子供が腕を骨折した時にお風呂や食事は?過ごし方&完治までの経過

骨折した子供育児

元気一杯走り回る子供であればあるだけ、ちょっとした怪我だけではなく、骨折などの治療に時間を要する怪我をしてしまいがちです。

実際に私は、女の子でありながらやんちゃに走り回っているほうだったので、小さな子供の頃は捻挫やあざ、擦り傷を良く作ってきました。

骨にヒビが入る経験しましたが、子供のうちは少しくらい痛いと思っても無理に動きたくなってしまうものです。

ここでは、子供が骨折をしたときに、どのように親がサポートできるのかを中心にまとめました。

辛い骨折を早く治し、いつもどおり遊んでもらうためにできる、治療のサポートを見てみましょう。

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子供が腕を骨折した時にお風呂や食事はどうすればいいの?

子供が腕を骨折した時のお風呂の入り方、食事には気をつけることが幾つかあります。

お風呂

お風呂

シャワーのみにする

骨折をしている時には、湯船への入浴を禁止される場合があります。これは、ギブスで固めている場合には水や汗の進入を避けなければならないからです。

医師から入浴の許可が出るまでは、シャワーや濡れタオルで汗を拭うなどの対応をするようにしましょう。

医師の許可があれば入浴も

医師から許可が下りた後であれば、入浴は積極的に行う方が良いです。実際に、全身の血流の循環をよくすることで、体が温まり骨の治りがよくなると言われています。

濡らさないように気をつける

入浴をする時や、水を使うときには、ギブスを濡らさないように気をつけます。ギブスが濡れてしまうと、患部が湿っぽくなり、雑菌が繁殖し、痒みを伴うことがあります。

タオルを巻く、袋を被せるといった応急処置や、市販の製品を使って自らギブスを守りましょう。

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出典:amazon.co.jp

※シールタイト 腕用 Sサイズ

腕をぬらさないように密閉できる優れものです。繰り返し使えることから、治療に時間を要する場合には1つ購入しておくと便利です。

食事

和食

カルシウムを摂取する

骨を直すためには、カルシウムの摂取が大切です。カルシウムは身体に吸収されにくい栄養分なので、牛乳や小魚を食べるように気をつけましょう。

タンパク質

骨の形成には、たんぱく質の存在もとても重要です。赤みの肉や鶏肉など、脂肪分が少ない高たんぱく食品を摂取します。

カロリーに気をつける

骨折をしている場合、これまでと違って運動量が激減します。同じように食べればカロリーオーバーになりやすいので、気をつけるようにします。

骨折箇所に気をつけて食べる

特に利き手を骨折してしまった場合には、暫く飲食にも影響が出てしまいます。スプーンやフォークを使って食べるようにするなど、食材にも注意が必要になります。

最初のうちは、サンドイッチやおにぎりなどにして、手掴みでもバランスよい栄養が摂れるようにしてあげましょう。

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子供が腕を骨折した時の過ごし方は?

親子

骨折をしたときには、骨折箇所に気をつけた適切な過ごし方が大切になります。

患部を高くあげる

骨折をした箇所は、心臓よりも高い位置に持っていくのが理想です。実際に、骨折をした患部は腫れやすく、ギブスによりむくみが生じ易いです。

寝るときやくつろいでいるときには、枕を使うなどして対応をしましょう。

スキンケア

ギブスで固定している間は、入浴中に水分が浸入、何もしなくても蒸れて、肌がかゆくなりやすいです。

まずは、幹部の周りは清潔にして、スキンケアを行うことが重要となります。患部を刺激しない程度に、クリームを塗りながら血行を促進するマッサージを行うと、骨折が直りやすいです。

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子供が腕を骨折して完治するまでの経過は?

看護師と男の子

子供が腕を骨折してからは、完治するまで気をつけなければならないことが幾つかあります。

子供のサポートが必要

酷い骨折であれば、最初の数週間~1ヶ月は付きっきりで子供のサポートが必要となることがあります。

例えば、トイレや食事の世話など、最初のうちは何をするにも支障が伴います。そうなれば、親が学校まで来るようにと、学校から指示が出ることが多いです。

ギブスが取れるまで

ギブスが取れるのは、レントゲン写真を撮って、骨が完全にくっついてからです。一般的には、1ヶ月程度すると、人間の骨は修復します。

運動の制限

子供であるからこそ、細かい運動に制限をかけられることがあります。例えば、跳び箱やマット運動、鉄棒といった、全身を支える運動は、ギブスが取れてからも注意が必要です。

完全に骨が折れてしまった場合だと、全ての運動が制限なく行えるまでに3ヶ月~4ヶ月ほどかかります。

長期的なケアが必要

成長期の子供が骨折をした場合、完治をしたからといって安心ではありません。「過成長」の可能性などを踏まえ、長い目でみて、成長期が終る頃まで経過観察するべき場合があるからです。

折れた骨が必要以上に長くなることを「過成長」と言います。きちんと治療を行えば防げる症状ですので、しっかりと完治させるように長期的にケアするのが大切です。

まとめ

子供が骨折をした場合には、お風呂や食事に気を使って、早めに治すことを心がけるべきです。

今までと同じような運動を暫く行うことが出来ないのは子供にとって辛いですが、少し我慢すればあっという間に綺麗になります。

成長期にある子どもは、骨折の治りが早く、骨折のあとが残りにくいです。一方で、きちんと治さなければ思わぬトラブルに繋がることもあるので、本人以上に目を配ってあげます。

治療中は生活スタイルも見直しながら、完治するまできっちりと経過を見守るといいでしょう。

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