自閉症の子供の寝かしつけを楽にするために実践する事まとめ

育児

自閉症の子供は高い確率で睡眠障害を持っています。寝かしつけに苦労している人は多いのではないでしょうか?

自閉症児を寝かしつけるために実践して効果的だったことをまとめてみました。

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一日を穏やかに過ごす

叱られたりパニックを起こしたことを思い出すと、まるで今起こっているように感じて眠れないことがあるようです。怖い夢を見るかもしれないと怖がり気持ちが乱れて眠りを妨げます。一日を穏やかに過ごすための配慮が必要です。

怖くて寝れない自閉症児

起こった出来事を思い出して眠れないこともありますが、睡眠の質が悪いと日常生活に支障が出てしまいます。マイナス感情を持つ出来事が起こらないよう気を配ることで寝かしつけが楽になり、質の良い睡眠にもつながっていきます。

眠りやすい環境を整える

着ているパジャマやシーツの肌触りが刺激になったり、布団の重さや匂いが気になることがあるようです。感覚過敏を持つ自閉症児には落ち着いて眠れない原因になります。

布団に入りたがらない時は変えてみるのも一つの手です。洗濯洗剤の香りを子供に選ばせるのもいいかもしれません。

真っ暗になると不安を覚えておびえることがあります。豆電球をつける、カーテンを開けて月明かりを利用するなど子供が安心して眠れる部屋の明るさを見つけてください。

手元に置ける小さな照明器具を用意すると、子供が自分のタイミングで照明を落とすことができます。明るさを調整できるものだとなお良いでしょう。

証明を消そうとする自閉症児

気持ちを落ち着かせる

布団に入る前に神経が高ぶるようなことはしないよう気を付けましょう。

DVDやTVを観たりからだを動かすなど、興奮するようなことは極力避けてください。テレビの音や人が動いている気配がすると落ち着かないようです。

テレビを見ている自閉症児

家族全員が一斉に寝るのは難しいと思いますが、できる限り一緒に寝る、もしくは寝る体裁を整えて寝かしつけましょう。これから眠るのだというキッカケになることがあると効果的です。

布団に入る時間を決めましょう。本の読み聞かせが終わったら照明を落とす、パジャマに着替えたら歯磨きをして布団に入るというように流れを作るとよいでしょう。習慣がつくことで落ち着いて眠る体制に入れるようになります。

規則正しい生活を送ることはとても大切です。適度な運動をして体が程よく疲れることもプラスになります。昼寝のし過ぎにも気をつけましょう。

前もって準備を整え配慮をすることで子供だけでなく、それに付き合う親の疲れやストレスも減り寝かしつけが楽になります。

ぐっすりと寝ている自閉症児

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イラスト by hiro

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