赤ちゃんがいる部屋の加湿器の置き場所は?使い方&注意点は?

赤ちゃんとママ育児

冬になるとお部屋の乾燥対策に加湿器を使いたいけど、赤ちゃんが触ってしまいそうで怖いと悩まれている方も多いのではないでしょうか。

そこで、赤ちゃんがいるお部屋での加湿器の置き場所や使い方、注意点などをご紹介していきます。

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赤ちゃんがいる部屋の加湿器の置き場所は?

加湿器

赤ちゃんは自分の意志で動けるようになると、興味を持ったものに一直線に向かいます。加湿器などの電化製品は赤ちゃんの興味を引き付ける魅力的なものです。

そこでここでは加湿器の置き場所や注意点などをご紹介します。

1m程度の高さの置き場所がベスト

赤ちゃんが直接触れないようにする1番の対策は高い場所に置くことですが、効率的な加湿を行うには1m程度の高さが適しています。

加湿器は、ストーブと違い危険性も少ないので、もしタンスや棚の上などで1m程度の高さの置き場所があればベストです。

エアコンの風が直接当たらない場所

エアコンの風は温かく、乾燥しているため、直接加湿器に当たると加湿器のセンサーが誤作動してしまいます。

エアコンの風が直接当たらずに、お部屋の平均的な温度や湿度を保てる場所に置きましょう。

窓やカーテンの近くはNG

窓の近くに置くと、窓に結露が発生しやすくなってしまいます。また、カーテンの近くに置くと、カーテン生地に水分を含んでしまいます。

この様になると、カビが発生しやすくなり、体への影響も考えられるので窓やカーテンの近くに置くのは避けましょう。

赤ちゃんがいる部屋での加湿器の使い方は?

赤ちゃん

水は水道水を使う

キッチンの蛇口にも浄水器を付けている場合も多く、料理にも浄水を使う方も増えています。しかし、加湿器には必ず水道水を使いましょう。水道水に含まれる塩素が、水を腐りにくくしてくれます

1~2時間に1度は換気する

冬の寒い時期は、室温を下げたくないので換気するのを忘れてしまいがちです。しかし、窓を閉めたままの部屋は、有害な物質や高温多湿の空気が溜まってしまいます

この有害な物質や高温・多湿の空気を外に出して快適性を保つために換気しましょう。

生活上の空気汚染を防ぐために必要な換気の回数は、1~2時間に1回です。忘れないために、トイレに立った時や、食事などの機会と合わせて習慣づけましょう。

タンクの水は毎回入れ替える

加湿器の水を入れるタンクにも、雑菌が繁殖してしまいます。

少なくなったら注ぎ足すのではなく、空っぽになってから給水、または、翌日水が残っている場合は1度捨てるなどして給水しましょう。

夜などは加湿器の自動機能を使う

夜はお母さんもゆっくり眠りたいものです。夜は、加湿器の自動機能に任せて湿度を管理してもらいましょう。

また、洗濯物を室内に干しておくのも室内の乾燥を防いでくれます。洗濯物の室内干しも上手く取り入れましょう。

★補足★
部屋を暖める=空気が乾燥する、と思っていませんか?

エアコンや電気ストーブを使用すると確かに空気が乾燥してしまいます。

しかし、石油ストーブやガスストーブは、暖める際に使う石油やガスに水分が含まれているのでエアコンや電気ストーブほど乾燥しません

またオイルヒーターも空気そのものを暖めるので、お部屋が乾燥するのを防いでくれます。一緒に使う暖房器具の特性も合わせて確認しておきましょう。

赤ちゃんがいる部屋で加湿器を使う場合の注意点は?

女性

危険性をなくす

1章でお伝えしたように、赤ちゃんへの危険性を減らす場所に置きましょう。どうしても床に置かなければならない場合は、近づけないように対策を行ってください。

ストーブにフェンスを使うように、加湿器も赤ちゃんが近づけないようにガードできます。

ストーブと違い、周囲が熱くならないので物を置いたり、布などで囲うこともできます。お部屋のインテリアに合わせたりしながら工夫してみてください。

加湿器を使用するのに、1番危険なのはやけど。

スチーム式や超音波式の加湿器は吹き出し口が熱くなって、赤ちゃんが触ってしまうとやけどをする可能性がありますので、吹き出し口を触らないように注意してください。

湿度計で湿度をこまめに確認する

加湿器そのものに、センサーが付いていて、お部屋の湿度を自動的に感知し、適度な湿度に保ってくれる優れた加湿器も多くあります。

しかし、湿度や温度は同じ部屋でも場所によって違う数値になるので、赤ちゃんがいる場所付近の湿度を確認してください。

適度な湿度は50~60%です。こまめに湿度計を確認し、快適な湿度を保つようにしましょう。

また、加湿器の容量と部屋の広さも合わせて確認しましょう。加湿器の容量と部屋の広さが合っていない場合は、湿度が上がりすぎたり、逆に加湿しにくい可能性があります。

取り扱い説明書をしっかり読んで、部屋の広さに合った加湿器を使ってください。

カビの発生を防ぐ

冬によく見られる窓の結露。これは外の空気と室内の温度差が大きい場合や、湿度が高い場合に起こる現象です。

この結露を放っておくとカビが発生しやすくなります。結露が現れた時は、こまめに拭きとりましょう。

最近は、結露防止のシートも販売されており、部屋のインテリアに合う柄の商品も増えています。些細な結露対策ですが、お母さんの好きな柄を選んだりして楽しんでみてください。

加湿器のお手入れを行う

お部屋に置く加湿器の取り扱い説明書をしっかり読んで、こまめにお手入れしましょう。特にフィルターに雑菌が繁殖しやすく、フィルターを介して部屋にも雑菌が排出されてしまいます。

この雑菌を知らないうちに吸い込んでしまうと、呼吸器のアレルギーである過敏性肺炎になってしまいます。最近ではこの症状が多く見られ、加湿器病とも呼ばれています。

赤ちゃんは大人と比べて肺も小さいので大人よりも早い段階で過敏性肺炎にかかってしまいます。赤ちゃんの健康を守るためにも、加湿器のお手入れをしっかりしましょう。

電気コード対策

赤ちゃんへの危険性を考えて、加湿器を高い所に置いたり、赤ちゃんに触れないように工夫しても、電気コードに関する危険性も忘れずに。

電気コードを引っ張るだけで、加湿器が倒れたり、使用する水がこぼれたりと危険性も高まります

家具の裏を這わせたり、見えない様に物を置いたり、コンセントから加湿器までの距離を短くしたり、電気コード対策もしっかり行いましょう。

まとめ

冬の乾燥する時期には大活躍する加湿器。赤ちゃんへの安全対策や、お手入れをしっかりして快適に過ごせるようにしてください。

最近は、様々な機能が付いた加湿器が増えているので、使用する部屋やお手入れのしやすさ、お母さんにとって嬉しい機能などをしっかりと確認して購入しましょう。

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