子供のカルシウム不足による症状&原因は?解消する方法も紹介

珊瑚育児

大人や女性だけではなく子供の栄養不足が深刻化しています。

子供のカルシウム摂取量は学校の給食で飲む牛乳だけでは十分ではなく、子供の成長と一生をサポートするためには家庭での食生活が鍵を握ります。

実際に、骨や体が成長する中で必要なカルシウムを十分な量を摂取していないという子が多いです。

このためカルシウムの摂取量と吸収率を高めることを、大人は意識をしてあげなければなりません。

ここでは、子供のカルシウム不足による影響と原因、そして対策法についてまとめていますので参考にしてください。

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子供のカルシウム不足による症状や影響は?

悩んでいる子供

子供のカルシウム不足は、とても深刻な症状や影響を及ぼします。

成長を妨げる

カルシウム不足で代表的なのが、骨の成長が妨げられてしまうと言うことです。実際に、体内のカルシウムが足りなくなると骨からカルシウムが溶け出して血管へと流れ込もうとします。

十分に体格が作られず、体の成長に大きな影響を及ぼすことが考えられます。

骨や歯が脆くなる

骨や歯に栄養がしっかりと行き渡らないことで、もろくなり変形することがあります。骨がもろいと少しつまずいただけで骨折してしまうなど、重大な怪我に繋がりかねません。

歯がもろくなれば虫歯が多くなり、ちょっとしたことで歯医者さんに行くことが増えます。

血管の病気を引き起こす

カルシウム不足が進むと血管の老化が早まり、子供であっても高血圧や動脈硬化などの病気を引き起こしやすくなってしまいます。

手や足の末端やまぶたが小刻みに震える、足がつりやすいといった神経系の症状もカルシウム不足が原因です。

脳の病気を引き起こす

子供のうちにカルシウムが足りないと、精神状態が不安定で勉強や人間関係にも影響を及ぼしかねません。

例えば、集中力が持続せず忘れっぽい、ちょっとしたことでイライラしやすいなど、問題行動を起こしやすい子供となってしまいます。

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子供がカルシウム不足になる原因は?

ケーキを食べる子供

現代の子供のカルシウム不足の原因は、普段の日常生活に大きな要因が隠れています。

カルシウム摂取量が足りていない

子供は学校で牛乳をしっかりと飲んでいるから大丈夫と思いがちな人が多いですが、実は牛乳200ml程度では1日に必要なカルシウムの量に到底届いていません

実際にカルシウムは体内での吸収率が悪く、しっかりと意識して摂取しないとすぐに不足しやすくなります

運動不足

最近の子供は外での運動不足が問題となっています。カルシウムはただ摂取しただけでは十分に役割を果たすことが出来ません。

日光に浴びてビタミンDを肌から作ることで初めて、骨にあるカルシウムを吸収し役立たせることが出来ます

加工品の食べすぎ

子供であると加工食品を食べ過ぎていることがカルシウム不足に繋がりやすいです。

例えば、インスタント食材やお菓子、ファストフードはカルシウムを対外へ排出させるリンが多く含まれています

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子供のカルシウム不足を解消する方法は?

子供のカルシウム不足を解消させるためには、普段の生活で心がけたいことが大きく分けて3つあります。

意識してカルシウムを摂取する

食材

カルシウム不足を補うためには、まず意識をしてカルシウムの摂取量を増やすことが大切です。一日のカルシウム摂取量の目安は、大人で600~800mg、子どもは700~1000mgです。

お勧めの食材

乳製品

チーズやヨーグルトといった乳製品はカルシウムが豊富に含まれているのでお勧めです。実際に、チーズは1かけら20gで120mg、ヨーグルトは100gで120mg程度含まれます。

子供用で塩分が少なく、カルシウムが多く配合されている製品があるので利用すると美味しく食べてくれます。

大豆製品

納豆や厚揚げなどの大豆製品にもカルシウムが多く含まれています。厚揚げは1/2の100g程度で240mg補えるのでお勧めです。

緑黄色野菜

小松菜などの色の濃い緑黄色野菜は、ビタミン類も豊富でカルシウムを補うのに重要な役割を果たします。

小松菜は1/4束で120mg程度、切り干し大根は1食分で80mg程度含まれます。

小魚

小魚はおやつ代わりに食べると簡単にカルシウムが摂取出来ます。桜海老なら大匙1杯で100mg程度含まれます。

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お勧めの飲料

牛乳

牛乳は、カルシウムの吸収率が最も高い食材で50%程度のカルシウムを補うことが出来ます。

コップ1杯で220mg含まれるので、そのまま飲料としてだけではなく、シチューや卵焼きに混ぜるなどしてすこしずつ摂取させるようにします。

スキムミルク
牛乳が苦手な子供であればスキムミルクを上手く活用します。粉タイプあれば、ハンバーグやコロッケを作るときなどに混ぜ込んであげると食べやすくなります。

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サプリメント

毎日の食事で必要な量のカルシウムを確実に補うのはそう簡単なことではありません。子供用のサプリメントやカルシウムウエハースなどを使って、美味しく必要な量を補うといいです。

ただし、美味しいサプリメントは過剰摂取になることも否定できませんので、必要量は大人が管理をするようにしてください。

ちなみに筆者の息子に好評なのが、【贅沢のびるんるん】というサプリメントです。

カルシウム以外に、成長をサポートしてくれるアルギニンや亜鉛、鉄といった普段の食事で摂りにくい栄養素を補う事ができます。

うちの場合、子供用の青汁を飲ませたりしていたのですが、美味しくないということで続きませんでした。

でも、この贅沢のびるんるんは、ラムネのように噛んで食べられて美味しいようなので、おやつ感覚で食べてくれています。

のびるんるん

また、小さなお子さんだとアレルギーなどの心配などもあると思いますが、アレルギー物質27品目不使用ということで、安心して使えました。

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他の栄養素も補う

魚や海藻

カルシウムの吸収率を高めるためには、カルシウム以外の食材もバランスよく摂取することが求められています。

ビタミンD

カルシウムの吸収を高めるビタミンDは青魚やきのこ類、卵に多く含まれます。

マグネシウム

カルシウムの出入りを調節するマグネシウムを豆類、海藻類、ナッツ類などで補いバランスよく食べるようにすることをお勧めします。

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外で運動をさせる

運動をする子供

現代の子供は日光に当たって運動をする機会がぐんと減ってしまいました。

学校の授業で外に出るだけでは到底足りていないので、放課後や週末には積極的に外で元気良く遊ばせるようにすると、カルシウムの吸収率が高まります。

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まとめ

カルシウムは現代の日本人にとって、大人も子供も意識して補うことが求められています。

体内でのカルシウムが不足は、ファストフードや加工食品に頼った食事、室内で過ごすことが多くなった現代の生活パターンが原因です。

成長期は一生の健康を左右するとても大切な時期です。意識的にカルシウムを必要な分だけしっかりと補わせてあげて、バランスの良い食事と日光の下での運動をさせるようにしましょう。

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