もしかして自閉症?保育園生活を応援する5つのポイント

保育園育児

まだ自閉症だと診断がおりてないグレーゾーンの子供に対して、保育園(幼稚園)生活の為にやっておくとよいことはなんでしょうか?

のちに自閉症と診断されたグレーゾーンの子供を保育園に入園させた経験から感じた、やっておけばよかったこと、やってよかったことを5つご紹介します。

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保育園バッグや袋物は特徴のあるものを用意する

保育園バッグや袋物の模様は、その年の流行があります。同じキャラクターの物を持っている子供が複数いる状況になりがちです。

キャラクター物はなるべき避けて、視覚的特徴で私物だとわかるようなものを用意するとよいでしょう。

名前は内側でなく、外から見てわかる位置につけましょう。放置した時にお友達に回収してもらえる利点があります。

保育園バッグ

助けの求め方を教える

出血するような怪我をした時は、周りが気づいてくれますが、捻挫や打撲などわかりにくいものは気づいてもらえません。我慢したまま黙っていることがあるので、痛い時や困った時どうしたらよいかを前もって教えてください。

言葉では訴えられないことが多いので、困ったら手を挙げるなど合図を決め、担任の先生にお願いしておきましょう。

ロッカーの場所を教える

整理整頓が苦手な上に、見た目が同じロッカーが並んでいると、どこが自分の場所かわからないようです。

朝一番の行動は一日に影響します。可能ならパッと見てわかるステッカーや色テープなどで視覚的特徴を作ってあげてください。

毎朝ロッカーを探してウロウロすることが減ります。お片付けの最初の一歩です。

ロッカー

お友達から情報収集をする

親が園児と親しくなりましょう。保育園の年頃の子供は、目に入ったことや起こった出来事を喋りたくてしょうがないようです。

仲良くなると、顔を見るなりその日あったことを報告に来てくれます。いじめられていた、転んだ、〇〇ができなかったなど、保育園にいる間の様子を知ることができ、困り感を知ることは適切な対応につながります。

先生に尋ねるより細かな情報が手に入ることもあります。親が仲良くなることで、子供も助けてもらえるようになるのでぜひ仲良くなってください。

「〇〇が苦手だから助けてね」など声掛けをしておくとよいでしょう。

お友達

先生に様子を尋ねるときは具体的に聞く

自閉症の診断前のグレーゾーンの子供が集団生活の中でどんな行動をしているか、どんな様子か先生に尋ねることは多いと思います。ですが、「今日はどうでしたか?」「どんな様子ですか?」という漠然とした尋ね方では欲しい情報が得られません。

「じっと座っていられるか」「指示に従えているか」など、知りたいことを特定した聞き方をしましょう。検診や病院でも問診されますので、普段の様子を知るのは大事です。

保育園での生活は、親の手を離れて長い時間を過ごす初めての機会で、親も子供も心細い思いをしがちです。

しかし、家で過ごしていることでは得られないさまざまな成長を期待できる機会でもあります。自閉症だと診断されていないグレーゾーンの子供にとっても、同じです。

成長していく子供

子供の適応力には驚くべきものがあります。小学校に上がるまでの集団生活の練習にもなり、周りの子供に自閉症の特徴を自然に受け入れてもらうこともできました。これは一番大きな収穫でした。

5つのポイントをおさえて、自閉症グレーゾーンの子供の保育園(幼稚園)生活を応援しましょう。

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イラスト by hiro

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