ダウン症だって運動ができる!諦めない事が大切

育児

ダウン症といっても色々なタイプがあります。運動が苦手が子もいれば、プロ顔負けのダンスを踊る運動神経が良い子もいます。

我が息子R君といえば・・・明らかに前者ですね。でも苦手だからといって、何もさせないそんなママではありませんよ、私。だって、やればできるのだから!

スポンサーリンク

弟に先を越され・・・

自転車にのる子供

実はR君、自転車に乗れません。(心配される人もいらっしゃると思うのでお伝えしますが、ダウン症だって自転車を乗りこなしている子はたくさんいますよ。R君が乗れないだけです)

自転車は私と一緒にいっぱい練習をしました。でもどうしてもペダルをこぐことができずに挫折、もう一度やってみる、でも挫折・・・そんな繰り返しでした。

そうこうしているうちに3歳下の弟があっさりと乗れてしまったんです。

「わちゃ~・・・」

私は誇らしげにしている弟君を褒めないといけないのですが、R君の唖然とした顔を見て言葉が見つかりませんでした。

水泳始める

水泳をするダウン症児

運動は苦手だけれど、長く続ければ必ずできる!そんな私の信念にもとずき、始めたのが水泳です。

障害児に水泳を教えてくれる教室はないかとインターネットを探していて見つけたのがNPO法人『プールボランティア』マンツーマンでボランティアさんと障害がある子がプールへ入水します。

R君が1年生の夏。『プールボランティア』との出会いがR君を変えました。水に慣れることから初めたR君、あれから5年が経った今。クロールで15メートル泳げるところまで来ました。

現在クロールの息継ぎを猛練習中なので、息継ぎをマスターできれば25メートル、もしくはそれ以上も夢ではありません。

「長く続ければ必ずできる」私の信念は間違ってなかったですね。

諦めないで!

笑顔のダウン症児

ダウン症の特徴的な体型ってぽっちゃり体型です。中には腹筋が割れているマッチョなダウン症もいますが、運動をしないR君は間違いなくぽっちゃりタイプだなと思っていました。

そこで、将来ひとりでも続けることができる水泳に目をつけたんです。水泳はきっとこれからもR君のライフワークになるでしょう。それに水泳だけは弟たちに負けていないってとこも鼻高々なんですよ~。

ダウン症だからって運動を諦めないでください。スキーを楽しんでいるダウン症のお友達もいますし、マラソン大会に出場する人だっています。大切なのは続けること。初めは楽しくなくても、続けることでやる気になってきます。

褒められるのが大好きなR君は「今日もがんばったね~カッコよかったよ~」の一声で満面の笑顔です。

運動が苦手な子をその気にする、そこに障害の有無は関係ありません。だからダウン症だからって運動を諦めないでください。

関連記事ダウン症児とその兄弟の関係について~学校編~

関連記事ダウン症児のコミュニケーション力について体験談を元に考えてみる

注目記事気持ちを楽にする!産後クライシスをプラスに変えるママの法則

タイトルとURLをコピーしました