生後4~5ヶ月の赤ちゃんが母乳を飲まない理由&影響は?対策法を紹介

赤ちゃん育児

母乳で育てているママにとっての授乳の時間は、なんともいえない幸せな時間ではないでしょうか。私も母乳で息子を育ててきました。

授乳で腕の中にいる赤ちゃんを見ると不思議と幸せな気持ちを感じたのを今でも懐かしく思います。

母乳育児は食事の栄養や乳腺炎など何かとトラブルが多く、同じく母乳で育てるママ友と良く情報交換をしていました。そんな話題の中で、特に深刻な悩みのひとつが”今までしっかりと飲んでいたのに、いきなりぴたりと母乳を飲まなくなった”ということでした。

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生後4~5ヶ月の赤ちゃんが母乳を飲まない理由は?

女性

母乳の味がまずい

母乳はママの体調や栄養が直接影響します。食事やストレス、睡眠の質によっても、毎日少しずつ味が変わっています。水分不足や甘いものを食べれば濃度が濃くなります。

また、脂っこい食べ物や香辛料の強い食べ物を食べることで、酸っぱくなったり苦くなったりします。生後4~5ヶ月の赤ちゃんは美味しい母乳が好きですので、いつもと味が違うことで、違和感を覚えれば拒否をすることもあります。

母乳が詰まっている

母乳は詰まって出にくくなることがあります。乳首にカスが詰まれば、小さな赤ちゃんの吸力では母乳を出すことができません。

また、乳製品や脂肪分の多い食べ物を食べた後などは濃くどろりとした母乳が作られ、つまり安くなるので注意が必要です。

乳頭混乱を起している

混合で育てている赤ちゃんは、乳頭混乱を起こすことがあります。これは、赤ちゃんがママの乳首よりも哺乳瓶の乳首に慣れてしまっていることが原因です。

おっぱいと哺乳瓶の乳首は飲み方が全く異なるので、生後4~5ヶ月の赤ちゃんにとって飲み別けをするのは大変難しいことです。

赤ちゃんのお腹の調子が悪い

赤ちゃんのお腹の調子が悪い場合には、母乳を拒否することが多いです。大人でもお腹がゆるいときには食べ物を受け付けなくなりますよね。

ウンチの状態がいつもと違い、便秘や下痢っぽいということがないか様子を見て見ましょう。

口の中の調子が悪い

赤ちゃんの口の中のコンディションが悪く母乳を飲んで沁みれば飲むのを拒否します。例えば、口内炎が出来ているとき、切り傷があるときなどは、おっぱいが刺激となってしまいます。

傷ではなくても歯が生え始める頃は、痒さや違和感で飲む気が損なわれてしまう子もいるので様子を見てあげましょう。

おっぱいに罪悪感を抱いている

思うように話ができない赤ちゃんでも、大人の言うことを既に良く聞いています。周りの大人に「ママはおっぱいが痛いんだってよ」「そんなに飲んだら痛い」など、母乳に対するネガティブな発言をされると、飲まなくなってしまう子がいます。

生後4~5ヶ月の赤ちゃんが母乳を飲まないことによる影響は?

頭を抱えるお母さん

赤ちゃんの栄養面

母乳は粉ミルクに比べて消化吸収が早いのでこまめな授乳が必要です。赤ちゃんが飲みたいのに飲めない、母乳は嫌だといっている場合には栄養が足りなくなってしまう恐れがあります。

最後の授乳から3時間以上足っているなど、飲ませた方が良いと判断するのであればミルクを足した方が良いですね。

乳腺炎

今まで良く出ていたママであれば、必要な量の授乳が適切に行われないことでおっぱいがカチカチに硬くなります。

しっかりと搾乳をしていかなければ、おっぱいがカチカチに硬くなり乳腺炎となることがありますので、こまめに搾乳やマッサージするなどしておっぱがつまらないように気をつけましょう。

おっぱいが出にくくなる

赤ちゃんが飲まなくなり、そのままにしておくことでおっぱいが出にくくなってきます。出産後有り余るくらい沢山出ていたママでも、数日飲ませずにいることで出が悪くなる可能性が高いです。

何もせずに2~3日も出さないと、それ以後ぴたっと出なくなってしまうことがあります。今後も母乳育児を続けたいという人は、授乳と同じ感覚で搾乳をして、絶えずおっぱいが作られるように工夫をしてください。

生後4~5ヶ月の赤ちゃんが母乳を飲まない場合の対策法は?

女性

食生活を見直す

母乳を美味しくさせたいと思うのであれば、和食を中心とした食生活に変えて見ましょう。お菓子やコーヒー、乳製品、加工食品は母乳をまずくします。

白身魚、鶏肉、豆腐など、良質で健康的な食事に変えると母乳の味が劇的に改善されるでしょう。

母乳マッサージをする

生理再開やストレス、食生活によりママのおっぱいが出にくいときには母乳マッサージを行います。乳首は柔らかくし、おっぱい全体もつまりがなくなるように繰り返しマッサージをすることで、母乳の出がよくなります。

まずは自力でマッサージをし、どうしても駄目な場合には産婦人科や母乳育児相談室で相談をして詰まった乳腺を開くようにしましょう。

哺乳瓶を変える

混合であれば、哺乳瓶の飲み方の方が楽で慣れてしまっている可能性が高いです。母乳育児と平行したい混合ママさんは、母乳育児と共に使いやすい哺乳瓶に替えてください。

最初は粉ミルクも飲みづらくなってしまうかもしれませんが、少しずつでも良いので移行させると混合でも飲んでくれるようになります。

体制を変える

母乳を飲ませる時は無理な体制になっていないでしょうか。混合であれば、母乳と哺乳瓶の授乳の仕方に大きな違いが出てしまわないように抱き方や飲ませ方など変えてみるといいです。

片方しか飲まないというときにも、フットボール抱き、沿乳など、楽に感じる飲ませ方にしてみると良いですよ。

赤ちゃんに語りかけてみる

生後4~5ヶ月の赤ちゃん側が母乳に対して何らかのストレスを抱えている場合には、やさしく語りかけることで不思議と飲んでくれることがあります。

「痛い」「嫌だ」という発言を少しでもした覚えがある方は、「ごめんね」「飲んで良いんだよ」など、話しかけてあげることですんなりと飲んでくれるようになる子もいます。

病院に相談する

赤ちゃんの体調に異変があるときにはお医者さんに相談をしましょう。

中には便秘が原因で飲まない子もいます。何日もウンチが出ていない、不機嫌に長時間泣いているなど、通常とは違った様子が見られたときには、迷わず診せに行くと良いでしょう。

まとめ

生後4~5ヶ月の赤ちゃんにおっぱいを拒否されるのは精神的にも肉体的にも辛ですよね。ただし、母乳やミルクが唯一の栄養源である6ヶ月未満の子供が母乳を飲まないことには何かしらの理由が隠れています。まずはこれかもしれないという原因を探して、改善させる努力を親子で始めてみましょう。

生後4~5ヶ月の赤ちゃんには無理強いをさせるのではなく、ママができる食生活や生活習慣は改善させ、愛情を持って赤ちゃんに接するといいでしょう。根気強くチャレンジをすれば、悩みが嘘だったように飲み始めてくれる日がすぐ来るはずです。

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