強烈なニオイと目にしみるような刺激が特徴のワキガ。
自分か配偶者、もしくはその両方がワキガの場合「子供もワキガになってしまうのでは?」と不安に思われている人もいらっしゃるかもしれません。
そんな子供のワキガについて、いつからなる可能性があるのか、ワキガになる原因、自宅で改善するための対策法、病院での薬や手術などの治療法についてご紹介していきます。
またいくしぇあで独自調査を行い、お子さんのワキガ対策として、手術以外で実践された中で、もっとも効果があったと思う方法について、実際に体験された親御さんに聞いてみましたので、こちらも参考にしてみてください。
子供のワキガっていつからなるの?
親がワキガの場合、子供もワキガではないかと不安に思う親御さんもいらっしゃるでしょう。そこで子供のワキガはいつからなるのかをご紹介いたします。
子供のワキガは、もちろん個人差がありますが、思春期に発症する確率が高いと言われています。
男の子ならば声がわりなどが始まり髭が生え始める第二次性徴期、女の子ならば初経が始まるくらいにニオイが気になり出すという子が多いです。
しかし最近は食生活や環境の変化により、肉体の発達も早くなっているといわれています。そのため、中には小学校低学年くらいからワキガを感じ始める子もいるようです。
お子さんの洗濯物のニオイなどに変化が現れ始めたら、ワキガを疑っても良いかもしれません。
ワキガのニオイは思春期から徐々にニオイが増し始め、19~20歳頃がピークになります。そこからはニオイの度合いが変化することなく、更年期を境にまた徐々にニオイが減り始めるのです。
子供がワキガになる原因は?
子供がワキガになってしまうのは何故なのでしょうか?子供がワキガになる原因をまとめてご紹介いたします。
アポクリン腺の量による影響
ワキガの原因はアポクリン腺の量が多いことです。アポクリン腺とは汗を分泌させる汗腺のことで、独特の成分が配合された汗が強烈なニオイの原因になるのです。
普通の汗はエクリン腺から分泌され、水と塩分のみでできているのです。そのため空気と触れることで一般的な「脇のニオイ」を感じさせます。これが「汗臭い」人と「ワキガ」の人の違いになるのです。
しかしアポクリン腺から出た汗にはたんぱく質、糖質、アンモニアなどさまざまな成分が配合されています。
この汗となんらかの細菌や服の繊維などとが混じることにより、ワキガのにおいが生まれます。つまりこのアポクリン腺の量が多いとそれだけ脇のニオイも強烈になってしまうのです。
そもそも汗のニオイにはフェロモンが含まれていると言われています。フェロモンは異性の本能にアピールするためのものですので、思春期になった子供から徐々に発しられるようになるのです。
同じように、ホルモンの分泌も多くなって、ワキガ体質でないお子さんであっても、一時的にアポクリン腺が発達してワキガ臭が強くなる可能性があります。
ただそれが一時的なニオイなのか、ワキガ体質なのかは思春期が終わってホルモンが安定する大人になるまでわかりません。
ひとつの判断の目安として、耳垢が湿っている場合はワキガ体質である可能性が高いようです。
遺伝による影響
アポクリン腺の量には遺伝が大きく関係しています。アポクリン腺はフェロモンを発する重要な役割を担っていることから、遺伝子の中でも優性遺伝であると考えられます。
そのため親の片方がワキガならば50%、両方がワキガの場合はなんと80%の確率で子供もワキガになるのです。
ただアポクリン腺の量が多いからといって全員がワキガになるわけではありません。
中にはアポクリン腺の量が多くとも自覚症状がないレベルのニオイしか発さない子供もいるので、あくまでも遺伝は可能性に過ぎないと考えておくとよいでしょう。
子供がワキガの場合、耳垢が湿っていることが多いことで見極めが可能です。
耳かきではなく綿棒でこすっていつでも湿っているようならば、親の遺伝を継いでアポクリン腺の量が多い可能性があるかもしれません。
自律神経の乱れによる影響
ストレスを感じると、自律神経が乱れてアポクリン腺が汗を過剰分泌させるので注意が必要です。睡眠不足や食生活の乱れもよくありません。
また肌が乾燥していると、潤いを保つためにアポクリン腺から汗が分泌されます。乾燥を防ぐために定期的な保湿ケアが必要です。
汗を放置することによる影響
アポクリン腺から分泌された汗は細菌と混ざることで強烈なニオイを発するようになります。そのため汗を放置していると、ワキガのニオイになってしまうこともあるのです。
子供は1年中汗をかいています。冬でも外に出て泥んこになり、夏場は何度シャワーを浴びてもすぐに汗びっしょり、なんてことも。特に思春期の男女は汗をかきやすいと言われています。
そこで汗をそのままにしていたり、汗が染み込んだ服を変えずにいたりすることで、細菌が繁殖してワキガになってしまうのです。
ワキガは遺伝しますが、他の人に感染することはありません。
お下がりなどでワキガの人の服を着るとワキガが移ると勘違いしている方もいらっしゃるようですが、これは服自体にニオイが残っているために起こる現象だと考えられます。
ニオイのついた服を着ることで、肌にニオイが移ってしまうことがあるのです。うっかりニオイが移ってしまった時には、よく体を洗えば落とすことができるはずです。
元々自分のニオイは分かりづらいものです。
しかし、ワキガの人のニオイを嗅いでいる とニオイに対して敏感になり、ふと自分のニオイにも気がつくことがあるのです。そのため人によっては「移ったのかも?」と感じてしまいます。
親も子供もワキガの場合、「親と長く一緒にいるからワキガが移った」と考える人もいるようです。しかしこれも遺伝による子供の体質なので勘違いしないように注意しましょう。
下記の五味先生の動画でも、ワキガの感染について解説されています。
ワキガ体質を確認する為の6つのセルフチェック法
お子さんがワキガ体質なのかどうかを確認する為のセルフチェックのポイントを6つご紹介しています。3つ以上該当する場合はワキガ体質である可能性が高いです。
耳の中のアポクリン腺が多いと、汗が原因で耳垢がベタベタとした湿った状態になります。
耳の中のアポクリン腺が多いということは、脇の下にも多いことが予想されるため、ワキガの可能性が高いと言えます。
片方の親がワキガだった場合で50%、両親がワキガだった場合は80%の確率だと言われています。
アポクリン腺から出る汗の中には、リポフスチンという色素が含まれていて、これが黄ばみの原因となります。
ワキガ体質の方は、アポクリン腺が多いので、リポフスチンの分泌量が多くなり、脇の部分が黄ばんでしまいます。
ただ色に関しては個人差があって、リポフスチンの量やその他の成分(糖質、たんぱく質、ピルビン酸、鉄分、アンモニアなど)が混ざり合うことで薄い黄色~赤褐色になることが多いようです。
アポクリン腺から出る汗は、少し粘り気があるのが特徴です。
エクリン腺から出るサラサラとした汗と違って、ベタベタしていますので、常に脇が湿っている様な傾向にあります。
それと、脇の汗が多い=ワキガ体質、これに関しては判断基準にはなりません。
アポクリン腺ではなく、エクリン腺から出ている汗の量が多い場合は、ワキガではない可能性が高いからです。この場合は多汗症の可能性があります。
脂肪分の高いお肉やチーズや牛乳などの乳製品は、アポクリン腺を刺激して汗の分泌を活発にさせます。
またニオイの元となる脂肪分が増えれば、ニオイもより強くなっていきます。
確認するのは難しいかもしれませんが、もしお子さんが思春期で脇毛が生えている場合、白い粉状のものが付いていないか聞いてみてください。
これはアポクリン腺からの分泌物が固まってできたものだからです。とくに毛根あたりに多く付いています。
子供のワキガのニオイを抑える為の対策法は?
お子さんがワキガになった時、それを改善するために何らかの対策を講じてあげる必要があります。思春期のワキガは子供にとって大きな悩みですし、いじめの原因にもなりかねないからです。
未成年の場合いきなり手術しても再発の可能性があるので、まずは自宅でできるケアや対策を考えてあげると良いでしょう。
そんな子供のワキガを改善させるための対策法をご紹介していきます。
外出の際には替えの服や下着を持っていく
ワキガのニオイを悪化させないためには、とにかく清潔に保つことが必要です。そのため汗をかいたらすぐに着替えられるように、予備の服や下着を常備しておくと良いでしょう。
またお子さんとお出かけから帰って来たらすぐにシャワーで汗を流してあげることも大切です。
また化学繊維、特にポリエステルなどでできた服はワキガのニオイを悪化させる可能性があります。化学繊維はニオイをそのまま外へ通しやすく、ワキガのニオイが周囲に漏れやすいのです。
その点、天然素材の衣類はニオイを吸収しやすいのでオススメです。綿やコットンなど、通気性がよく汗を吸ってくれるような夏用の服を着ると良いでしょう。
生活習慣を改善する
肉中心の食事が当たり前の欧米では、ワキガの割合が70~100%にのぼるといわれています。
日本では、まだまだワキガの割合が10%未満と少ないですが、食生活の変化により今後さらにワキガの割合も増えるといわれています。
生活習慣の改善はワキガの改善にも効果があるのです。なるべく野菜中心の食事を摂る、味付けは塩分少なめで薄めにするなど。お母さんが子供にしてあげられる愛情表現の一つです。
デオドラント・制汗剤を使う
自宅でのケアとして活用されているのが、デオドラントや制汗剤です。ただお子さんによって合う、合わないがありますので、色々試してみるのがよいでしょう。
選ぶ際のポイントとしましては、できれば無添加無香料で子供にも優しい成分のものをオススメします。
特によく使われている定番商品をピックアップしてご紹介しておきます。
デオナチュレ
子供の自宅でのワキガケアとして、掲示板などで使っているとよく耳にするのがこちらの商品。中でもワキ用としてよく使われているのが下記の3種類です。
ワキガの有効成分としては、ミョウバン・焼きミョウバン(殺菌・制汗・消臭)、イソプロピルメチルフェノール(殺菌作用)となります。
焼きミョウバンとイソプロピルメチルフェノール以外にメントールなどの成分も使われています。無香料・アルコールフリー。
ミョウバンのみが使われた商品。ソフトストーンWよりは消臭効果が低い可能性はありますが、その分皮膚への安全面としては高くなっています。無香料・アルコールフリー。
焼きミョウバン(殺菌・制汗・消臭)、イソプロピルメチルフェノールなどの成分が使われています。スティックタイプよりも密着性がある分、消臭効果は高くなります。
特にニオイをなんとかしてあげたい場合は、3タイプの中でさらさらクリームがおすすめです。ただ制汗作用としては効果がいまいちという声も。
ラヴィリン
こちらも子供のワキガケアとして、掲示板で使っているとよく書かれている商品。特徴としては、1回塗るだけで7日間臭いを抑えるという画期的なクリームと言うことでなんと600万個以上売れています。
有効成分はデオナチュレと異なり、チョウジエキス、アルニカエキス、カモミラエキス、トウキンセンカエキスというという4種類の天然ハーブを特殊な製法技術で配合しています。
ただこのラヴィリン、2つの会社から発売していて配合している成分なども異なるので、どっちを選べばよいのか迷いますよね。以下特徴についてまとめておきます。
ラヴィリンはハラヴィンj博士が40年以上前に開発した商品なので、恐らくこちらが本家と言えそうですね。
配合成分ジブチルヒドロキシトルエン、クロルフェネシン、エデト酸四ナトリウム二水塩、イソプロピルメチルフェノール、dl-α-トコフェロール
そして日本発売20周年記念として、ラヴィリンジュビリーという商品名で日本人向けに開発されています。スソワキガ、加齢臭などの臭いにも対応し、全身に使えるようです。
配合成分イソプロピルメチルフェノール・クロルフェネシン・dl-α-トコフェロール
ではエリット社って偽物なのかというとそうではなく、ハラヴィン社が日本での販売を正規に認めた会社、いわゆる正規代理店です。
ハラヴィン社製と成分が違うのは、エリット社製は日本人の肌に合うように成分を配合しているからです。
配合成分ワセリン、タルク、酸化亜鉛、バレイショデンプン、オクトキシグリセリン、クエン酸トリイソセチル、カモミラエキス、ダイズエキス、トウキンセンカエキス、アルニカエキス、トコフェロール、BHT、クロルフェネシン、EDTA-4Na、香料、シメン-5-オール
本家のハラヴィン社でも日本人向けとして商品を販売し始めました。配合成分が違うのでどちらを選ぶのか迷うところですね。
ちなみに口コミを見ると、効果があったという方もいれば、効果がなかったという方も。
使い方については、説明書に記載されている通り行うのがおすすめですが、色々調べてみると個人の意見として、効果的な使い方のポイントが書かれていましたので、ご紹介します。
- たくさんつけすぎない、塗り込みすぎない
- 臭いが戻っていないのに塗り直さない
- 約24時間、成分が定着するまでは脇を洗ったりしない
少量をトントンとのせてから、あっさりと塗るのがポイント。何事もやり過ぎはダメとのことです。
また耐性がついて効かなくなってきたという方もいらっしゃるようですが、こちらに関しては、ラヴィリンの保存状態が悪くなったり、使用期限が切れたりして劣化している可能性があります。
またはワキガが日々の体調などで悪化して効き目が変わった可能性でしょうか。冬と夏では臭いも異なると思いますので、その辺りも可能性として考えられるでしょう。
その他の海外商品
効果を期待するなら、やはり海外のデオドラントの方が効果が高いという声が多いです。
ただ、子供に使っても大丈夫なのか、あと香りが強いものが多いので、このあたり問題ないのかが気になる所ですね。
ちなみに、子供に使えるかわかりませんが、評価の高いデオドラントとしては下記のような商品があります。
- メンネン レディ スピードスティック2 ワイルドフリージア
- シークレット無香料インビジブルソリッド制汗 デオドラント
- アリッドXX エクストラエクストラドライ
あと、下記の商品はレディ スピードスティックの子供用となっています。ただ海外からの取り寄せになりますので、送料が割高です。
出典:amazon.co.jp
ミョウバンを塗る
ワキガのにおい消しにはミョウバンが効果的です。ミョウバンは制汗効果、消臭効果に加えて殺菌効果まであり、まさに天然の対ワキガ剤なのです。
ミョウバンを使った制汗剤や消臭剤も数多く存在しますが、ミョウバン水ならば自宅で作ることも可能で非常に経済的です。
ミョウバン水の作り方
材料は、焼ミョウバン50g(生ミョウバンだと75g)とペットボトルです。
まず原液から作ります。
- ペットボトルの中に1.5Lの水を入れて、そこに焼ミョウバンを50g入れます。水は水道水で構いません。水道水に含まれている塩素で長持ちするためです。
- 軽く振ってから直射日光が当たらないような涼しい場所に放置しておきます。1日では結晶が溶けきらないこともありますので、その場合は2~3日放置してみてください。
- 焼ミョウバンの結晶が溶けて透明になっていれば完成です。冷蔵庫に入れておくと1ヶ月ほど保存可能です。
スプレーにして脇の下などに使う場合は、水道水で20~50倍に薄めた原液を、百均などで販売しているスプレー容器に入れてご利用ください。
さらに消臭効果を高めたいという場合は、水道水の代わりに緑茶を入れてください。緑茶に含まれているカテキンやタンニンの抗菌・抗酸化作用によって雑菌の繁殖を抑え、相乗効果が期待できます。
使い方としては、1度ガーゼに浸してから、お子さんの腋の下を拭いてあげるのがよいでしょう。
ただし、初めて使う時は、肌に合わない可能性がありますので、まずは腕の内側などに少し吹きかけて、パッチテストを行うようにしてください。
もしミョウバンスプレーで皮膚がかぶれたり、痒みなどが出る場合は、濃度を薄くしてみて、それでもダメな場合は利用を控えましょう。
湯船の中に30ml~50mlほどの原液を入れるだけです。子供のニキビ、アトピー、あせもなどにもよいと言われています。
ただし、お風呂のお湯が熱すぎるとあせもが悪化する恐れがありますので、38℃くらいのぬるま湯に入れるなどしてご利用ください。
重曹を塗る
弱アルカリ性の為、酸性を示す体臭成分を中和作用で消臭してるようです。
スプレー容器の中に、水100mlと食用の重曹を小さじ一杯入れから振り溶ければ完成。
直接スプレーするか、ガーゼにスプレーしてから拭いてあげてください。
デオドランド入りの洗剤を使って洗う
服のニオイをしっかり落とすのも、子供のワキガにとって重要なことです。そこで汗のニオイを取り除くデオドランド入りの洗剤を使って洗濯すると良いでしょう。
またお子さんの制服など、次の日着る前にデオドランド入りのスプレーなどで消臭しておくだけでもニオイの悪化防止につながります。
市販の制汗スプレーや制汗シートには、衣服に汗のシミをつけないためにパウダーが含まれていることがあります。
これが白い粉となって残るケースが見られ、結果的に脇を不衛生にしてしまうことにもなりかねないのです。
悩み別に参考になる知恵袋などのQ&Aページまとめ
子供のワキガに関する悩みについて、ヤフー知恵袋や教えてgoo、発言小町、その他掲示板などから、参考になりそうなページをまとめてご紹介しています。
ワキガの手術に関して、回答者からの体験談やアドバイスが投稿されています。
小学生でもワキガ治療が受けられるクリニックについて、体験者からの回答が投稿されています。
手術などの治療ではなく対策グッズについての体験談やアドバイスが色々と投稿されています。手術をせずにも対策グッズなど使って対応されている方も多かったです。
主な対策グッズとしては、エキシウクリーム、資生堂の銀のスプレーAg+、ミョウバン水、アリードXなどを使われているようでした。
小学校低学年のお子さんへのワキガへの対応についてアドバイスや意見などが投稿されています。臭いに気付いていない小さなお子さんへの対応は難しいですね。
小学校2年生の娘さんのワキガでどのような対策をすればよいのかと言う質問に対して、手術をされた方の投稿から、効果があった対策グッズなど様々な体験談が投稿されています。
特に対策グッズの中で多かったのは、デオナチュレ、ミョウバン水でしょうか。
その他にも、クリスタルデオ、デオドラントストーン、ローボールS、パースピレックス、ラヴィリンといった対策グッズがよかったという意見もありました。
中学生の息子さんと小学4年生の娘さんへのワキガの悩みについて、手術ではなく、日々の対策についての色々な体験談やアドバイスが投稿されています。
小学生でワキガ手術を受けさせようかと悩んでいるトピ主への意見やアドバイス、体験談などが投稿されています。
小学5年生の息子さんのワキガのケアについて、日々の対策に関する体験談やアドバイスが投稿されています。プレーンヨーグルトがよかったという意見も。
ちゃんと伝えた方がよいのか、手術に関する意見や対策法などが投稿されています。
伝え方などの対処の仕方や対策についての意見や体験談などの色々な回答が投稿されています。
中学生のワキガ対策グッズについて、色々な体験談が投稿されています。特にラヴィリンというクリームに関する投稿が多かったです。
5%ホルマリンアルコール液という処方薬がよかったという意見がありました。
中学生のワキガ対策について、色々な体験談やアドバイスが投稿されています。
高校生の娘さんにワキガについてどのように伝えればよいのか悩まれているトピ主さんに対して、色々と意見や対策についての体験談などが投稿されています。
実際にお子さんが美容整形ではなく、皮膚科で切って行う手術された方の体験談などもありました。
ワキガや多汗症に関する「クリニック」「手術法」「対策グッズ」など色々なテーマでトピが立っています。
特にクリニックに関する情報は、他では見ることができない意見も投稿されていて参考になるかもしれません。子供のワキガに関するトピは下記になります。
同じ悩みを持つ親御さんの情報交換場所として多数の意見が交わされていて、現在も投稿され続けています。
日々の対策として参考になる情報はもちろん、悩まれている方を前向きな気持ちにさせてくれるような投稿などもあります。
医師によるお悩み相談掲示板
浜口クリニックの浜口院長がワキガや多汗症の悩みについて回答されている掲示板です。
子供のワキガについての悩みについても回答されていますので、参考にしてみては如何でしょうか。
下記の動画では、五味先生が子供におすすめのワキガ治療法以外に、デオドラント剤の併用法について解説されています。
下記の動画では、五味先生がなぜ小さい子供は手術をおすすめでいないのかについて解説されています。
手術以外でもっとも効果があったと思う対策は?【親御さんの体験談】
お子さんのワキガ対策として、手術以外の方法で実践されて効果があったと思う対策について、経験のある親御さんに聞いてみました。

一カ月ほどで匂いが収まり、二カ月ほどで完全に気にならなくなりました。洗いすぎないように気をつけました。

対策として使用してるのが市販のものですが、デオナチュレ ソフトストーンWという商品です。
重度の匂いではないのでこれで全然気にならなくなりました。たまーににおう程度です。

またファーストフードを食べるのを極力控え、着ている服もポリエステル100%のものは汗を吸収してくれないので臭う事があるため、綿素材の服を着さすようにしました。

学校から帰ってくると匂いがキツかったのに、制汗剤をダブルで使用するようになってからは匂いを感じなくなりました。

夏場でも帰宅後、ほとんど匂いは気になりません。腕を上げて近くで嗅ぐと匂うくらいです。

使う前に脇をウエットティッシュで強めに拭いて、少し乾かしてから薬を塗ると暑い日に汗をたくさんかいても臭いは気になりません!

あとは、朝出かける前に無臭の制汗スプレー(Ag)をかけたりしましたが、あまり効果が見られなかったようなので、現在はDHCの薬用デオドラントジェルを使用しています。
効果はというと、以前よりニオイは気にならなくなったようです。

ワキガという意識を持たせたくなかったため、またよく汗疹がでる体質の子のため、お腹まわりを速乾シートでふくついでに脇もふくよう教えていました。
こまめにタオルや速乾シートで拭いていると匂いが気にならなくなる印象です。

だだ、洋服の素材によって臭いの変化があることに気づき、ポリエステルやアクリルの繊維割合が多い素材の洋服の時には臭いがきつくなるため、天然素材の綿や絹などのインナーを着用させるこが多かったです。
夏場はノースリーブを中心に来させて脇の通気性を良くすること随分匂いが軽減されました。洋服の素材とワキガの相性はかなりあると思います。

ですが、あまり効果がなくて面倒なこともあり、今は8x4のロールオンタイプをここ2年ほど使っています。
いまは6年生で自分でも気にしてマメに使っているせいか、匂いはあまり気になりません。

夜はお風呂に長めに浸かって汗を出し、しっかり拭いた後にまたAG+をスプレー。長く湯船に浸かれない時でも、ワキをしっかり洗っていました。
また、食生活も気を付けました。ニオイが強いな、と思った時にはお肉よりもお魚、揚げ物より蒸し物にしたり茹でたり。野菜は根菜や芋類より葉物を多めにしていました。
現在は14歳で、完全にワキガが解消したわけではありませんが、自分でコントロールできるようになっています。学校の友達にも指摘されたり、陰口をたたかれることはないようです。

スプレーなどは、痒くなったり臭いままだったり効果がなかったんですが、バンの直塗りタイプのものは時間が経ってもワキガの臭いはしませんでした。
長い間使用してるうちにちょっとの汗ではワキガ臭くならなくなりました。

また、パルシステムでたまに売られているワキガ対策の制汗スプレーが一番効果的で、朝につけていくと一日中匂いません!

汗をかいたらアルコールのついたウェットティッシュを携帯させて拭くようにしたり、朝出かけには8×4をつけてから送り出したりしていました。
無臭のものより、香りがついたものの方が効果的でした。

汗をかいたらこまめに入浴、または殺菌効果の高いアロマオイルを染み込ませたタオルでこまめに体を拭きました。あと乳製品全般を控えました。
子供のワキガを治療する方法は?
子供のワキガは放っておくと悪化し、心に傷が残りかねません。自宅での対策では効き目が薄い場合、効果的な治療法に頼るのが得策です。
処方薬
子供のワキガでも軽度な場合は、下記のような薬が処方される場合があります。ただし年齢や医師の判断によっては処方されないこともあります。
汗腺を塞いで汗を抑えたり、殺菌効果もありますので、軽いワキガ程度であればニオイにも効果が期待できます。
また最近の研究結果として、長期間利用することで、汗を作っている汗腺を萎縮させて、汗の産出を抑えることもわかってきているようです。
ちなみに塩化アルミニウムについては市販でも販売していますが、違いは濃度にあります。
病院で処方される塩化アルミニウムは20%に対して、市販の塩化アルミニウムが配合されているオドレミンは13%となっています。さらに濃度が低い3.9%配合のテノール液という制汗剤もあります。
副作用としては、肌に合わない場合、または濃度が高いほどかゆみやかぶれ、湿疹などの症状が出る可能性が高くなります。
ワキ用の紫のパースピレックスは、塩化アルミニウムが10.27%配合です。
主成分の塩化アルミニウム以外に、皮膚のかぶれの防止のために乳酸カルシウムも配合されています。
手術
お子さんの場合、リスク面が高いことから、手術に関しては最終手段となるでしょう。いじめなどよほどの事情がない限り、お受けしていないという病院もあります。
- 費用が高額である
- 手術法によっては傷痕・色素沈着が残る可能性がある
- 再発する可能性がある
ネットの掲示板を見ると、実際に手術をして再発したという方の声を見かけることも多いです。
特に成長期のお子さんの場合、アボクリン汗腺が成長途中ということで、確認できないような小さなものは取り残しが起こり、ニオイが再発する可能性があります。
確実に治せるのであれば高額であっても仕方ないかなと思えますが、手術法によっては傷痕が残ったりする可能性もありますので、特にお子さんに手術をさせる場合は、慎重に考える必要があります。
ボトックス注射
いきなり手術は怖いけれど注射くらいならば…と言うお子さんもいらっしゃるでしょう。そんな時は「ボトックス注射」で効果のほどを計るのがオススメです。
汗を分泌させるアセチルコリンの放出を抑え、汗自体を少なくする効果があります。ニオイも80%程度カットされるそうです。
効き目には個人差がありますが、お子さんにも安心して打つことができます。
ただ永続性はありませんので、3~6ヶ月毎に「ボトックス注射」を打ちに来る必要があるのが難点です。
ミラドライ
手術というと皮膚に傷をつけるなど強いイメージがありますが、ミラドライは皮膚にメスを入れることなく治療することが可能です。
ミラドライはマイクロウェーブによりエクリン腺とアポクリン腺という2つの汗腺を破壊することで、汗の分泌を抑える治療です。
すべての汗腺を破壊できるわけではないので無汗症になるわけではありませんが、通常の人と同じレベルまで汗の量を減らすことは十分に可能です。
ただ成長途中のお子さんの場合、アポクリン腺の量も増加している途中なので、その後増えて再発してしまうこともあります。
そのため病院によっては5年間の保障を設けて、その期間ないならば通常より低価格でミラドライを受けることができる医院もあるようです。
通常の費用が大体30万円ほどで、保障期間ないなら5万円ほどといった具合です。術後は患部が腫れて痛みを伴う人もいますが、1週間くらいで元の生活に戻ることができるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?思春期のお子さんにとってワキガは誰にも言えない大きな悩みであることでしょう。お子さんの心に傷をつけないためにも、慎重な対応が必要になります。
まずは親御さんが正しい知識を身につけ、一緒に改善する道を探っていければ良いでしょう。