ブヨに刺された後の症状&腫れや痛みの対処法は?病院で治療は必要?

ブヨライフスタイル

6~7月は、最もブヨが活動する期間です。ブヨは体長3mm~5mmの小さな虫ですが、蚊とは違い、人間の皮膚を咬みちぎってから吸血する恐ろしい虫です。

基本的には水辺に生息し、暑い時間帯は活動が鈍るので、夏のレジャーに出掛けた時の、涼しい夕方は要注意です。

大人がブヨに刺されても、人によっては耐えがたいくらい痒かったり、痛かったりするので、特に小さいお子さんが刺されてしまった場合、ママは心配ですよね。

ここではブヨに刺されてしまった時の主な症状や、対処法、そして病院での治療の有無について説明していきたいと思います。

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ブヨに刺されたらどのような症状が出るの?

Frau juckt die Haut

前述したように、ブヨは皮膚を刺すのではなく、咬みちぎるので、ブヨに噛まれた瞬間チクッとした痛みを感じます。また、人によっては咬まれた瞬間に、強い痛みを感じる場合もあります。

そして、その咬まれたところから出血が起こります。人によって、垂れてくるくらい大量であったり、また、少量であったりと出血の量は違ってきます。

時間の経過と共に、その刺された部分からアザのような内出血が起こり、だんだんと腫れてきて、強い痒みを感じるようになります。

中には内出血は起こらず、ブヨに咬まれた部分が赤くプツンと硬くなり、すぐにその周りが腫れてくるケースもあります。

互いに共通するのが腫れた後に強い痒みを感じる、ということです。

また、人によってはブヨに咬まれた夜~翌朝にかけて発熱することもあります。ブヨは小さいからといって侮れない、怖い虫です。

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ブヨに刺された後の対処法と腫れや痛みを軽減させる方法

女性

刺されて(咬まれて)しまった場合はまず何をしたら良いのか、などの正しい対処法も合わせて紹介していきたいと思います。

1.咬まれた場所を絞る

ブヨに咬まれた場合、すぐに患部を絞って、唾液を体の外に出すことが重要です。皮膚を刺された際、ブヨの唾液が付着することで痒みがおきます

血液に混じった唾液をしっかり絞り出してしまえば、その後の腫れや痒みは軽減されます。

手でももちろん絞れますが、かなりぎゅっと患部をつまんで唾液を押し出さなければなりません。

そこで、便利な商品が「ポイズンリムーバー」という商品です。これがあると少ない力で、簡単に毒素を絞り出すことができます。

ポイズンリムーバー
出典:amazon.co.jp

これから水辺にレジャーに出かけるという方は探してみてはいかがでしょうか。

2.消毒する

ブヨに咬まれた後は、普通の傷と同じように消毒する必要があります。咬み傷なので、きちんと消毒しないと化膿する恐れがありますので、要注意です。

ここまでを噛まれてすぐに行った場合、痒みも腫れもそこまで悪化しないのですが、遊びに夢中で気づかなかった、また痛みに強い人はブヨに噛まれてもすぐには気づかず、腫れてきて強い痒みを感じてから気づく場合が多いです。

その場合でも、消毒はもちろん必要ですが、時間が経ってから咬まれた場所を絞っても手遅れです。

すぐに患部を絞れなかった、という人は痒みや腫れを軽減する為に、以下のことをした方が良いでしょう。

冷やす

保冷剤や氷で患部をしっかり冷やしましょう。痒みが軽減されます。

反対に、患部を温めてしまうと痒みが更に強くなってしまう事がありますので、お風呂などで体を温める行為は要注意です。[/su_service]

虫刺され用市販薬を塗る

しっかり冷やした後は、虫刺され用市販薬を患部に塗って様子をみましょう。

※購入される場合は、薬剤師などに相談の上でご購入ください。もし2~3日経過後、腫れや痒みがひどくなっていたり、水ぶくれなどが出た場合は、皮膚科など病院を受診してください。

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ブヨに刺されたら病院で治療した方がいいの?

病院

ブヨに刺された(咬まれた)場合、たかが虫刺され、と思わずに、なるべく早く受診した方が良いでしょう。

皮膚科を受診すると、症状によって、ステロイドの塗り薬やプロトピック軟膏、ステロイド内服、抗ヒスタミン剤などの内服薬や塗り薬を処方してくれる場合もあります。

もし受診せずに放っておくと、他の病気に発展する可能性もありますので、要注意です。

発展する恐れがある病気について

結節性しっしん

ブヨに咬まれた箇所を放っておいた場合、水ぶくれになることも。その水ぶくれがすぐに治る場合は心配いらないのですが、何度も水ぶくれが同じ場所にできてしまう場合は要注意です。

その水ぶくれの下で患部が化膿し、「結節性しっしん」を引き起こす場合があるようです。

一度結節性しっしんになってしまうと、なかなか完治するのは難しく、何年も腫れが引かなくなる事もあるようなので、気を付けましょう。

蚊、ブヨアレルギー

一度ブヨに咬まれてしまった人は、ブヨだけでなく、蚊アレルギーを併発している場合も。

一度アレルギーになってしまうと、虫刺されが重症化する恐れがありますので、必ず皮膚科を受診し、医師の意見に従ってください。

リンパ菅炎、リンパ節炎

咬まれた部位によっては、一ヶ月以上引かなままの場合も。その状態を放っていると症状が悪化し、リンパ菅炎やリンパ節炎を引き起こす恐れがあるようです。

ひどい人では、呼吸困難を引き起こし、重篤状態に陥ってしまう場合もあるようなので、たかが虫刺され、と放っておかずに、必ず受診しましょう。

ブヨに刺されない為の対策法は?

市販されている虫除けスプレーは蚊専用の商品が多いので、ブヨにはあまり効果がないと言われています。

ブヨ撃退に効果的なのが「ハッカ(ミント)」です。ハッカ油は普通に流通していますので、自分でブヨ除けスプレーを作ることも可能です。その簡単な作り方をご紹介したいと思います。

用意するもの

  • 洗って消毒したスプレーボトル
  • ハッカ油 5ml
  • エタノール 25ml
  • 精製水 200ml

すべてをスプレー容器に入れ、静かに混ぜ合わせば完成です。どれも普通に市販されていて、手に入れやすい材料なので、自家製ブヨ除けスプレーを作ってみては如何でしょうか。

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まとめ

ブヨにもし刺されてしまった場合は、初期段階で素早い処置をすることが大切ですが、その後きちんと皮膚科を受診することも大切です。

これから夏本番、水辺のレジャーに出かける機会が増えてくると思いますが、ブヨに刺されないように対策する事と、刺された後正しく処置して、楽しい夏休みをお過ごしください。

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