自閉症児のトイレトレーニングをすんなり成功させる3つのポイント

トイレ育児

自閉症の子どものトイレトレーニングを進めるにあたって気をつけると良い事とはどんなことでしょうか?

自閉症の息子のトイレトレーニングを経験してやって良かった事や注意点ををまとめてみました。

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トイレトレーニングをはじめた月齢

自閉症の男の子

子供のトイレトレーニングは、いくつかの条件が揃っていることで進めやすくなります。歩ける事、言葉または動作でトイレに行きたいと伝えられる事、おしっこの間隔がある程度あくようになっている事です。

言葉の発達が遅れている自閉症の子供は多いのではないでしょうか。息子は歩き始めるのは早かったものの、言葉が出るのが遅い子供でした。

周りの子供のおむつがどんどん取れていくと聞くと焦りが出て、トイレトレーニングを始めたもののうまくいきませんでした。本格的にトイレトレーニングを始めたのは3歳を過ぎてからです。

自閉症の子供の成長に合わせる事で結果、スムーズにすすめることができました。

トイレトレーニングのために用意するもの

トイレ

一般的なトイレトレーニングと同じく、おまるや子供用の便座、踏み台です。トイレに行くのが楽しくなるようトイレの壁を飾ったり、好きなキャラクターを利用してトイレに行きたくなるような演出をしてください。

踏み台の高さを調節し、便座シートの肌触りに気をつけてください。感覚過敏がある自閉症の子供の場合、トイレに行きたくない原因になることがあります。

成功した時のご褒美になるスタンプカードも役に立ちました。子供の好きなシールを選ばせて自分で貼らせる事で達成感を得られます。トイレの中の明るさにも気を配りましょう。

トイレトレーニングを進めるときに気をつけるべき事

3歳の自閉症児

言葉の発達が遅れている自閉症児の場合、おしっこをしたい事を伝えにくい場合があります。トイレトレーニングを始めたら、子供の様子を気をつけて見るようにしましょう。

失敗がどういう事か十分理解している場合は、漏らした時に罪悪感を感じていますので、決して叱らないようにし、おしっこが出始めた時に大きな声を出したりしないようにしましょう。

おまるは常に子供の目に付くところに置いておくといいようです。場所を限定するのはおまるでしっかりできるようになってからにしましょう。

まとめ

自閉症の子供のトイレトレーニングは、その子にあった月齢と自閉症の特徴をしっかり把握した上で行うことが大切です。

失敗するとつい大きな声を出してしまったり、おまるでさせる事を急いでしまいがちですが、怯えてしまったり、一度嫌がり始めると再び座るようになるまで時間がかかってしまいますので焦りは禁物です。

成功したら褒め事が大事です。トイレトレーニングを始めるのは遅かったものの、おまるやトイレでできるようになるまでは早かったように思います。周りの子供と比較せず、自閉症の子供にあったやり方でトイレトレーニングをすすめましょう。

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