手に赤ちゃんに配慮したプランニングをたてれば初めての家族旅行も不安を最小限に抑えることができます。
旅行に適した月齢、気になる持ち物のことなど交通手段を含めて、赤ちゃんとの初めての旅行を楽しむためのアドバイスをSTEPごとに紹介していきます。
STEP1・赤ちゃんの月齢特徴と生活パターンから旅行に行けそうな気配を探る
赤ちゃん連れの旅行で一番考えてあげたいのが、普段の生活パターンを崩さないようにすることです。そして旅を楽しむ余裕を持つために、お世話のウェイトが疲れない範囲であるかをチェックしておきましょう。
個人的には8か月を過ぎた頃がおすすめです。まずは旅行に適した発育段階か?月齢期ごとに検証してみましょう!
1か月
生後間もない月齢なので外の世界との接触が難しい時期です。
プランニング夜も赤ちゃんが眠らないなどママの睡眠不足もピーク!24時間気の抜けない対応が必要なので、旅よりもまずは不規則な生活リズムに対応できるようママの健康維持に目を向けることが大切です。
- この時期に里帰りするママもいますが、母体も不安定なので無理のないようにしましょう。
- 海外出産のママで里帰り目的で帰国される場合は、生後3週間から4週間以降であれば飛行機に乗っても赤ちゃんの体に支障がいない範囲とされています。
2か月
動きが活発になる時期ですが、まだ外の世界を見たりママに微笑むと言った表情がみられません。自分の手足に興味があり、じっくり触ることに夢中です。
ぐっすり眠っている時間も増える反面、明暗に敏感なのでお日様の光にも反応しやすく短時間の外出がやっとの時期です。
プランニング寝つきが悪くなるなど生活リズムが少しでも変わると健康面にも影響を及ぼします。お昼の時間帯に30分ほどの散歩を楽しむ程度での自宅周辺のお出かけにとどめておくのが無難です。
3か月
パパやママの指を握ったり、足をバタバタしてママの笑顔に反応したり、「アー、ウー」とお話するようなしぐさがみられる時期です。
お世話の面では首もしっかりしてくるので抱っこもしやすく、哺乳量も増えて日によっては夜の授乳も2回程度で済むなど、少しだけママの疲労も和らいでくる頃合いだと思います。
外出もスムーズになりますが感受性が芽生え始めて、普段と違う景色に興奮しやすいので夜になると眠りが浅くなることが悩みの種に。また赤ちゃん特有の黄昏泣きもはじまる月齢なので、やはり旅行はまだ難しといえます。
プランニングお日様の出ている時間帯にお散歩感覚でのお出かけに限定するのが良いと思います。日照時間に敏感で暗がりに不安を抱きやすいので、遅くても4時頃までには帰るようにしましょう。
4か月
ミルク派の赤ちゃんの場合、これまで神経質になっていた哺乳瓶の消毒がさほど気にならなくなる月齢です。おっぱいの場合では沢山飲む力がつくので、ママの乳房の張も解消されて授乳ストレスが楽になってくる頃ですね。
赤ちゃんは首を動かして周囲の動きを注視する運動発達をみせ、自分から話かけるような声の出しかたもできるなど外の世界にも興味を持ち始めます。
プランニングお泊りにチャレンジできる入口の手前といったところです!人見知りもはじまる頃なので、無理のないように様子をみて交通手段を決めましょう。
5か月
ぽっちゃりした体型が特徴の5か月の赤ちゃんは授乳量が200mlを超え、しっかりかつ早く飲むことができて授乳間隔も4時間に落ち着く頃です。
寝返りもうつなど運動量が増える影響で夜もまとまった睡眠時間を取るようになるので、育児疲労のピークも過ぎて長い時間のお出かけにも対応しやすくなります。
しかし、手が少し離れて旅行に適してきたかのように思えますが、赤ちゃんによっては不機嫌モードがさく裂の夜泣きが始まる恐怖の時期!?ともいえます。
プランニング夜泣きがひどく夜は抱っこ地獄で疲れる気配がある場合にはお泊まりは控えるほうが無難です。夕方を過ぎると機嫌が悪くなりやすいので、早め帰宅の日帰りプランが得策といえそうです。
6か月
顔つきが幼児っぽくなってくる月齢です。お座りのバランスもとれてきますが、ちょっと目を離したすきに頭の重さで後ろへドターンとひっくりかえったりするので、今までとはちょっと異なる目の配り方が必要になります。でも、遊ぶことが出来てきてオモチャに夢中になれるので移動の時間などは楽に感じます。
プランニング色に興味を持つ頃なのでお花畑やコントラストの美しい造形物を見るコースなどを中心とした旅の日程を組むと良いと思います。離乳食の開始期になりますが、旅行中は無理に離乳食を食べさせないで取りやめておくのが懸命です。
7か月
授乳量は1日5回、初期の離乳食が順調に進みだす頃です。ハイハイも始り、お座敷では障害物に注意が必要になります。
また個性が段々と現われてくる時期でもあるので、メンタル部分での成長に伴って夜泣きが酷くなったり人見知りも過度になって、パパ&ママ以外の人に大泣きしてしまう場面もみられます。
プランニング赤ちゃんに人ごみは勿論NGですが、いつも以上に旅先では気を使いそうな気配もありそうです。旅行は近場なら大丈夫な範囲ですが、休憩時には抱っこを積極的にするなどスキンシップで安心感を与えてあげる配慮を心掛けるようにしましょう。
8か月
移動の時間も比較的ご機嫌な時期なので、休憩をこまめにとれば遠出も楽に感じます。年の近い子どもにとても興味を持つ月齢で、ニコニコ顔でコミュニケーションをとろうとするなどアクションのある発達を見せるときです。
プランニング子どもとの接触ができるエリアに行くと喜ぶので、あえて触れ合いをメインに旅行先を決めると良いと思います。離乳食は持って行かなくても下の前歯が生えはじめる頃なので、うどんなど柔らかいものならば取り分けが可能です。
9か月
手づかみで食事をするようになり、つかまり立ちもでき、運動能力とともに細やかな神経が発達する月齢です。夜泣きもおさまって、夜の授乳もいらなくなる赤ちゃんも出てくるなど、朝までぐっすり寝てくれるスタイルが定着するのでお泊まり旅行も随分と楽な時期に突入します。
プランニングチェックインに合わせる感じで現地到着をして、翌日は遅くとも日の沈まない早い時間で家に帰るプランニングが良いですね。
気を付けたいのがハイハイがとっても早くなること。目を離したすきに、視界から消えていたなんてこともあるんですよ。広いプレイコーナーがある宿泊先を選ぶと一杯遊んで、夜はぐっすりなので旅の疲れも最小限にできておすすめです。
10か月
細かな物も上手につまめて、食事姿もマイペースで様になってきます。離乳食もかなり進んでくるので一緒に食事を楽しめますが、好き嫌いが芽生えるときなので要注意!旅先のごはんにイヤイヤをする可能性もあるので念のためにお気に入りの離乳食を持っていくのがよいでしょう。
プランニング犬をワンワンと呼ぶなど認識力も高まり、興味の心がフルオープンになる頃です。動物園などをメインにした旅行にしてあげると喜びます。
注意したいのがつかまり立ちが得意になるなど運動発達が進むので、ケガの心配がでてくること。チャイルドシートの転落も多い時期なので、目を離さないようにしましょう。
11か月
立つことができる赤ちゃんも見られる11か月。いつもの景色と違うことに興奮して、旅先で初めての一歩を踏み出す子もいます。
プランニング足馴染みの良い靴を履かせて、クッション代わりの芝生が生える広場で思い切り遊ばせてあげるのも良いですね。
つかまり立ちも難なくできるので、旅行を機に紙おむつをパンツタイプのものに切り替えるととっても楽ですよ。ベビールームを探さなくても安定したところがあれば、つかまり立ちをさせてパパッとおむつ替えも可能です!
紙をやぶったり、めくったり、ボタンを触ったり、卒乳に近づいているなど発達が進んできているので、いろんな遊びができて楽しい旅行になりそうです。
12か月
1歳は幼児の仲間入りです!赤ちゃん期のしめくくりとして1歳のお誕生日記念で旅行をするファミリーも沢山みえます。離乳食3回、おやつ1回、伝い歩きも拍手も上手になり、やんちゃな活動開期に入ります。
プランニング2歳になるとイヤイヤ期もあるうえに活発になってじっとしていることができないので、ママさんの中にはあえて歩き回れないこの時期に飛行機の家族旅行をする方もみえるようです。早い子では上と下の歯が4本ずつ生えてきます。歯のお手入れグッズも忘れずに持っていきましょう。
月齢の成長具合には個人差があります。上記で月齢別に例をあげましたが、必ず自分の子どもの様子を注視して旅行が行けるのか?どの程度だったら大丈夫か?といった可能ラインを見極めておきましょう。
STEP2 赤ちゃんに配慮したいことをまとめておく
パパとママにとって楽しい旅行でも、赤ちゃんに不快感を抱かせる結果になってはかわいそうです。事前に赤ちゃんに気使うべきポイントをあげておくと、細かな旅支度を行えるので安心です。
旅先を決める前によく話し合って、赤ちゃん優先の旅に出来るようにしておきましょう。備えあれば憂いなしですね!
- 祝日や大型連休などは避けて、平日など空いているときの旅日程を確保する。
- 交通機関の乗り換えはスムーズに、マイカーでは渋滞を回避する時間帯の移動を心掛ける。
- 移動とお世話をしやすいように荷物は最小限に、極力あるもので対応をする。
- 赤ちゃんの体調が悪いときには旅行を見合わせるようにする。
- 事前に休憩・授乳・食事ポイントを決めておくこと。
- 長距離移動では必ず1時間から1時間半おきにこまめな休憩をとるようにする。
- 粉ミルクの場合、お湯の調達場所になる施設の位置を調べておくこと。
- 猛暑など異常気象下では外歩きなどを見合わせるなど、状況に応じたプランを練っておく。
- 必ず赤ちゃんの生活リズムに合わせたスケジュールを組む。
- 緊急時の病院を探しておくこと。
- お天気と気温をチェックして服装にも気を配る。
- 紙オムツなどかさばる消耗品や赤ちゃんグッズを購入できる旅先のドラッグストアをチェックしておく。
赤ちゃんは体温調節が未熟なので、気温の変化を事前に調べて服装を万全しておくことも大切です。おおむね気温に対しての服装は次のような関係になっています。覚えておくとテレビの天気予報を見るときに便利です。
気温 | 服装 |
---|---|
25℃ | 半袖 |
20℃ | 長袖 |
15℃ | パーカーやカーディガンなどのはおりもの |
10℃ | コート、ブルゾンなどの上着 |
5℃ | ダウン、マフラー、手袋などの防寒グッズ |
お出かけ先の県と郵便番号を入力すると1週間先までのお天気に合わせて服装指数が表示されます。服装指数の一覧があるので該当する数字からどんな服装が適しているかがわかります。
STEP3 旅行先を決める
STEP2であげたポイントや、パパ&ママで考えた我が子への気使うべきべきポイントをクリアできるようにして月齢に合った旅行先を決めましょう。
赤ちゃん向けの旅行を扱う人気サイトをピックアップしてみました。手ぶらで行けるような宿泊施設もあるので公共交通機関での旅ではとくに重宝しそうです!
赤ちゃんと泊まりたい宿泊先を探すためのお役立ちサイト
ミキハウス認定のおすすめのお宿です。見ているだけでテンションの上がる宿泊施設に目がハートになりそう。
※BIGLOBE旅行 赤ちゃん連れにやさしい旅館・ホテル(外部サイト)
宿泊先の施設・サービスがパッとわかるので、見やすくてお勧めです!どのような感じのお部屋なのか詳細も記されているので、イメージしやすく参考になります。
※JTB 赤ちゃん連れでも安心の宿泊プラン!お子様連れ歓迎の宿(外部サイト)
託児ルーム30分無料などの特典が付いたプランが人気です。ホテル内の温泉でのんびりしたいパパ&ママにおすすめ!
現地払いになりますが、赤ちゃん連れに優しいお宿が手配できます。ゆったりできるお風呂付のお部屋が狙い目です。
STEP4 移動手段を考える
マイカー
マイカーやレンタカーでの移動はかさばる荷物も気にせず持って行けて、おむつ替えの場所にも対応できること、そしてなんといっても泣き出しても周りに気を使わなくて良いのが魅力です。
しかし、長時間になると疲労も蓄積して体にかなり負担をかけてしまいます。とくに新生児期から6か月までは首のすわりが不安定なので揺さぶられっ子症候群になりやすいので注意が必要です!
マイカー旅行のデビューは生後6か月以降にしておくのがベスト。現地まで3時間以上かかるロングドライブはなるべく見合わせておくのが懸命です。
車移動でのチェックポイント
- 赤ちゃんが寝ている時間帯に移動する。
- 長時間になるときは1時間おきに休憩をこまめにとる。
- 移動中の抱っこはNG!必ずチャイルドシートに座らせる。
- 冬場でも日光によって車内温度が高くなるのでサンシェードなどを用いて熱中症を予防する。
- 車内はエアコンで空気が乾燥しやすいので水分補給をしてあげる。
- 渋滞する時間帯の移動は避ける。
- 車に揺られてもどしやすいので出発直前に授乳や離乳食でお腹を満たさない。
- 夏場はとくにチャイルドシートと背中の間に熱がこもりやすいので、汗取りパットを挟んであげる。
車は使い勝手がよいようにラゲッジスペースの荷物をゴチャゴチャさせないのがおすすめです。いつも必ずコンパクトを心掛けて、手持ち荷物とは別に必ず一緒に載せている4つのグッズがあります。
左から順に買い物カゴ、お気に入りのオモチャ、保冷バッグ、敷物。買い物カゴはスーパーで売っているマイバスケットで、1つ300円のもの。さすがスーパー用に作られているだけあって、丈夫でなおかつ物がキチッと入りやすいです!
小さめの手提げに小分けしたオムツなどの赤ちゃんグッズや水筒など細かな物をガサっと入れたりしていますが、安定感があるので車内で乱雑になることがありませんし、物が見やすく取りやすくなります。冬場はかさばる上着をくるくるっとたたんでポイッと入れて車内をすっきりさせるのに役立ちます。
オモチャは必需品ですね。月齢が上がってくると遊びにも夢中になるので、出かけるときに車用のオモチャバスケットにその時のお気に入りを詰め込んでいきます。
保冷バッグは途中で飲み物を買ったり、離乳食用のバナナやパンなどを入れたり使いかたは様々。走行中に良いスポットを見つけるとすかさず保冷バックを手に取ってお外で休憩しています。バスケットタイプだと入れやすくて置きやすいので何かと便利ですよ。
持ち手が付いたバッグタイプの敷物はアウトドア用品店で購入した物。座面はジャガードのキルティング素材でフワフワで、裏側は水に強いナイロン素材になっています。ラゲッジスペースでのおむつ替えや、休憩時など赤ちゃんをゴロンとさせるのに使えます。
普段音楽はあまり聞きませんが、車の移動では子どものためにCDを何枚かケースに入れて持って行きます。兄弟がいると妖怪ウォッチのDVDだったりざわついたものになってしまいますが、一人目の時には極力リラックスできるように配慮していました。
おすすめなのが、ぐずったり泣くことが緩和された次の3枚。
- ジブリのオルゴールソング
- バイオリニスト溝口肇さんの「世界の車窓からNext Journey」
- ドビュッシーをヒーリングでアレンジした「FOREVER BY THE SEA」
ヒーリングソングは泣いた赤ちゃんを静かにするメロディラインとしてもお馴染みです。
あとは何といっても童謡!みんなで歌えてマンネリしたドライブ空間が明るくなります。楽しくて赤ちゃんも大喜び!童謡を沢山聞かせると、後々に文章を組み立てる力がついて脳の発育にもとっても良いそうですよ。
マイカー旅行に入れておくと便利なアプリ
周辺の込み具合、目的地までの時間、道路閉鎖情報など全国の交通情報を閲覧できます。赤ちゃんとの車でのお出かけには必須です。
高速道路サービスエリアのベビー向けサイト(ベビーコーナーの検索)
授乳室や調乳用温水器も揃えたベビーコーナーのあるサービスエリアは赤ちゃんに優しい配慮が一杯です。全てのエリアが24時間対応ではないので深夜や早朝移動では確認をしておきましょう。
またこの検索画面から渋滞や規制情報もわかるので旅行の前日や当日にも見ておくと安心です。
飛行機
飛行機は予想以上に赤ちゃんにいたれりつくせりです。早めの予約が勿論メリット大ですが、座席が広めのJクラス席やバシネットといわれるベビーベットの利用ができます。
粉ミルクや紙オムツ、果汁、離乳食の用意なども航空会社によってはあるので事前に確認しておくと荷物も少なくできるので便利ですよ。
ベビーカーは基本的に機内持ち込みできませんが、搭乗口まで使えるベビーカーのサービスもあるので使うのも手です!
実際に赤ちゃん連れで国内線を利用してみて一番印象に残っているのは、搭乗で優先的に案内されること!待たずに機内に一番乗りできて更にオモチャなどのグッズを多めにもらえたり、キャビンアテンダントさんがこまめに声をかけてくれるので不安になることがありませんでした。
機内アナウンスが流れてシートベルトを外しても良い時であれば、ぐずったときに通路を抱っこして歩くこともできました。
飛行機移動で懸念される耳への影響
飛行機で懸念されるのが赤ちゃんへの耳の影響ではないでしょうか。三半規管に気圧がかかって聴力が低下するなどの説もありますが、医学的には生後1か月以降ならば問題ないとされています。でも、ママやパパが心配な気持ちがあるならば無理に利用するのはやめておいたほうがよいと思います。
たしかに、大人でも離着陸の時には耳がツーンとするときがあるからです。とくに鼻詰まりがあるときや風邪のときには耳のトラブルを招きやすいので、赤ちゃんは要注意です!
旅慣れたママさん達は、この耳のツーンを予防するために離着陸のときにおっぱいをあげたり飲み物を飲ませています。(赤ちゃん期を過ぎるとラムネ菓子を離着陸のときに食べさせるママも多いですよ)
ある程度大きい子どもだとツバを飲みこめば耳抜きできますが、赤ちゃんでは授乳が得策ですね!
はじめての飛行機に役立つサイト
座席を使用しない3歳未満までの子ども連れの利用の場合、ベビーおでかけサポートを利用すると座席の優先指定やチャイルドシートの貸し出しなどの特典が受けられて便利です!
※ANA・MAMA BOOK ママにやさしい旅行ガイド(外部サイト)
飛行機での持ち物、疑問、サービスなどわかりやすく網羅されたANAオリジナルのママ向けガイドブックです!はじめての飛行機には是非読んでほしい内容です。
使用済みのオムツの捨て方まで記された細かな情報が嬉しいブログです。リアルな体験談でためになります。
赤ちゃんとの海外旅行にチャレンジしたいパパ&ママに役立つサイト
海外を考えている方必見!体験談が一杯でとにかく役立ちます。機内での過ごし方が参考になりますよ。
※JAPAN AIRLINES こどもと一緒に海外旅行 グアム(外部サイト)
0歳から2歳までの海外旅行プランを見つけました!赤ちゃんパックという便利グッズもついてきて、かなり細かなサポート体制で安心です!
※赤ちゃん・子連れで海外旅行~必要な持ち物&忘れちゃ困る手配とは?(外部サイト)
旅行ジャーナリスト村田和子さんの実体験からの旅行指南サイトです。子連れ旅の色々なことがわかるので本当に重宝します!
電車
飛行機、車に比べると断然に安心な移動手段である電車。振動も少ないので脳や体へのダメージの不安もないので生後間もない赤ちゃんにも最適です。ただ、周囲への気づかいが多いのも現実です。
飛行機はキャビンアテンダントさんの細やかなサポートが期待できますが、電車は乗務員さんのサポートは皆無に等しいです。
ホームと電車の乗り口の段差、駅のスローブやエスカレーターはベビーカー泣かせでパパが一緒ならば問題ありませんが、ママ一人の移動の場合は抱っこひもで乗り切るのがやっとではないでしょうか。
私は里帰りで一人で帰省するときに新幹線+在来線を利用していましたがベビーカーは持って行かず実家に御下がりのベビーカーを置かせてもらって、駅まで迎えに来る両親に持ってきてもらったりしたこともありました。
ベビーカーは荷物を載せたり何かと便利なので電車の旅にも必要な存在です。そこで私は抱っこ紐も忘れずに持って、電車の乗り降りでは駅に着く前に連結部分の通路に移動してスタンバイしてベビーカーをたたんで、赤ちゃんを抱っこして降りるなどして対応しました。
この連結部分通路は電車にもよりますが広く取ってあるので、赤ちゃんの機嫌がわるくなりそうなときや車内の近隣の方たちが赤ちゃんに良い印象を持っていないと察したときに逃げ場!?として活用しました。
ベビーカーを電車にのせるための工夫
- 荷物は最小限にコンパクトにまとめ、大きな荷物になるときには現地に先送りしておく。
- 通勤ラッシュの時間帯や休日の混雑時に乗るのはやめる。
- エレベーターの位置を確認しておく。
- 指定席を予約するときはベビーカーを置くスペースが確保できる一番後ろもしくは一番前の席を早めに確保する。
- 手荷物はリュックにする。
- 抱っこひもを併用する。
電車に乗る前に気をつけておくこと
- 出発前や到着の時に使えるように駅のベビーコーナーの場所をチェックしておく。
- オムツ替えをしなくても良いように、排便しないタイミングで乗車時間を見計らう。
- 授乳時間の乗車は避ける。
- ぐずったときように音の出ないオモチャを用意する。
東京・関東・東北・甲信越の駅ビル内ベビーコーナーがわかります。休憩ポイントにピックアップしておくと便利です!
電車のお役立ち情報
その1JR各社の観光情報サイトを活用して会員登録をしておくと席の予約が優先してとれるなどメリットが大きいです。また、こまめに閲覧していると期間限定のJR東海のファミリー向け車両、JR西日本の4人用の個室や子ども向けの臨時列車のお知らせもあるので要チェックです!
ちなみに今東日本JRではポケモンの臨時列車が6月末まで運行中です。シートは広々でポケモン仕様、車両がまるまるプレイコーナーになっているのでハイハイの赤ちゃんにも嬉しい電車の旅ができそうです。上にお子さんがいる家庭にもおすすめです!
※JR東日本POKEMON with YOU トレイン(外部サイト)
新幹線には多目的室という自由に使える個室のような空間があります。ウンチをしてしまった場合などに周りに迷惑をかけることなくオムツ替えができます。
11号車や7号車にあることが多いですが、切符を購入する前に事前に聞いておくのが良いと思います。一部車両にお手洗いに併設してオムツ台が設置されている車両もあるのでチェックしておきましょう。
なかなか知らない新幹線の子ども情報がわかりやすく説明されています。上にも子どもがいる家庭でもワクワクのイイ話です!
STEP5 いつものお出かけと同じ要領で旅行の持ち物を考える
赤ちゃん連れの旅行が初めてのママの疑問で一番多いのが持ち物についてです。あれやこれやと悩んでしまいがちですが落ち着いて考えてみると、いつものお出かけの用意とそう変わりはありませんので心配はいりません。
母子手帳や紙オムツ、おしりふきなどいつものお出かけの持ち物にお泊まり用品を+αするといった感じで十分です。持ち物は必要最低限にして、旅先のドラッグストアで紙おむつや離乳食などの消耗品を購入すれば荷物も少なくすみます。
では、+αに付けたしたい持ち物をリストにあげてみましょう。なるべく荷物にならない方向で、買わずにあるもので対応するのが良いですよね。
薄い素材の上着や大き目のバスタオル
夏でも冷房で冷えることはよくあります。季節を通して薄い素材の上着を忍ばせておくのがおすすめです。
冬はベビーカーでも使える膝にかけるブランケット、夏場はお家にある大判の薄手のガーゼ素材のタオルを持っていくと日よけにもなるので便利です。
ナイロンジャケット
ナイロンジャケットは大人でも必要なお出かけのマストアイテムです。我が家はパパも私も、子ども達もみんなマイリュックに入れて必ず持って行きます。
コンパクトにたためて風よけや雨ガッパに対応できるので、ない方は是非買い足してみてはいかがでしょうか。
オールシーズンあると重宝します!裏がメッシュ素材だと蒸れませんよ。
オモチャ
マイカーだとお気に入りをいくつも持っていけますが、公共交通機関では難しいですよね。遊んでいるうちにボトっと落とすこともあるので、何となく持っていくのもいやなママも多いと思います。
そんなときはリングを付けて落下防止をしておくと安心です。ないとご機嫌ななめになって困るというオモチャは持って行くようにします。
その他のオモチャに関しては無くしたり、汚れてもいいように百均のオモチャを利用するママが多いですよ。
おもちゃホルダー・ストラップ
出典:amazon.co.jp
ぬいぐるみもスプーンも何でもつけられるストラップは外出に便利!ベビーカーやマザーバッグにつけてもいいですね。
私がいつも持ち歩いているお金のかからないオモチャです。オムツを捨てるときなどに使うゴミ袋に油性マジックで絵を書いておきます。
縛る部分を下にして、子どもが好きなイラストを描きます。写真はアンパンマンのつもり!?水族館に行くときにはテンションをあげるために魚のイラストにしたりしています。
ぐずったときに空気を入れて口をしばって風船のできあがり!使い終わったら本来のゴミ袋に活用します。
※透明なポリ袋の場合色紙をちぎって入れると、振った時にキレイで喜びますよ。
荷物フック
ベビーカーの荷物かけに使っているママがほとんどだと思います。さっと手荷物をかけられるので便利ですよね。更に進化した荷物フックを持っているともっと便利です!
それは朝の街角情報局でも紹介された、回転フック付機能カラビナ・クリプター。とっても軽くて、テーブルの板面やお外の木にもかけられるので色々なシーンで使えるんです。元々はアウトドア用に開発されたフックなので、子どもが大きくなっても末永く愛用できて経済的ですよ!
回転フック付機能カラビナ・クリプター
出典:amazon.co.jp
おやつ
離乳食が進んでいる赤ちゃんだと、道中の休憩時間にいつものおやつを食べさせてあげると喜びます。沢山持っていくとかさばるので、必要なぶんだけをジップなどに小分けして持っていきましょう。
喉も乾くので、こちらもいつもと同じ飲み慣れたお茶なども用意すると良いですね。
その他
体温計、着替え一式、帽子、日焼け止、食事用のエプロンなど。
※スプーンや小分け用の食器などの食事用グッズは実体験ではあまり必要ないように思います。お店にもたいてい用意されているからです。
ヌードルカッターもなくてもお箸やフォークで十分細かくできます。食事用のエプロンはタオルやハンカチを代用する手もありますが、旅行中に不要な洗い物を増やしたくないの方は使い捨てエプロンがおすすめです。
もしくはエプロンクリップで紙ナプキンを挟んでエプロンにすれば、荷物も減りもっと経済的になります!
紙エプロン るんるんパンダ持ち運びしやすい8枚入りのコンパクト形態。日本製なので安心です!
accototo ベビー用エプロンクリップ
出典:amazon.co.jp
0歳から2歳児むけのエプロンクリップはうさぎの他にも、きりん、かめ、ぞうがあります。絵本作家さんのデザインなのでキュートさがたまりません。
持っていくべきか悩む持ち物について
ミルク派赤ちゃんで考えるのが、哺乳瓶を洗ったり消毒するのにどうするか?という疑問です。消毒液は大体生後4か月までが使用の目安になっています。
雑菌を気にするママは簡易式の消毒液パックや電子レンジの消毒パックを持っていくようです。体験談を見ていると次のような方法もありました。
- 水洗いだけして、消毒用エタノールを携帯用スプレーに入れて哺乳瓶に吹きかける。
- 使い捨てのビニール哺乳瓶を使う。
- いつも使っている哺乳瓶用洗いの洗剤を旅行用のシャンプーケースに入れて、哺乳瓶洗いのスポンジも一緒に持って行って洗う(消毒なし)。
- 水洗いしてからレンジ用の消毒パックに入れてホテルやコンビニでチンしてもらった。
- マグタイプの哺乳瓶に切り替えて、キッチンスポンジを小さく切ったものと洗剤を持っていってホテルで洗った。
4か月になると色々な周りのものを舐めはじめるときなので、ここを過ぎるとそう敏感にならなくてもよいのかもしれません。
その他にも体や髪用の石鹸などの衛生グッズの心配もありますが、こちらも多くのママは普通にホテルで用意される大人と同じものを使ったり、お湯洗いだけですませたり意外に臨機応変です。アトピーなど皮膚が敏感な場合は使い慣れたものを持っていきましょう。
さいごに
初めての赤ちゃんとの旅行は、小さな体を前にすると心配でついつい持ち物も過保護になってしまいます。しかし荷物が多すぎると身動きもとりずらくなってしまうので、本当に必要なのものだけを持っていくようにしましょう。
宿泊先によっては細々した赤ちゃんグッズを用意してあるので、電話で確認するのが一番です!納得のいくスタイルで対応しつつも荷物にならないようにコンパクトにまとめたいですね。
一番肝心なのは、赤ちゃんの生活スタイルを乱さない範囲での旅行内容にすることです。そしてパパとママの笑顔と抱っこで愛情をたっぷり注げば赤ちゃんの不安もなくなります。
赤ちゃんとの旅行におすすめのアプリ
赤ちゃんとのおでかけに役立つアプリを使うなど、工夫をしてみるのも良いかもしれません。
ミルパス
出典:app-liv.jp
フリーワード検索対応なので今いる建物や街の名前の入力で近場の授乳室を見つけることが出来ます。他ユーザーへ育児相談もできるので、いざというときに本当に役立ちますよ。
子どもとおでかけ情報アプリ comolib
出典:comolib.com
口コミアプリにで人気のアプリは赤ちゃんとのおでかけには手放せない情報源が一杯。授乳室、遊び、食事をすべて全国エリアで把握できます。
ゆびであそぼう!コンビの森赤ちゃんグッズでお馴染みのcombiの監修アプリです。幼児向けですが月齢が高い赤ちゃんも大喜びで、泣きやまないときにもピッタと泣き止むと評判です。
泣き止みiphoneアプリ BabyTuneベビカム発信の赤ちゃん泣き止みアプリはママも楽しくなる、カスタマイズできる音作りが魅力!公共の場では使えませんが、宿泊先やマイカーの移動での大泣きに助かります。
TOPICS:赤ちゃんに水道水でミルクや離乳食作りをすることによる影響と対策