母乳を卒乳する時期は?何かよい方法はあるの?ケアのやり方は?

1歳児育児

日々すくすく成長していく赤ちゃん、離乳食も始まってそろそろ卒乳のことを考え始める時期。

でも一体何ヶ月になったら卒乳をした方がいいの?一体どうやったらスムーズに卒乳できるの?そして卒乳後のママのおっぱいケアはどうしたらいいの?色々知りたいことがありますよね。

ここでは卒乳する時期、方法、またその後のケアについてお話ししていきたいと思います。

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母乳を卒業する時期は?

考えている女性

多くのママが卒乳を考え始める、またはチャレンジしてみるのは、子供が1歳半~2歳の頃です。でも、卒乳にきまりはありません!つまりママ次第とも言えるでしょう。

では、先輩ママ達が卒乳を考え始めたきっかけとは一体なんだったのでしょうか。

  • ママが薬を服用しなくてはならなくなってしまった
  • 職場復帰の時期が迫ってきた
  • 2人目の妊娠、または妊娠を考え始めた
  • 母乳を頻繁に欲しがるので、離乳食がうまく進まなかった
  • 子供の虫歯が心配だった
  • 子供がおっぱいを欲しがらなくなった
  • 乳首を噛まれてしまい痛かった、または怪我をしてしまった
  • 1歳の誕生日を機に

理由は様々ですが、どの理由も卒乳をチャレンジするには十分な理由ですね。中には、『1歳の誕生日を機に』という、ちょっとユニークなきっかけもありますが、3回食の赤ちゃんであれば、ママが卒乳の時期を決めて大丈夫でしょう。

もし気になる人は栄養士、助産師に相談してみてはどうですか。

母乳を卒乳させる為の方法は?

先生

卒乳は赤ちゃんにとってもママにとっても大変なチャレンジです。卒乳を成功させるには、きちんと卒乳計画を立てること、また断固たる決意で臨むことが大切です。そしてそれを実行し、成功させるには家族のサポートが必要不可欠です!

一般的に卒乳は、最初の3日間が地獄と言われています。裏を返せば地獄の3日間さえなんとか乗り切れば卒乳は成功といえるでしょう。

では、具体的に卒乳を成功に導くために有効な方法とはどういったものなのでしょうか。

月齢が低い子の場合

ミルクの割合を増やし、母乳の量を徐々に減らして卒乳への下準備を始めましょう。そしていよいよ卒乳の日、家族に協力してもらい、お母さんはなるべくあかちゃんがおっぱいのことを思い出さないように、少し距離をおきましょう

例1

日中、実家の母や旦那さんに赤ちゃんをあやしてもらったり散歩に連れ出してもらって、おっぱい以外の楽しみを与える

例2

卒乳チャレンジ中の3日間だけ、旦那さんにお願いして赤ちゃんと一緒に寝てもらう

月齢が高い子の場合

中には、自分からおっぱいを欲しがらなくなる子も少なくありません。また、『おっぱいバイバイだよ』などの言い聞かせで、納得して卒乳してくれるという子も多くいます。

でもみんながみんなそんなに聞き分けのよい赤ちゃんではありませんよね。そこで荒ワザもいくつく紹介していきたいと思います。

例1

乳首に絆創膏を貼ったり、絵を描いて、いつもと違うこと、もう飲めないんだということを認識させる

例2

からしやワサビを塗ってびっくりさせる

以上の2つは色々なママが有効的だったと言ってはいますが、大好きなおっぱいを嫌いになってやめていくのは少し可哀想なので、できれば以上の方法は最終手段にとっておいて、家族のサポートを借りて、ベストな卒乳の方法を見つけてあげれるといいですね。

母乳を卒業した後のケアは?

女性

いざ卒乳に成功したものの、その後はどうしたらいいの?というママも多くいると思います。先輩ママの中にも、むしろ卒乳後の方が大変だったと言っている方も多くいます。では具体的に卒乳後のケアとはどういったことをすればよいのでしょうか。

卒乳後しばらくは圧抜きをする

これは乳腺炎を予防する為にも、重要なことです。卒乳したからといって、急にすぐ母乳が出なくなる、という訳ではありません。乳腺炎を防ぐ為、また2人目以降の出産の後に、スムーズにまた授乳ができるようにも、圧抜き(絞ること)が必要です。

圧抜きの方法とは?
胸が張って痛いという人は、1日2回くらい手で絞って搾乳しましょう。大体3日目には、奥に溜まっていた分も綺麗に絞り切れるでしょ う。ただ強く絞りすぎると、刺激を受けて、また母乳をどんどん生産してしまうので気をつけましょう。

やり方としては胸の上部を押して絞る感覚です。そして卒乳して1ヶ月後に少し胸を押してみて、母乳が胸に残っていないか、しこりはできていないかをチェックしましょう。

そのあとは、2ヶ月後にまた再チェックして、問題がないようでしたら圧抜きは完了です。もし気になるようなことがあれば、すぐに助産師さんや母乳外来に相談しましょう。

胸の張りを感じない人はどうしたらいいの?

胸の張りや、残乳感がないという人でも圧抜きが必要です。張らないから、痛くないからといってそのまま放っておくと、胸に小さいしこりができ、そのしこりが乳腺内に残ってしまい、次回授乳する時にスムーズに再開できなくなってしまいます

特に胸の張りを感じない、痛くないといった人でも卒乳後1週間経ったあたりで一度圧抜きをし、絞れるだけしっかりと絞ってしこりを予防しましょう。

母乳を卒乳した後の疑問について、「母乳は卒乳後いつまで出るの?粘りがあるけど大丈夫?止め方は?」のページにまとめていますので、参考にして頂ければと思います。

締め付けのない下着を着用する

卒乳後はバストが垂れないように、締め付けるタイプの下着つける方もいらっしゃいますが、胸部を締め付けることで、乳腺に不純物が溜まって炎症を引き起こしやすくなったり、血行も悪くなりバストケアにはよくありません

卒乳後は、出産前と比べバストのサイズが変わっている場合がありますので、サイズを確認してから自分に合った下着を選ぶようにしましょう。

ユニクロのブラトップなどもオシャレでおすすめです。

お風呂では入浴は控える

お風呂に入ると、体温が上がる為に胸が張って痛みを感じる人も少なくありません。卒乳して少なくとも3日間は入浴は控えて、シャワー等で済ませた方がよいでしょう。

まとめ

卒乳は赤ちゃんの成長の証のひとつでもあります。また、卒乳を成功させるにはママの強い覚悟と、家族のサポートが必要不可欠です。

ご家族の方もしっかりサポートをしてあげて、ママ、そして赤ちゃんにとってストレスフリーな卒乳を一緒に目指してあげてください。

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