仕事で書類を作成していたときのことです。文書に「合計金額の3分の2を計算してください」という指示がありました。
「これを電卓でどうやって計算するんだろう?」とちょっと立ち止まって考え込んでしまったんです。
人に聞くのはちょっと恥ずかしいかなと思ったのですが、隣に先輩がいたので聞いてみると、その先輩も「俺もわからんわ。」ということで、事務員さんに聞いてようやく解決できました。
結果として、「電卓よく使っているけど、意外と知らないもんだね」と話し合い、盛り上がりました。
そこで、今回は電卓を使った「3分の2」の計算方法をご紹介したいと思います。
あまり知られていないかもしれませんが、この計算方法を覚えておくと、急いでいる時にもスムーズに計算できるようになりますよ!
電卓での「3分の2」の計算の仕方
普段よく使う電卓ですが、意外にもその使い方の詳細を知らないことがあります。
特に、特定の計算式を電卓でどのように入力するかについては、迷うことも少なくありません。
「3分の2」という計算は、理屈は分かっていても、実際に電卓でどのように操作するかがわからない方も多いのではないでしょうか。
この計算方法を知っていれば、慌てずに計算ができ、大変便利です。
電卓を使用した3分の2の計算手順
たとえば、売り上げ合計額が120,000円で、その3分の2を自分が受け取れるとなった場合に、電卓だとどのように計算して求められるのかを、計算してみましょう。
この計算の方法は、120,000円に2を掛けてから3で割るという手順です。
この計算を別の方法で確認してみましょう。
120,000円を3等分すると、1等分は40,000円です。
次にさらに1等分したものが2つなので、40,000円×2(または40,000+40,000)で、80,000円となります。
この結果も、やはり80,000円ですね。
このように分割して計算する方法もありますが、電卓で計算するなら、前者のやり方の方が手軽に計算できます。
120,000円×2÷3=と電卓で順番に打ち込めば、すぐに答えがわかります。
3分の1の場合
以下のような手順で電卓を打ち込めば、答えば出ます。
手順1.120,000×1=120,000
手順2.120,000÷3=40,000
4分の3の場合
手順1.120,000×4=480,000
手順2.480,000÷3=160,000
5分の4の場合
以下のような手順で電卓を打ち込めば、答えば出ます。
手順1.120,000×4=480,000
手順2.480,000÷5=96,000
という形で計算式を変えることで、電卓で計算することができます。
まとめ
この記事を通して、日常生活や仕事場でよく出くわす「3分の2」の計算を、電卓を使って簡単に行う方法をご紹介しました。
案外知られていないこの小さなノウハウですが、一度覚えてしまえば、さまざまな場面で役立ちます。
たとえば、割引率の計算、料理の分量調整、経費の算出など、私たちの日々の生活に密接に関わる多くのシチュエーションで活用できるでしょう。
このシンプルだけれども非常に便利な計算方法を身につけることで、計算に関する小さな不安や手間を解消し、よりスムーズで効率的な日常を送ることができます。
次に「3分の2」の計算が必要になった時は、ぜひこの方法を試してみてください。