私は肌が弱いほうで、息子もその体質を受け継いでいるので、私たち親子はちょっとしたことで肌が荒れてしまいがちです。
中でも寝ている間に知らず知らずのうちに被害を受けてしまうダニはしっかりと対策をしなければなって思っているんです。
そんなダニですが、1匹残らず駆除するというのは無理でも少しでも増殖させないように出やすい場所や、増殖する原因を知って予防をしなければなって思っています。ここでは、私がまとめたダニの対策法についてご紹介をしたいと思います。
ダニが増殖する原因は?
ダニがゼロという家は残念ながらありませんが、住環境によって増殖しやすさに違いがあります。
高温多湿
ダニが好むのが高温多湿の気候です。つまり梅雨~夏の時期にかけてはダニにとって最適な環境です。熱過ぎる環境はダニにとっても生き伸びることが出来ないものの、人間が生活しやすい温度を保っていることでダニが増殖しやすくなります。
密封された家
現在の家は、アルミサッシの窓にドアといった防犯に長けていて、気密性が高い家となっています。梅雨があってじめじめとした環境の日本において、この気密性の高さはダニの増殖を促しているといっても過言ではありません。
昔のように適度に風邪を入れ替えて、湿気をこもらせないような環境を少しでも作ることが大切です。
えさが豊富
ダニの寿命は1匹当りわずか2~3ヶ月程度であり、決して長いものではありません。しかし、繁殖力が高いダニは1匹で50~100個以上の卵を産んでしまいます。
人間の垢やフケをそのままにしていると、ダニにとって栄養豊富で繁殖率がさらに高まり、たった2ヶ月程度で1匹から1万匹まで増殖します。
ダニが出やすい場所は?
考えただけでゾワっとするダニの存在ですが、一体家のどんな部分に多く繁殖してしまいやすいのでしょうか。
寝室
布団やソファーは、寝ている間にダニのエサとなる人のフケや垢が落ちます。夏の時期には汗をかいて布団が湿り、よりダニにとって好都合な環境になります。
ぬいぐるみ
子供のぬいぐるみはエサの宝庫となっています。よだれや垢、食べかすなど、色々なものがぬいぐるみの生地に染み込んでしまっています。
フロア
じゅうたん、畳、電気カーペットといったフロアは、もぐりこんで生活しやすいです。同時に普段歩いていて知らず知らずのうちに落ちる人間から出るゴミが隙間に入りやすく、ダニたちの餌場となっているでしょう。
粉物
ダニが大好きなのが粉物です。白い粉である小麦粉、片栗粉などは、封を開けたら常温で放置することは絶対にお勧めできません。目に見えない粉の中に、無数の卵を植えつけてどんどんと増殖してしまいます。
衣類
ダニにとって人間が袖を通した洋服は何時までもくっつきたくなる環境が整っています。特に、数ヶ月季節をまたいで着ていなかった洋服には注意が必要です。
クローゼットの中に入れておいた衣類や収納箱の中はダニが繁殖しやすい環境で、フンや死骸が溜まっている可能性が高いです。
ダニが増殖するのを予防する為の対策法は?
完全に予防することが無理だとしても、少しでもダニによる被害を避けたいという人が多いでしょう。そのために出来る予防法をひとつずつこなしていきましょう。
こまめに掃除をする
ダニが寄りやすい場所はもちろん、部屋の隅々をこまめに掃除をすることが大切です。ダニが溜まりやすい寝室は布団クリーナーを使って、フロアもしっかりと掃除機をかけてダニとゴミを吸い取るようにしましょう。
粉物は冷蔵庫へ
ダニは冷蔵庫の中のような涼しい場所で増殖することは出来ません。あけたら必ず冷蔵庫に入れるようにして、ダニが入り込む前に適切な場所に保存するのが一番です。
ただし、一度封を開けて放置してしまった粉物はあとから冷蔵庫に入れても意味がありません。ダニを冬眠させるだけであって、駆除しているわけではないからです。
乾燥させる
湿気が強い時期は特に、部屋の中の湿度を下げるように心がけましょう。汗をかいた後の布団は、出来るだけ毎日干すようにし、洋服も瞬時に乾かすように心がけるだけでもダニの数を減らすことが出来るでしょう。
くん煙剤を使う
部屋の中に生息しているダニを一気に駆除するためには、くん蒸剤を活用するのが一番手っ取り早いでしょう。くん煙剤は女性でも簡単に使いやすいのでダニ退治に優れた心強い見方です。
一軒屋派もちろん、アパートなどの限られた環境の中でも気軽に使える商品も多くあります。
ホームセンターやドラッグストアなどで手軽に購入できる製品です。脚で踏むだけで煙は出ずお部屋丸ごとの生息数を減らすことが出来るタイプでお勧めです。
まとめ
ダニは肉眼では中々確認することが出来ない目に見えない敵です。どんな綺麗な家でも100%ダニが生息しているといいますが、アトピーや皮膚炎などのトラブルを引き起こすので少しでも数を減らしたいですよね。
可愛い赤ちゃんのダニによる影響を最小限で済ませるためには、増殖の原因を知って適切な駆除対策を行うにつきます。家族みんなにとって過ごしやすい環境を作るために、ダニの駆除は徹底しておいて間違いはありませんよ。