ミルクで育てているママにとって外出で気がかりなことが沢山ありますね。中でも多くの人が抱える悩みのひとつが、赤ちゃんへのミルクの与え方です。
何かと持ち物が必要になりますが、本当に必要な持ち物、作り方、消毒はどうするのか疑問がつき物なはずです。
ここでは、粉ミルクで育てているママがより楽しく外出できるように、お勧めの外出時のミルクグッズ、作り方や消毒方法についてまとめてあります。
下記のページでは、最近話題の液体ミルクのメリット、デメリットについてご紹介しています。外出時にも役立つかもしれません。
→ 液体ミルクとは?アメリカの現状は?メリット&デメリット5選
外出先で赤ちゃんへミルクを与える場合に必要な持ち物は?
ミルクを与えているママであれば、少々の外出にも赤ちゃんの持ち物が必要になります。
最低でも必要なのが、ミルク、哺乳瓶、水の三点ですが、それぞれのポイントも見てみましょう。
ミルク
粉ミルクは、大きな缶から小分けするタイプと、初めからスティックタイプになっている2種類があります。
大きな缶からの小分けであればより経済的です。また、大きな缶から分けた粉ミルクを持ち運ぶにはミルカーを使う人が多いです。
ミルカーは1つ買えば卒乳まで何度も繰り返し利用することができるのでお勧めです。
※ピジョン ミルカー
3回分の粉ミルクを計りおきして携帯できる便利なケースです。
自宅用の大きな缶から移し変えるだけで、お出かけ先でのミルクの用意ができてしまいます。
もちろんミルカーを買わなくても清潔な袋に粉ミルクを入れて持ち運ぶことも可能です。
また消毒してよく乾燥した哺乳瓶の中に、直接1回分の粉ミルクを入れて持ち運ぶというママもいます。
哺乳瓶はしっかりと消毒・乾燥、持ち運び時は密閉させる必要性がありますが、外出先で一回一回粉ミルクを哺乳瓶に入れる手間が省けます。
衛生面で安心度が高いのは、初めからスティックタイプの粉ミルクを用意しておくことです。
混合の粉ミルクの方であれば、スティックタイプをいくつか用意しておけば母乳が足りなかったときに足すことができるので大変お勧めです。
※ビーンスタークすこやかM1 スティック13g×18本
各種メーカーから出ているので、何時も飲ませている粉ミルクを見つけられるのが一番です。
1回分がスティックになっているので、わざわざ量る必要が無く、衛生的です。
※明治ほほえみ らくらくキューブ
キューブタイプなので、外出先でも粉ミルクが飛び散る心配性がありません。
哺乳瓶
哺乳瓶は何時も使っているものでも構いませんが、ビンは重いし割れやすいので危険です。
ショッピングモールでの買い物など、外を出歩くのであればプラスチック製など軽量タイプを選びます。
また、1本だけではなく、ちょっとした買い物であれば余裕を持って2~3本持つようにすると良いでしょう。
※Tritan(トライタン)
ガラスとプラスチックの良いとこ取りの素材を使っています。超軽量で劣化に強いので、耐熱性が高い優秀な哺乳瓶です。
※ピジョン 母乳実感哺乳びん
おっぱいとの併用で使いたい混合ママへお勧めの哺乳瓶です。熱に強く使いやすいと大好評です。
水(熱湯・白湯)
自宅から持参か公共の施設のお水をミルクに利用します。自宅からの持参であれば、熱湯と白湯を魔法瓶に入れて持つようにしましょう。
※TIGER 水筒 ステンレスミニボトル 「サハラマグ」
荷物がかさばるので軽量タイプで無駄が無い形がとても便利です。
乳児にとって危険なのは水道水よりも、硬度の高いミネラルウォーターです。
普段水道水を一度沸騰させてから利用しているということであれば、外出先にも一度沸騰させた水道水の熱湯と白湯で問題ないでしょう。
また、近年では、熱湯と白湯をもらえる公共の施設が増えています。
大型ショッピングモールやレストランなど、何処でもらえるのかを事前に確認しておくと便利でしょう。
関連記事:赤ちゃんがミルクを飲まない原因は?病気なの?5つの対策法
外出先での赤ちゃんへのミルクの作り方は?
外出先で赤ちゃんへミルクを作るのであれば、手身近に済ませたいという人も多いはずですので、お出かけシーン別にご紹介します。
また、この中から個々が重視したいことを抑えたぴったりの方法を探しましょう。
ドライブ
赤ちゃんとのドライブ。狭い車内で、いきなりミルクと泣かれたらテンヤワンヤしてしまいますね。
赤ちゃんのリズムが大体分かっているのであれば、目覚める少し前に、サービスエリアなどの落ち着ける場所でミルクを作っておきましょう。
作りたてのミルクの温度が熱々でも、外気やクーラーで数十分冷ませば適温になります。逆に、冷めてきたらポーチに入れて保温しておきましょう。
※ハンナフラ(Hanna Hula) 保温保冷 ツインマグポーチ フューシャドット
外出時の保温と保冷に便利な哺乳瓶ケースです。
ショッピングモール
ショッピングモールであれば、家と同じようにミルクを作れる環境が整ってきています。
例えば、大型ショッピングモールのベビー休憩室にはウォーターサーバーの熱湯と冷水が完備されているので、安心して利用して大丈夫でしょう。
また、お洒落なカフェには同様のウォーターサーバー、レストランでは熱湯を無料提供してくれることが多くなっています。
ミルク育ちの赤ちゃんに優しいお店やスポットをあらかじめチェックしておくと良いでしょう。
買い物
普段の買い物など短時間の外出ありますよね。
数時間出る場合、落ち着いて作ってあげられないときには、あらかじめ熱湯のみを哺乳瓶に入れて、ミルクはミルカーなどに入れて運ぶと良いでしょう。
まだ哺乳瓶の中が70度以上の熱々であれば、ささっとミルクを溶かし入れます。
熱々では飲めないので、赤ちゃん用の水を適温(適量)まで入れれば、あっという間に完成です。
※べびーの時間
加熱殺菌済みのペットボトルなので、赤ちゃんにもママにもやさしいです。外出時には500mlサイズを持っていれば安心でしょう。
関連記事:赤ちゃんに水道水でミルクや離乳食作りをすることによる影響と対策
外出先で赤ちゃんへミルクを与える場合に消毒はどうするの?
外出先となると、自宅のように赤ちゃんのミルクを与える哺乳瓶など消毒ができません。
外出先の哺乳瓶の洗浄と消毒について、自宅消毒、使い捨て、熱湯消毒の3つのお勧め方法をご紹介します。
軽量タイプを数本用意
外出先で哺乳瓶の消毒をするのはなかなか難しいです。
とはいえ、月例が低ければ同じものを繰り返し利用するというわけにはいきません。
できれば、割れにくい軽量タイプの哺乳瓶を数本用意しておきます。
一般的な2~3時間置きのミルクで、約3時間のお出かけで1回授乳ですが、外出はそわそわして一回に沢山飲めない子がいます。
短時間でも2~3本持っておくと足りないということにはならず安心です。
また帰宅したら、外出先で使った哺乳瓶はまとめてすぐに綺麗に消毒をしておくようにしましょう。
使い捨てタイプ
外出先で飲んだ哺乳瓶を持ち帰り消毒するのも面倒ですよね。そんなときには、使い捨てタイプがとても便利です。
普段のお買い物はもちろんですが、何十本も持ってはいけない旅行時には使い捨てタイプがとってもお勧めです。
家に帰ってからの消毒いらず、外出先は荷物が軽くなるので身動きがとりやすいです。
※【steri-bottle】使い捨て哺乳びん
使い捨てタイプの哺乳瓶です。消毒いらずで、外出先で捨ててしまえば良いだけなので荷物にはなりません。
消毒の手間と費用を考えれば、意外とコスパが良いです。
熱湯消毒
既に月例が進んでいる子供であれば、熱湯消毒という方法もあります。
最近のショッピングモールや百貨店のキッズスペースには熱湯が用意されています。
水で清潔に洗ってから、熱湯で全体を洗い、新しいミルクを作ってあげましょう。
関連記事:赤ちゃんと旅行に行くなら読んでおきたい!不安解消へ導く5ステップ
まとめ
乳児を連れたお出かけは、必ずミルクを持っていかなければなりません。持ち物は、最低でもミルク、哺乳瓶、水を持ちましょう。
ただし、赤ちゃんとの外出に必要なのはミルクだけではありません。
その他にも持ち歩くものは多くありますので、ミルクだけで荷物が多くなりすぎないように気をつけましょう。
赤ちゃんとの外出は予想だにしない出来事が発生することもあります。
そのときに荷物が多すぎると、思うように行動ができませんから、必要なものはしっかりと持ちつつも、身軽であるというのが好ましいでしょう。
そのためにも、外出前にはきっちりと準備をして、赤ちゃんとのお出かけを楽しんでくださいね。