赤ちゃんはインフルエンザにいつから?前兆は?風邪との違いは?

赤ちゃん育児

初めて冬を迎える赤ちゃんが居る場合には、例年に増してインフルエンザの予防や対策をしっかりとしたいものです。

インフルエンザや風邪は年齢を問わず注意が必要で、ママやパパはまずは自分が感染しないように気をつけて、赤ちゃんに対しても予防と対策をしっかりと行ってあげるべきです。

辛いインフルエンザですが、実は普通の風邪とは前兆となる症状等に違いがあるので、ここでは知っておいて便利な見分け方についてまとめました。

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赤ちゃんはインフルエンザにいつから感染するの?

赤ちゃんと母親

小さな赤ちゃんがインフルエンザなどの重い風邪に感染しないように注意したいものですが、何歳になったらかかるのかは場合によって違います。

生後半年までは免疫がある

産まれて半年までは、ママのおなかの中に赤ちゃんは免疫を貰って生まれてくるので、病気にかかりにくいといわれています。実際に、生後60日までの間はママをはじめ大人と同じような免疫を持っていますが、その後すこしずつ免疫が薄くなってしまいます。

ママが持っていない免疫がある

ママから貰った免疫に生後60日はしっかりと守られている赤ちゃんですが、残念ながらママが持っていない免疫は赤ちゃんが持っていることはありません。つまり、インフルエンザのような病原菌は小さな赤ちゃんでも感染してしまう可能性があるので注意が必要です。

生後半年から予防接種が受けられる

一般的には、インフルエンザや風邪にかかりやすくなるのは外出も増える生後半年頃からです。6ヶ月を過ぎると予防接種を受けることが可能ですが、この時期を過ぎていたとしても予防接種には注意が必要です。

1歳未満であるとワクチンの効果があるかどうかは実は証明されていないところで、痛みや副作用などから病院によっては注射を打ってくれないこともあります。

赤ちゃんがインフルエンザにかかる前兆となる症状は?

熱を出している赤ちゃん

大人でも辛いインフルエンザですが、赤ちゃんに出る前兆を知っておくと早めの対処が出来ます。

前兆がない場合が多い

インフルエンザは残念ながら前兆が無い場合も極めて多いです。つまり、突発的な高熱や節々の痛みなどがインフルエンザでよく現れる症状なので、前日までケロっとしていても突然具合が悪そうであれば、注意をして様子を診てあげましょう。

突然の高熱

インフルエンザは、突発的に38℃~40℃の高熱が出ることが極めて多いです。このタイミングでは既に発症してしまっていますが、早いうちの初期症状の1つです。

インフルエンザウイルスは感染してから1~2日間潜伏していますが、この高熱の症状が現れるまで元気でいる赤ちゃんも少なくはありません。

透明な鼻水

初期症状では、透明でサラサラとした鼻水が出ることがあります。元気でけろっとしているうちでも、透明な鼻水が出ていていれば外出は控えて体力を温存させておくべきです。

家で大人しくさせて様子を見てあげて、熱は無いか確かめて1~2日の間は急な発熱が出ないか注意してみてあげるようにしましょう。

赤ちゃんのインフルエンザと風邪の違いや見分け方は?

インフルエンザの赤ちゃん

赤ちゃんのインフルエンザは、風邪の症状と見極めが難しいですがいくつか違いがあるので、見分けかたのポイントを抑えておくと良いです。

夜泣きが酷い

まだ痛みや辛さを言葉で表現できない赤ちゃんですが、インフルエンザの場合には大人と同じく間接の痛みや酷い頭痛を伴います。そのため、夜ぐっすりと眠っていても熱による頭痛や、全身のだるさや痛みから夜泣きを頻繁にするようになる事があります。

鼻水

インフルエンザでは鼻水の症状もでますが、出るタイミングが風邪とは少し違っています。インフルエンザの鼻水の症状は突発的な熱が出て暫くして出ることが多いので、冬によくある鼻かぜとの違いは見分けやすいでしょう。色の変化は、最初は透明、暫くして黄色、酷くなって緑色と変化します。

食欲不振

喉の腫れはインフルエンザの症状の1つです。離乳食を始めた子供がいきなり食べなくなったり、母乳やミルクを受け付けない、吐いて戻してしまうといった症状があるとインフルエンザの可能性があります。鼻水と同様に、熱よりも後に症状が出やすいです。

下痢

インフルエンザの症状のひとつに熱に続いて発症する下痢があります。いつもの便に比べてゆるかったり、色がおかしいと言うことがあればインフルエンザを疑いましょう。おなかの症状は、1週間程度続くことがあるので早めにお医者さんに見せることが大切です。

止まらない咳

インフルエンザでは、咳の症状が極めて悪化しやすいです。インフルエンザで喉の痛みや咳をすると、とめどなく喉がでて止まらないと言う子供も少なくはありません。一度咳が出ると、眠ることも出来ないほど咳が続いてしまうのは、喉風邪よりも極めて深刻な症状の1つです。

まとめ

インフルエンザは大人でも体力を奪われるほど辛いですが、小さな子供が掛かると肺炎や中耳炎などの合併症を引き起こすことが多いです。

インフルエンザは発症後12時間以上経ってから出なければ検査結果が出ません。様子を見てから病院にいこうと思う人もいますが、症状を悪化させてしまうのは良くありませんので、乳幼児の場合には早めに病院に行ってお医者さんによる判断を得ることが大切です。

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