母乳で育てていきたいけれど、様々なストレスや食生活で母乳が出にくくなったり、赤ちゃんが母乳を飲んでくれなかったりしませんか?
気軽に簡単にハーブのお茶を飲むだけで、リラックスしながら、ホルモンバランスを整え、質の良い母乳をつくることが可能です。
母乳が出やすいハーブや、反対に出にくくなるハーブ、乳腺炎の予防となるハーブをご紹介します。
また実際に母乳対策としてハーブティーを飲まれていた先輩ママさんに、飲んでみた感想などについての体験談をお聞きしましたので、参考にして頂ければと思います。
母乳に良いハーブティーの種類は?
母乳がでやすくなるお薦めのハーブティーをご紹介します。
お産を楽にしてくれるこのハーブはお薦め度の高いハーブです。
妊娠後期を過ぎた8か月あたりから飲み始めると、少しずつ出産に向けて体の変化が起きて、ママになる準備をするようになる手助けをしてくれます。
陣痛の合間や、母乳を出やすくしたり、出産後の体力の回復やこれから始まる育児に対しての不安へのリフレッシュとしても良いので、妊娠後期からしばらくは手元に置いておきたいハーブです。
レモン風味の比較的飲みやすいこのハーブは、出産後から飲用できるので母乳の出が良くない時や、風邪などの体調不良でもお薬が服用できない授乳時にとても役に立ってくれます。
このとき、風邪をひいてしまう前にレモングラスティーを飲用するのがポイントです。
空腹時のお茶としても利用でき、口臭を抑えることもできる女性としては嬉しいハーブですが、出産後から飲用することが出来ます。
ホルモン作用があるので、母乳の出を良くしたり、便秘や食べ過ぎなどの胃腸系のトラブル時に飲用するとスッキリとさせてくれます。
出産後からの飲用になりますが、ホルモンバランスを整えてくれたり、月経を促してくれる作用があるので、産後ケアとして取り入れたいハーブです。
母乳を促したり、心の体調が優れないときなどにも役に立ってくれます。
血を造り、きれいにしてくれますので貧血気味の方や、赤ちゃんが母乳を飲んでくれないときに飲みたいハーブです。
ビタミンや鉄分なども豊富で、花粉症などのアレルギーにも良いとされているので、お薬をあまり飲みたくないときにも使えます。
どのハーブティーが良いのかわかないという方は、下記の母乳育児のサポート飲料として育児雑誌などでも特集されている「母なるおめぐみ」というハーブティーをご紹介しておきます。
10種類のオーガニックハーブと母乳の源を作る小豆が配合されたブレンドティーです。
もちろんノンカフェインで純度100%の無添加ハーブのみが使われているようなので、安心して飲むことができると思います。
味については、ルイボスティーに近く、ほんのりミントの風味が合わさって、サッパリとた味わいです。
食事の時でも合いましたが、特に寝る前などリラックスしたい時に飲むとすごく落ち着けてよかったです。
母なるおめぐみ 公式サイト
http://sapuri-park.com/item/omegumi/
母乳に良いハーブティーの1日に飲む量の目安は?
ハーブティーを飲んでみたいけれど、どのくらい飲んでいいのか、授乳中は特に気になるものです。ここでは、飲む量や注意するべきことについてご紹介します。
1日に飲む量
母乳を早く出したいと思うあまり、ハーブティーもたくさん飲めばいいかと言うと、そうではありません。ハーブには様々な薬効成分が入っていますので、1日に2~3杯程度で充分です。
1度にたくさん飲んでも体に吸収されず、尿として排出されてしまいます。焦らずに、ゆっくり飲んで、じわじわと体に行きわたる感覚も楽しみながら、リラックスして結果を待ちましょう。
ハーブを飲用するときの注意点
ハーブとお薬との飲み合わせが良くないものがあります。通院をされていらっしゃったり、お薬を服用されていらっしゃる方は、担当の医師や薬剤師などにご相談されてから飲用してください。
花粉症やカモミールなどのキク科の植物のアレルギーをお持ちの方は、飲用することで発症することがありますので、注意してください。
セージやローズマリーなど、ハーブによっては血圧を上げてしまうものもありますので、血圧が高い方は選ぶときに注意して購入してください
関連記事:生後4~5ヶ月の赤ちゃんが母乳を飲まない理由&影響は?対策法を紹介
母乳に良くない禁忌のハーブティーは?
ハーブには、母乳が出にくくるなるハーブもあるので注意が必要です。卒乳や、母乳の分泌が多すぎる方にはマッチしますが、母乳を出したいときには控えてください。
母乳が出にくくなるハーブティー
たくさんあるハーブの中には母乳が出にくくなるハーブもありますので気を付けてください。
ペパーミントは、さっと気分を変えてくれたり、食べ過ぎてしまった時など消化器系の不調にとても役立つハーブですが、母乳を抑制する作用がありますので、母乳を出したいときにはお薦めできません。
セージはとても強いハーブで、体調管理をするには役に立ちますが、母乳をでにくくする作用がありますので控えてください。反対に、卒乳したいときには、役立ってくれるハーブです。
授乳中は控えるべきハーブティー
自然の恵みのハーブにはたくさんの有効成分が含まれています。そのため、授乳中に控えなければならないハーブがありますのでご紹介致します。
- タイム
- キャッツクロー
- サフラン
- ヤロー
- セントジョンズワート
- センナ
- バレリアン
- ブラックコッシュ
- コンフリー(肝障害を起こすため一般でもNGになりました)
関連記事:母乳がよく出る食べ物&飲み物は?その他の方法も紹介
母乳に良いハーブティーの味が苦手だった場合は?
ハーブティーが苦手な方は既製品として販売しているブレンドハーブティーや、ハーブにはちみつなどをプラスしてみると飲みやすくなります。
どうしても、ハーブは苦手な方には、ハーブティー以外のお茶をご紹介します。
苦手なハーブティーを飲みやすくする方法
ハーブはあまり味がしなくて苦手と言う方は、適量のハチミツを入れて溶かしていただくと飲みやすくなります。
ハーブコーディアルはイギリス発祥の果物などを濃縮して作られた飲み物です。
以前はアルコールに漬けて作られていましたが、現在販売されているものは、ノンアルコールです。そのままでもおいしくいただけますが、必要なハーブティーとブレンドすると飲みやすくなります。
ハーブティー以外におすすめのお茶
妊 娠中からいただけるルイボスティーはホルモンバランスを調整してくれたり、ミネラルが豊富に入っているので、出産後の体質改善にも役立ちます。
ママの状態 が安定すると母乳にも良い影響が出て、乳腺炎予防にも役立ってくれます。オーガニックのルイボスティーをを妊娠中からいただきたいお茶です。
たんぽぽコーヒーとも呼ばれるこのお茶は、名前の通り、コーヒー風味の味になっています。たんぽぽの根から作られています。
鉄分やカルシウムなども入っていて、血液もサラサラにしてくれますので、赤ちゃんにも嬉しい飲み物です。
出産後からいただけるごぼう茶は、便秘を改善してくれたり、母乳を出しやすくしてくれます。乳管を広げてくれるので乳腺炎の予防にも飲んでおきたいお茶です。
関連記事:たんぽぽ茶が産後ママにもたらす効果&注意点は?選び方の注意点
ハーブティーを飲まれていた先輩ママさんへのアンケート
母乳対策としてハーブティーを飲まれていた先輩ママさんに、いつから飲み始めたのか、飲まれていたハーブティーや飲んでみた感想について、いくしぇあ運営事務局で独自調査を行い、答えて頂きました。

母乳の分泌がよくなるように、授乳前には毎回おっぱいマッサージもしていました。それでもなかなか出がよくならないので、退院後から温かいルイボスティーを飲んでから授乳をするようにしました。
味はなんだか薬のような感じで美味しいとは思いませんでしたが、母乳の為と思って飲みました。すると徐々に分泌が増えて飲みはじめて3日目からはミルクを足す必要がないほどに出るようになりました。

乳腺にしこりができていてもこれを飲んでマッサージするとあまり痛みもなく過ごせました。
ミルクアップブレンドの方は、双子を出産して母乳の量に不安があり毎日のんでいました。ホットで飲むと体も温まるし、このハーブティーを飲むようになって母乳の量が増え、子供たちが誕生後、入院している間も搾乳だけで母乳がかれることなく退院まで持ちました。
大きくなるにつれてやはり母乳が足らなくなってしまいましたが、産後、母乳の出に不安があったのでこのハーブティーを飲んでよかったと感じています。

母乳の出は正直あまりかわりはなかった気がしましたが、もともと母乳の出が悪かったわけではなかったのであまり気にしないで、食事の時や喉がかわいた時に飲むようにしていました。
少々便秘気味なとこともあったのですが、飲み続けるうちに便秘も解消されました。

産後すぐは母乳が出にくく悩んでいましたが、飲み始めてからはだんだんと母乳量も増えました。
はじめの頃は母乳とミルクの混合でしたが、今では完全母乳で育てています。味は少し独特で好き嫌いが分かれると思います。
濃くしたら苦味が少しあるので、薄くすれば苦味もやわらいで美味しく飲めると思います。

カフェインも含まれていませんし、むくみにも効くとのことだったので積極的に飲むようにしていました。癖があまりなくホットでもアイスでもおいしく飲めました。
授乳前にホットで飲むと母乳の出が良いように感じました。また脂っぽい食事と一緒にこのお茶を飲むと乳腺炎にもなりませんでした。
母乳自体もお茶を飲まない時と比べるとべたつかなかったです。むくみも飲む前と比べると楽になったと思います。

タンポポ珈琲は初めて飲みましたが、ノンカフェインの珈琲を飲んでいる感じで、珈琲好きな私には合っていました。
母乳が出にくくて悩んでいた時に友人がサンプルを分けてくれたので、試しに飲みましたが、2日程で母乳の出が徐々に良くなりましたので、効果がありました。私はお風呂上がりや、朝起きた時に飲むようにしていました。
やはり、母乳の出が悪くて悩んでいた他の友人にも少し分けてあげたら、2~3日で母乳が出るようになって喜んでいました。

コップいっぱいのお湯で戻して飲むとすっごくら濃いので、多めのお湯で戻して飲んでいました。私は苦じゃなく飲めましたが、匂いがダメな人は辛いかも。
効果のほどは飲んで数時間すると乳腺がツーンと痛く感じて母乳がどんどん作られている感じ。出方もぴゅーぴゅー出ています。サンプルが無くなってしまったので今はネットで購入して飲んでいます。

母乳がですぎて詰まらないようにしたくて、1日3回以上、主に食後に飲みました。
それまではちょっと甘いものやこってりした食事をするだけで詰まったりシコリが出来たり、乳腺炎になったりもしました。しかし飲み始めてからはそのようなトラブルはなく、何を食べてもオッケー!
食べ物に対するストレスもなくなり、今の所完全母乳で育てていますが母乳も減ることなく飲んでよかったと思います。

コーヒーが好きなので、どうしても飲むと口の中で本物のコーヒーと味を比べてしまいがちでしたが、これはこれでお茶として飲む分にはおいしかったです。
妊娠中から飲み始めて、産後に母乳の出が良くなるといいなと期待していましたが、これのおかげか母乳の出はいい方でした。
産後もずっと飲み続け、母乳の出は順調でしたが、息子がおっぱいをなかなか上手に吸えなかったので、搾乳器で搾乳したものをほ乳瓶であげることが多かったです。助産師さんには母乳が良く出ているとほめられました。

母乳を沢山出さなきゃ!と、がぶ飲みしていたら、おっぱいが痛くて痛くて…痛いのは、沢山作られている証拠。いい事なんだ。と思っていましたが、病院に行ったら、乳腺炎の手前!赤ちゃんが飲む量追い付いてないから、飲むのは中止して!と言われて、それからは、また痛くなるのが怖くて飲んでません。
飲むのを止めたら、ガチガチの痛みから解放されました。私は効き過ぎてしまったけれど、それだけ、効果があるお茶なんだと思いました。

退院後、先にミルクアップブレンドを飲みましたが、カレーのような香辛料の強い味が苦手で、母乳も順調に出ていたこともあり、2週間前後で飲むのを止めてしましました。ミルクアップブレンドについては飲んでいる間も特に母乳の出が良くなったようには感じませんでした。
ミルクスルーブレンドは紅茶のような味で好みの味だったのですが、特に母乳の詰まりが軽減されることもなかったので、1袋で飲むのを止めました。

母乳の出が良くなるかどうかはそんなに良くわからなかったのですが、つまりは解消されると感じました。二人目の時は生後すぐから飲んでいたせいか、一度も乳腺炎になることがありませんでした。
何よりも私自身がこのハーブティーの味と香りが好きで、母乳のためだけでなく水分補給に好んで飲むことができました。もともとハーブティーは苦手で、これもどうせ美味しくないんだろうなーと思っていたので、初めて口にした時はその飲みやすさに驚きました。
卒乳と同時にお茶もなくなったので、その後のリピートはないですが、授乳中の方にはお勧めできるお茶だと思います。ネックはお茶にしては高額な事と、購入方法が面倒でやや時間がかかることですね。

1日3杯を目安に飲みました。すぐに劇的な変化があったわけではありませんが、1ヶ月ほど経った時に子どもが乳首を吸ってくれる時間が増え、授乳後ずっと寝てくれるようになりました。
よく出るようになったなと実感できたのは3ヶ月ほどあとです。授乳前に乳首をマッサージしたときに、両胸からプシャーと飛び出るくらい母乳が出るようになりました。
それまではこちらが、子供の口に向かって乳首を持っていくという感じでしたが、出るようになってからは、子どもが自分から乳首を探して顔を向けてくれるようになりました。

見た目はホントにコーヒーのような色で、少し香ばしい香りがして本物のコーヒーのようですが、実際飲んでみると味が全然違います。コーヒーの代用としてタンポポコーヒーを飲もうと思っている方は、おそらくガッカリされるでしょう。
タンポポコーヒーは以外と値段が高いです。折角買ったので勿体なくて、授乳中飲めるものが限られるためタンポポコーヒーをお茶として飲むことにしました。お茶と考えると、味も香ばしい香りと苦味が美味しく感じます。
タンポポコーヒーは母乳の出が良くなると言われていますが、温かい状態で飲むため母乳の出にも良さそうです。

ミルクアップブレンドは少しカレースパイスのような香りがあり、独特な風味がしました。ホットは飲めますが、冷めると飲みにくかったです。でも飲むと出る様な気がして、4袋リピートしました。
ミルクハーブは、生活の木で小さなパックで売っているので、試しに購入したところ、とても飲みやすく、3回リピートし、友人の出産祝いにも送りとても喜ばれました。

飲んでいると、体がポカポカして来ておっぱいが張っていく感じがしました。張り方もカチコチに張ると言う事でもなく、程よい感じでおっぱいが沢山出たような気がします。
長女出産時はほとんど母乳が出なく、次女の妊娠時にハーブティを知り、このハーブティーを試したおかげで次女は完全母乳で育ちました。

カレーの様な風味で少し味が苦めだったが母乳の為と毎日飲んでいた。退院後はミルクも足していたが頻回授乳が良かったのかハーブティーが効いたのか退院後より出るようになり生後1ヶ月半で完母になりました。
それからもずっと毎日飲んでました。毎日夕方の母乳が少ない時間に飲むようにしてましたが、たまに飲まなかった時は張りがなかったような感じはあったので効き目はあったと思う。

出産後、母乳がどんどん出るものだと思っていたのにほとんど出なかったため、産後1週間してから飲み始めました。飲みやすく苦味もありませんでした。飲むと乳腺がじわーっとするというか胸が温まる感じがしました。
試供品だけでは足りなかったため、ネットで注文して3ヶ月ほど飲みましたが、私には効果がありませんでした。このハーブティーを飲んだからといって母乳の出が良くなったわけでもなく、特に変化はありませんでした。

ラズベリーリーフはとても飲みやすいです。飲むと安産になり、産後も母乳の出をよくするということで飲んでいましたが、苦痛になることなくなくなるまで飲むことができました。
私は砂糖などはいれずにそのままストレートで飲みました。母乳のことを考えると砂糖入れない方がいいのかもしれません。特に産後はおっぱいトラブルをおこしやすいので。

金額的に安くないので買うのに躊躇しましたが、他のハーブティを購入して効き目がないより、口コミで評判の良いAMOMAさんのミルクスルーブレンドを購入した方が良いのではと考え、取り合えず1つ購入しました。
味は癖もなく飲みやすく毎日飲んでました。数日飲み続けると、詰まりが解消され授乳中も嘘のように痛くなくなりました!
飲みきった後も追加で購入をしました。甘いものを食べるときなど紅茶替わりに飲むようにして乳腺炎対策をしています。お陰で母乳外来にいかずに済みました。
関連記事:ラズベリーリーフティーの効果は?いつから?飲み方&注意点など
まとめ
手軽に簡単にハーブティーを取り入れることで、母乳の悩みやストレス緩和に役立てることが出来ます。ハーブが苦手な方は、はちみつなどの配合を自分好みに調整しながら、飲んでみてください。
実際に取り入れる際には既に製品化されたものや、お薦めのハーブティーをブレンドしながら、少しずつ試していってください。
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