妊活を行っていると、一度はマカという文字を目にするのではないでしょうか。
妊活に効果があると言われているマカですが、実際にはどのような効果があるのか気になりますね。
そこで今回は、マカの効果や摂取方法、副作用などを調べました。
妊活中にマカを摂ることによる効果は?
妊活に役立つマカですが、実際にはどのような効果が期待できるのでしょうか。最も大きな効果は、ホルモンバランスを整えてくれることにありました。
ホルモンバランスを整える
様々な効果のあるマカですが、注目したいポイントはホルモンバランスを整えてくれることです。
マカが持つ成分には、女性ホルモンのバランスを整える効果が期待できるため、不妊はもちろん、生理不順や更年期障害といった女性特有の悩みの解決に役立ってくれます。
不妊治療の際にもホルモン剤を使用し、ホルモンバランスを整えることを考えると、この効果がいかに大きいかわかりますね。
血流を良くする
女性の中には、血流が悪く冷え性になっている方も多いです。血流が悪いとホルモンバランスを崩すだけでなく、倦怠感や食欲不振、便秘、むくみなど様々な弊害が出てきます。
マカには血流を良くする効果が期待できるため、冷えによる多くのトラブルを解決し、体の調子を整えてくれます。
滋養強壮
夫婦生活を行いたくとも、疲れや持続力不足などでできないこともあります。
マカは体の調子を整えてくれるため、疲労回復や体力維持、また、心因性のものでないEDへの効果も期待できます。
妊活の頼もしい味方であるマカですが、ホルモンバランスがすでに整っている方にはおすすめできません。
ホルモンバランスの整っている方がマカを摂取してしまうと、かえって周期が乱れることになってしまいます。
マカの摂取はせず、冷え性を防ぐためにショウガをとったり、妊娠に備えて鉄分や葉酸を多くとるなど、食生活を中心に体を整えるのがおすすめです。
葉酸の必要性については、下記のページで解説していますので、参考にしてみてください。
→ 妊活中になぜ葉酸が必要なの?不妊に効果ある?おすすめサプリ5選
妊活中のマカの摂取量や飲むタイミングは?
マカを飲んでみようと思っても、摂取量やタイミングなどが気になりますね。どのくらいの量が適切なのか、どのような飲み方が効果的なのでしょうか。
摂取量
自然由来のマカですが、過剰に摂取してしまうと効果が得られません。
マカ自体は、1日につき1500mgから3000mg程度が目安です。
販売されているマカのほとんどに、メーカー側によって摂取量の目安が設けられています。記載されているとおりの摂取量を守り、体の調子を見ながら摂取するのがおすすめです。
同じマカでも製品によって摂取量が変わってきますが、メーカー側の目安を守っていれば問題ありません。
アレルギー体質の方は、少しずつ様子を見ながらの摂取がよいでしょう。体に合わないと思ったらすぐに使用を中止し、医師の診察を受けてください。
飲み方
基本は水で食後30分以内に飲むことです。つい手元にあるお茶やコーヒーで飲んでしまいがちですが、そうすると吸収率が落ちてしまい、思った効果が得られないことがあります。
また、食後30分以内に飲むことで、食べ物と一緒に消化と吸収が行われるためおすすめです。
空腹時だと胃に負担がかかってしまい、かえって胃腸が荒れる原因となりますので、できる限り食後に飲みましょう。
マカを摂取する際、他のサプリメントや漢方と一緒に飲んで問題ありません。マカは医薬品ではなく健康食品だからです。
ただし、マカには血流を良くする作用がありますので、同じような働きのあるサプリメントや漢方は控えたほうがよいでしょう。
また、日頃から薬を服用されている方は、担当医に相談のうえでマカを摂取するようにしてください。
妊活中にマカを摂ることによる副作用の心配は?
マカの効果や飲み方がわかったところで、気になるのが副作用です。マカはホルモンバランスに影響をもたらす成分であるため、思わぬ副作用のような症状が出ることがあります。
下記のような症状が出た場合は使用を中止し、体の様子を見て、医師の診察を受けてください。
男女共通の症状
マカには黄体ホルモンの働きを抑制する作用があります。黄体ホルモンが抑制される影響で、便に含まれる水分量が増加してしまい、下痢になってしまう可能性があります。
マカはもともと、ホルモンバランスを整える働きがあります。しかし人によってはホルモンの過剰反応が起こってしまい、頭痛や不眠といった症状が起こる可能性があります。
マカはキャベツやブロッコリーなどと同じアブラナ科に属する植物です。
そのため、アブラナ科の野菜にアレルギー反応が出る体質だと、マカのサプリメントで同じアレルギーが出る可能性があります。
アレルギーの症状胃痛、腹痛、下痢、おう吐、咳、喘息、じんましん
女性特有の症状
女性がマカを摂ることで、男性ホルモンが増えることがあります。その場合、以下の副作用のような症状が出る場合があります。
女性は男性ホルモンが増えると、その影響でニキビができやすくなります。というのも、男性ホルモンには皮脂量を増加させる物質が含まれているからです。
日頃、皮脂量が少なく乾燥肌で悩んでいる人にとってはよい効果といえます。
男性ホルモンの増加の影響により、生理が突然来なくなってしまったり、周期が乱れたり、生理痛が悪化することがあります。
基礎体温が安定せず、生理中なのに高温期のままになってしまうこともあります。その影響で不正出血が起こることもあり注意が必要です。
妊活中にマカを飲まれていた方へのアンケート
ままなる運営事務局で、妊活中にマカを飲まれていた方に独自調査を行い、「飲み方や、どのような変化があったのか」について、答えて頂きました。

マカを飲み始めたところ、1ヶ月を待たずに理想の基礎体温になりました。朝に3粒、夜に3粒、というふうに飲んでいました。一度に6粒を飲むと、便秘気味になっていたので、分けて飲むほうが私自身の体には合っていたようです。冬は冷えが軽減されたようにも思います。

最初は半信半疑でしたが、できることは何でもやってみたいと思い、マカを飲み始めました。飲み始めてすぐは、特に何の変化も感じられなかったのですが、2ヶ月目ぐらいから、徐々に基礎体温が上がってき、高温を維持できるようになりました。
低温期では36度にいかないこともよくありましたが、マカを飲み始めてしばらくして、36度を下回ることはなくなり、半年程で妊娠することができました。

飲み始めてからはじめの3ヶ月は特に変化がなかったのですが、4ヶ月目頃から今までグチャグチャだった基礎体温が綺麗な二つの層に分かれるようになり、今まで不定期にきていた生理もきちんと、くるようになりました。

最初は何の変化も感じませんでした。しかし今まで基礎体温がガタガタだったのですが、2ヶ月過ぎた頃から低温期と高温期が安定してきました。
また冷え性も改善されたような気がします。その年無事に妊娠し、現在2歳の子供がいます。

秋頃から気になって11月頃から飲み始めました。1日6~8粒程度だったので、朝昼晩で食後に2粒ずつ飲むようにしていました。
その結果、フル勤務で夜は倒れるように寝るくらい疲れやすかった身体が、夜でも怠さを感じることが減り、生理不順も落ち着いて数日のズレはありますが、毎月何日頃と大体定期的に生理がくるようになりました。
身体もポカポカするかんじだったので、初めてあまりカイロを使わずに足のしもやけもなく冬を過ごせました。
レディースクリニックで妊娠はしづらい体質だから頑張れくらいしか言われていませんでしたが、飲み始めて半年で子どもを授かることが出来たのが、一番効果があったように感じました。

飲み始める以前は生理痛もひどく生理不順でした。生理が来ない月もよくありました。
しかし飲み始めてから2カ月後からは、毎月生理が来るようになりました。ひどかった生理痛もなくなりました。

妊活の一環としてマカのサプリを飲み始めてから半年になりますが、まだ妊娠にはいたっていません。しかしながら、嬉しいことに生理の周期がしっかりしてきました。
飲み始めるまでは、24~35日とかなり周期にばらつきがあり、排卵日の予測が難しかったのですが、ここ数ヶ月は31~35日ほどと、随分とその周期の幅が小さくなりました。おかげで排卵日の予測がしやすくなったので、妊活もいい方向に向かうのではと期待が持てるようになってきました。
時間を決めずに、お水で飲む。私にとってはストレスフリーな方法で生理周期が定まってきたのでよかったです。

一か月ほどしたら体温が上がってきました。また、生理が不順だったのですが、二、三か月ほどしたら生理が順調になってきました。
やはりマカを飲んで良かったです。

当初の悩みは、子宮内膜が厚くならず、基礎体温が二層に分かれないことでした。マカを飲み始めて半年以上経った時、徐々に内膜が厚くなるようになり、低温期と高温期がしっかり分かれるようになりました。
飲み続けていて感じていることは、冬でも体がポカポカしているということです。寝る時に靴下を履かなくなりました。これからも飲み続けていきたいと思います。

すぐには冷えが軽減したわけでなく、1ヶ月を過ぎた辺りから冷えなくなったと感じました。

飲む前は生理不順も酷く物凄く冷え性でしたので、妊活の一環としてマカを飲む事にしました。エストロゲンが身体の血のめぐりがよくなりホルモンバランスがよくなると聞いたからです。
マカを飲んでからは身体が温かくなってきて、生理不順も元に戻ってきましたので、最近ではきちんと計画を立てて妊活が出来るようになりました。

病院での不妊治療と一緒にマカを飲み始めて、すごい生理不順だったのが改善され、低温期がほとんどなかった基礎体温も改善され、主人は疲れやすかった体調が改善されて、今は3人の母親になれました。

おかしいなと思い、まさかマカのせいなのか?と思い始めた時点で飲むのをやめました。約3週間は飲んでいたと思います。
あとから副作用で基礎体温が乱れるという口コミがあることを知りました。

飲みはじめて冷えがなくなり、朝の目覚も良いような気がしました。その後、基礎体温が安定し卵胞が大きくなるようになり、3ヶ月目で妊娠することができました。
粉末で飲みにくかったけど、続けて良かったと今では感謝しています。

そこで、妊活に効くサプリを調べて出会ったのがマカでした。マカを飲み始めて3ヶ月ほど経った頃、代謝が良くなり、低体温(平熱35℃ありませんでした)が改善され始めました。
飲み方は1日3回だと忘れそうなので、朝晩で飲めるタイプの物を選んでいました。飲み忘れのないように食後に飲むようにしていました。
仕事もストレスが大きく、これでダメなら退職して不妊治療をしようと決意したところでの妊娠が分かり、とても嬉しく思いました。(結局は重症悪阻と切迫流産の危険で退職しましたが…)マカを飲んで本当に良かったです。

わたしは、食後に、朝、昼、晩にわけて、飲んでます。冷え性により、朝、起きるのが辛かったのですが、楽になりました。

34歳で結婚したため、すぐにでも赤ちゃんを授かりたかったのですが、半年経過しても妊娠しなかったので、ネットで調べマカを飲み始めました。
マカを飲み始めて1週間くらいしてからカラダがポカポカするようになり、冷えが改善されました。マカを飲む以外に生活や食べ物は変えませんでしたが、半年後に無事に赤ちゃんを授かりました。

冷え性で困っていましたが、飲み始めて2ヶ月くらい経った頃、足先の冷えがあまり気にならなくなり始め、遅れがちだった生理もちゃんと決まってくるようになり、ダルさも軽減されたような気がします。

最初に飲み始めたのは友人の紹介からでした。いつ変化があるのかとドキドキしながら飲んでいたのですが、飲み慣れてくる3か月ごろに、低体温が改善され、生理も定期的に来るようになってきました。

飲み始めて2、3ヶ月はそんなに効果は感じませんでしたが、4ヶ月くらい毎晩必ず飲んでいると、基礎体温が上がりました。夏で暑かったせいかと思いましたが、夏が終わっても上がったままでした。
一時期飲むのを忘れたり休んでいた時期は、マカを飲む前の体温に戻りました。なので自分に合っていただけかもしれませんが、基礎体温を上げたいと思っている方は一度マカを試してみても良いと思います。
まとめ
マカの効果や飲み方などをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
妊活に役立つマカですが、体質によっては効果を得るどころか体調を崩す原因になることもあります。
かかりつけの産婦人科医と相談のうえ、適切な量を守って飲み、健康に妊活していきましょう。