キャッチーなママ達の間で今話題になっている最新ダイエットを知っていますか?
その名もイラオコダイエット。イラオコとはイライラして怒ることなのですが、イラオコを減らすアクションによって心が穏やかになってダイエッットに直結するというもの。つまりはストレスを無くす育児を心掛けるということなのです。
でも、実際問題・・・。片付けができない、言うことを聞かない、言葉使いが悪い、お店で走りまわるなどなど。イラオコ要素は日常生活に容赦なく現れて鬼になり、そのたびに落ち込む自分と向き合ってしまいますよね。
ママのお悩みであるイラオコに効く対処法はあるのでしょうか?その答えはストレス解消=子どもとのスキンシップに隠されていました!では早速、真髄を探ってみましょう。
難しく考えなくても大丈夫!
「子どもにはおおらかな心で接してなんでも受け止めるのが良い」というのが育児指南の鉄則になっていますが、ママにしてみれば仏様のような幻想にも思えます。
でも、あきらめてはいけません!ストレスを解消すれば、子どもを見つめる余裕が出てきます。
思い出してみてください、妊娠中だった頃の自分の姿を。健診の待合室、電車の中、色々な場面で遭遇する小さなこどもの行動に微笑ましくなったり、やんちゃなことでも不思議と優しい気持ちになる自分を感じませんでしたか?
イラオコが強いと最近問題になっている子どもの愛着障害にも直結することが明らかになっています。まずは日頃のストレスを解消することからはじめてみましょう。
多くのママ達が実践しているストレス解消法にはどんなものがあるでしょう?
- スィーツやお取り寄せグルメなど美味しい物を食べる
- 買い物でプチ贅沢をする
- ママ友とカラオケに行ったり、車の中で大声で歌う
- お昼寝をたっぷりする
- 古くからの親友と電話をしたり、メールをする
やはりママのストレスには、疲れている現実から離れる世界観が有効ということがわかります。実は、この現実から離れる世界観を作るべき要素に最も長けた方法があるんです!
それは、ぼんやりパワー。ぼんやりするだけでよいのです。
あさイチでも大反響!すごいぞ!驚異の“ぼんやり”パワー
先だってのあさイチで、これまで無駄な時間の代表ともいわれてきたぼんやりする行為がストレス解消にとても良いとの紹介がありました。目を閉じて何も考えないで、ぼんやりとした時間を2~3分取るだけで効果があるそうです。
瞑想と同じような働きがあり、現実から離れる感覚によってしだいに不安やストレスから解き放たれる作用を受けます。
やってみると、確かにスッキリした感覚がわかります。このスッキリは記憶力のメカニズムにも直結していて、ぼんやりのあとは勉強に集中できたり仕事の能率があがる効果も期待できるのだとか。
+α
少し前にボケ防止のために脳の開発セミナーというのに参加してきました。そちらでも“ぼんやり”の大切さをお話されていて、空間に向けてぼんやりするのが良く、腕組みをして下にむく姿勢でぼんやりすると考える思考が働くので、姿勢にも気を付けるように言及していました。
育児で疲れを感じたらソファーに座って“ぼんやり”してみるとよさそうですね!
ママにおすすめのぼんやり術・耳ウォーミング法とは?
番組の中でやっていた、家庭でできるママ向けのぼんやり術・耳ウォーミング法を紹介します!
2.ちぎった綿を両耳に押し込みすぎないように軽く入れます。
3.そのまま5分過ごします。
綿の温もりがたかぶった交感神経を穏やかにして心身ともにリラックスさせます。毎日行うのがポイントで、ぼんやりを導く働きがアップするそうです!
親子間のスキンシップがストレスのない平和な心を生む!
親も子もいがみ合いがない状態が心の平和を保ちます。ついつい出てしまうイラオコは子どもの心を傷つけて、結果として今問題になっている愛着障害に発展するきっかけを作りやすくします。
愛着とは人と人の絆を結ぶ能力といわれるもので、人格の土台を形成する原点になります。子どもの頃の親との関わりがコミュニケーション能力の発達に重要な位置を占めているのです。将来の人との関わりは親とのスキンシップによって決定されると言っても過言ではないのかもしれません。
「愛着障害 子ども時代を引きずる人々」という本の中に、親子間のスキンシップがどんなに大切かを問いかけている文面があります。
<以下抜粋>
人は生まれるとすぐに母親に抱きつき、つかまろうとする。
逆に言えば、育っていくためには、つかまり、体に触れ、安らうことができる存在が必要なのである。
いくら栄養を与えても、抱っこが不足すれば、子どもはうまく育たない。
駄々をこねたり、わがままを言ったり、親を困らせたりする時期にしっかり付き合うことが重要である。
良い安全基地となる存在が是非とも必要なのである。
イラオコがエスカレートすると、子どもについ厳しくあたりがちです。そんなときは目を閉じてぼんやりして、ストレスを解き放ちましょう。
そして、子どもとのスキンシップを蜜にすれば親子感の安定した絆からストレスが更に払拭されていくのだと思います。
愛着障害を回避するイラオコ場面でのスキンシップの取り方
2.傷つけるような言葉は言わない
3.その場の気分や状況で対応を変えない
4.子どもとの衝突を客観的にみるように心がける
1から4までのポイントは信頼関係を築くもので、何でも相談したり話したりできる親子関係を作っていくうえで大切になります。
「三つ子の魂百まで」とよく言われますが、小さいころに受けた感情への記憶はびっくりするぐらいそのまま返ってくるんですよ。
イラオコで否定ばかりするような怒りパワーをぶつけてしまうと、親に否定的になりやすくそれどころかどんなに頑張っても自分自身を否定する子になるといわれています。
ここは本の抜粋でも触れた、安全基地計画が要になっているようです。
わが子の唯一の安全基地になりましょう!
教育の現場で実際に取りいれられている手法に、子どもと話すぎるほど話して一体感を高めるという考えがあります。
ちょっと素行が悪かったり、ふさぎこんでいるような子どもに沢山話しかけることで先生が安全基地になり、子どもの精神状態を落ち着かせていくのです。
言葉を発するコミュニケーションは気持ちを整理させる力を持ちます。そして先生もそのような子どもと時間を共有することで、心が穏やかになるようです。
親子間でもそうですよね。小さい子どもなのにムキになってしまって、子どもも強情でケンカのようになって・・・。
でも、普段の会話ができるようになると楽しいし、幸せな気持ちで一杯になります。子どもと一杯遊んで、一杯お話して、沢山絵本を読んであげたり、今しかできない愛情を一杯注いであげましょう。イラオコもどこ吹く風になりますよ。
強く当たってしまったときには、ギューっと思いっきり抱きしめてあげたり抱っこしてあげましょう。
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