子供の離乳食やミルクの進め方は、いつ始めるのか、いつ切り替えるのか、皆さんどうするべきか悩みますよね。
私は離乳食を半年でスタート、1年を過ぎた頃には良く食べてくれるようになりましたが、メニューによってムラがあったことを覚えています。
食事が偏ると子供の栄養摂取が足りているのか気になりますね。そんな時に、とても便利なのがフォローアップミルクです。
子供の栄養をサポートするために使われますが、どうやって飲ませたら良いのかなど悩む方が多いでしょう。
フォローアップミルクの飲ませ方は?
フォローアップミルクは、離乳食やミルクでは摂取しきれない栄養を補うためのものです。
そのため、絶対に飲まなければならないものではありませんが、子供が飲みやすい方法で必要な量を摂取するようにサポートしてあげることが肝心です。
飲ませ方はトレーニングを兼ねて
フォローアップミルクを飲むのは、9ヶ月頃からなので子供の成長に合わせて飲みやすい飲み方をさせてあげましょう。
哺乳瓶は、あまり長く続けると虫歯の原因になることがあります。
そのため、フォローアップミルクで哺乳瓶からの卒業も目指して、ストローやコップのトレーニングついでにあげてみてはいかがでしょうか。
コンビ テテオ teteo パーティマグ 離乳ナビセット Neo
出典:amazon.co.jp
こちらの商品では、乳首タイプの「マグベビー」(5カ月頃~)、スパウト「マグスパウト」(7カ月頃?)、コップタイプ「マグカップ バルーン」 (9カ月頃~)、ストロータイプ「マグストロー」(9カ月頃~)となっていますので、利用時期をひとつの目安として練習をさせてみると良いです。
また持ち手つきのコップも10ヶ月前後からを目安にはじめてみると良いでしょう。
間隔と摂取量
月例が進めば離乳食でしっかりと栄養を取れるようになります。
子供の様子を見て、離乳食が不足している日にはしっかりと飲ませ、沢山食べたら減らすなどの工夫をしましょう。
9ヶ月~12ヶ月(3回離乳食)
食後や食間に200mlずつ、それぞれの食事の後3回程度(1日合計600ml)
12ヶ月~18ヶ月
食間に200mlずつ、午前と午後の2回程度(1日合計400ml)
母乳との併用
母乳育児であれば、ママのおっぱいの出具合によって栄養が十分に足りている場合と、そうではない場合があります。
母乳は1日にどれだけ与えているのかがはっきり分からないので難しいですが、赤ちゃんがおっぱいで満足しているようであれば、無理にフォローアップミルクを利用する必要はありません。
離乳食が進むにあたってママの母乳の出が悪くなり、思ったように離乳食を食べてくれない場合には、フォローアップミルクを足してあげると良いでしょう。
作りおきはNG
フォローアップミルクは、粉ミルクと同様に作りおきをしてはいけません。
栄養価が高いことから唾液などから雑菌が繁殖しやすく、内臓器官が未熟な子供にとって危険です。一度飲んだら捨てて、新たに作り直すようにしてください。
関連記事:フォローアップミルクって必要なの?いつから?選び方は?
フォローアップミルクを飲まない時は?
飲ませ方を変えてみる
フォローアップミルクを飲ませるときには、子供がしっくりとくる方法で飲ませ方を変えてみると良いです。
特に母乳で育ってきた子は、おっぱいとの感触と違うことに違和感を覚えるので、ストローが駄目ならコップを使うなど入れ物を変えるだけで飲みっぷりが変わることがあります。
離乳食に使う
母乳で育てた私の子供はフォローアップミルクそのままでは、受け付けず飲んでくれない事が多かったです。その場合には離乳食へ応用してみると良いでしょう。
例えば、バナナシェイク、ミルクゼリー、シチュー、パングラタンは、うちの子供が良く食べてくれたメニューです。
それ以外にも、クッキー、ホットケーキ、パンに入れるなどすると食べやすくなります。
砂糖不使用☆赤ちゃんスポンジケーキ
出典:cookpad.com
卵不使用なので、小さな子供でも安心。誕生日ケーキにも利用可能です。
ベビーおやつ☆お麩ラスク★メープル
出典:cookpad.com
手作り・栄養満点のおやつです。外出にも持ち運び弁理です。
気にせずやめても大丈夫
フォローアップミルクを飲まないときには、無理に飲ませる必要はありません。
9ヶ月を過ぎて、しっかりと3度食事を摂れている子であればフォローアップミルクを飲まなくても大丈夫です。
必ずしも飲まなければならないものではないので、子供が好きではないのであれば気にせずやめても大丈夫です。
関連記事:赤ちゃんのミルクはいつまで?卒業方法&寝かしつけのコツ
フォローアップミルクはいつまで必要なの?
フォローアップミルクは、そもそも飲む子と飲まないで育つ子がいます。いくつかの視点からいつまで必要なのかを見てみましょう。
メーカーの推薦は3歳まで
各種あるフォローアップミルクのメーカーですが、多くは3歳頃まで飲むことを推薦しています。
これは、離乳食が順調に進んでいる子供でも不足しがちなタンパク質、カルシウム、鉄分、ビタミンを補うためです。
メーカーが進めているといっても3歳というのはあくまでも目安であり絶対に従わなければならないわけではありません。
栄養を補えれば良い
フォローアップミルクは「栄養を補う」ということが目的です。つまり、離乳食や母乳で栄養が十分に足りていれば飲む必要はありません。
厚生労働省の推薦では、離乳食が順調に進んでおらず、鉄分を始めとした栄養が不足するリスクが高い場合にフォローアップミルクを飲むように推奨しています。
離乳食をしっかり食べていれば安心
何ヶ月でやめなければならないというよりも、離乳食がしっかりと食べられるようになったらフォローアップミルクに拘らなくても大丈夫です。
1日3回きちんと食べて、十分に動き回れているのであればやめても構いません。
1歳を過ぎたら牛乳に変更できる
1歳を過ぎてアレルギーなどが無ければ牛乳へ変更することができます。
フォローアップミルクを買う手間も、作る手間もなくなりますので、お子様の栄養状況や体調の様子を見て牛乳を足していくと良いでしょう。
牛乳を与える場合には沸騰をさせなくても構いません。人肌程度に暖めてあげれば、そのまま出して大丈夫です。
無理に続けなくても良い
中にはフォローアップミルクの味が嫌いという子がいますので、特に必要としていないのであれば無理に飲ませる必要はありません。
実は、フォローアップミルクにはタンパク質や塩分が多く含まれているので、消化吸収しにくく体に負担がかかるので、飲まないなら飲まないで大丈夫でしょう。
関連記事:牛乳アレルギーの赤ちゃんの症状&原因は?大きくなったら治る?
まとめ
9ヶ月頃から飲めるフォローアップミルクですが、子供の成長や家庭の方針によって飲ませ方を考えると良いでしょう。
また、フォローアップミルクは栄養価が高い飲み物である反面、消化吸収しにくいという難点があります。
離乳食を1日3回食べているのであれば、子供の様子を見て1日に適切な回数・適切な量を与えるようにしてください。