夏になれば、普段学校に行っている子供たちは夏休みになり、イベントが多いレジャーの季節ですよね。
普段は家でゆっくりする家庭でも、お出かけをしたいと思うのではないでしょうか。
そして、「夏だからこそ」楽しめるレジャーといえば、子供たちが大喜びする水遊びです。
しかし、子供をつれてのプールや海水浴での水遊びは何かと注意することが色々あります。
ここでは、プールや海水浴へ出かける前に一度確認して頂きたい熱中症対策についてまとめました。
水分は多めに持っていく
水分は”適当な量”ではなく”余分に”用意して持っていくようにしましょう。「喉が渇いた」と感じたときには、すでに身体の水分が足りなくなっていることが多いです。
飲みたい飲み物がないからと言って、水分を我慢してしまう事がないようにたっぷりと多めに用意してください。
子供がプールや海で遊びに夢中になっているときには、積極的に声をかけて、小まめに水分を取らせるようにしましょう。
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飲み物の種類にも工夫をする
飲み物はいくつかの種類を用意して、ミネラル、ビタミン類等をしっかりと補えるようにしましょう。
まず、子供が好きな果物系のジュースは、ビタミンの摂取ができるのでおすすめの飲み物です。
また、スポーツドリンクや経口保水液などは、汗をかいて失われた身体に有効的な栄養素が配合されているので、夏のレジャーには大変活躍します。
食事時に飲みたいお茶は、ミネラル成分が含まれているものを選ぶとよいでしょう。汗をかいて失われた塩分を補えますよ。
風を起こせるアイテムを揃える
熱中症を引き起こす原因の一つが風が弱い環境です。気温が高くない曇りの日であっても、風がほとんどなければ注意が必要になります。
扇子やうちわなど手動で風を起こせるアイテムはもちろん、小形で持ち運びができる電動の扇風機もとても便利です。
かさばらず、重くない、汚れてもいいものをいくつか持っていきましょう。
ラッシュガードを用意する
ラッシュガードは、プールや海水浴など水辺でのレジャーに欠かせないアイテムです。通気性が良く、直射日光から肌を守ることが出来るので、熱中症対策にもってこいです。
紫外線を守るために羽織りがちな汗を吸い込みにくいアクリル素材や、通気性の悪いパーカーなどは熱を逃がしにくく、身体の温度がどんどんと上昇してしまいます。
水に濡れても乾きやすく、風を通しやすいラッシュガードがとてもお勧めです。
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頭と首回りを日差しから守る
直射日光が頭と首回りに当たることで、体全体がすぐにばててしまいます。黒い髪の毛で覆われている頭は、何もしなければ熱くなってしまいがちです。
つばの広い帽子をかぶり、首元はタオルで覆うようにしましょう。
お弁当のメニューを工夫する
夏のレジャーで用意するお弁当はメニューにも工夫をしましょう。熱中症対策と言う事で考えたお勧めのお弁当のメニューは、「梅干しのおにぎり」と「スイカ」です。
梅干しは食塩、クエン酸ナトリウム、塩化カリウムの効果で、汗をかいて失われた栄養を補うことが出来ます。
デザートとしてお勧めのスイカは90%以上が水分で、糖分、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどの豊富なミネラルを効率的に補える優れものです。
日陰で休める場所を作る
広い水辺やプールサイドであれば、子供たちを休ませておける場所を確保してあげてください。
長時間外に出ていると身体が疲れてきますので、定期的に直射日光から身体を守れる場所を用意しましょう。
その時に、ポップアップテント、パラソル、レジャーシート、イスなどがあると、ゆっくりとくつろぐことが出来ます。
休んでいるときに日光に当たり続けるのは良くありませんので、日陰を作れるアイテムは何かしら持っていくといいでしょう。
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まとめ
子供との海水浴やプールなど夏のレジャーは、事前に下調べや下準備をして、熱中症対策をしてあげてください。
子供たちは、大人よりも元気一杯に走り回ってくれますが、すぐにばてて熱中症になりやすいです。
そのため、プールや海水浴に出かけた当日は、大人が声をかけて水分をしっかりと取らせ、直射日光から身体を守る対策をしましょう。
折角の楽しいお出かけですから、いつまでも「楽しかった」と記憶に残るひと夏になると良いですね。