ママ友間での車をめぐるトラブルは、ママ友関係のトラブルや悩みの中でとても多い問題のひとつです。自分が車を出す側であってもトラブルは付きものですし、出してもらう側でも、もちろん悩みは色々ありますよね。
そこで、ママ友間の車の貸借りについて考えられるトラブル、そしてトラブルを起こさない為にも知っておくべき事、または起きてしまった時の対処法、そしてお礼をする必要の有無、方法について紹介していきたいと思います。
ママ友との車の貸借りにおいて考えられるトラブル
いつも毎回同じ人が運転手
車で出かける時はいつもこの人の役目、と自然になっていることはありませんか?口では「気にしてないよ」と言ってくれている」かもしれませんが、本当はどうして自分ばっかり、と思っているかもしれません。
自分の身に置き換えて考えてみましょう。毎回自分ばかり運転手や車出しをさせられていたら気分良くはないですよね。
気づけばタクシー代わり
たまに一緒にどこか出かけるのに乗せてもらう、ということは良くあることですし、お互いそんなに気を遣う必要はないでしょうし、運転手の方も別に特段気にしてはいないでしょう。
しかし「○○時に○○まで来てくれる?」や「○○まで乗せてってくれない?」など、タクシーの代わりのような使われ方ははっきり言って気分悪いですよね。
自分の車が使えない時に借りようとする
ちょっとにわかには信じがたいことですが、車を貸して欲しい、と頼んでくるママ友も中にはいるようです。
もし車を貸してあげて、そのママ友が事故にあってしまった、起こしてしまった場合はどうしたら良いのか、また保険はどうなるのかなど新しいトラブルもうまれてしまいます。行き先、距離など関係なく、車の貸借りはやめた方がいいでしょう。
車トラブルを起こさない為の対策法
自分から誘わない、断る勇気も持つ
遠回しに「車に乗りたいなぁ」などのアピールを受けて、ついつい「うちのに乗ってけば?」なんて答えてしまえば、毎回依存されてしまうなど、まさにトラブルの種になります。
ママ友からのアピールを受けても、やんわり断る、または話題を変えるなどして断る勇気を持ちましょう。
また、家が近いから、習い事が一緒だからと言って、「乗っていく?」など、自分から誘うのもやめておいた方が良いでしょう。100%事故にはあわない、起こさないといった保証はどこにもありません。そういったトラブルを避ける為にも、誘わない、そして断る勇気を持つことが大切です。
遠出する計画にあまりのらないようにする
車じゃないと行けないような場所への遠出を企画した本人が、実は免許、または車を持っていなかった、というのは良く聞くトラブルのひとつです。うっかり「行きたいね」などと話にのってしまうと、自分が運転手になってしまうことも。
まず子供を乗せての車での外出は、チャイルドシートを人数分積んでいることが大前提ですし、車を持っていない人がチャイルドシートだけを持っている、というのもおかしな話です。つまり車を持っていない人にチャイルドシートを持ってくるよう期待するのは難しいということです。
道路交通法に違反しない為にも、ママ友との車での遠出計画にはのらない方が良いでしょう。
同乗中または同乗者を乗せて事故が起きてしまった時の対処法
もし事故が物損であった場合
もし無理やり頼まれて、ママ友を乗せてしまった場合でも、ハンドルを握った時点で、全ての責任は運転手にあります。
頼まれて、見通しの悪い狭い路地を走って、車をぶつけてしまった、こすってしまった、という場合の腑に落ちない過失でも、自分が乗せてしまった、運転している、という時点で自己責任であり、同乗者のママ友を責めることは好ましくないでしょう。
これは逆の立場でも言えることです。自分が同乗していて、自分の指定した道で、ママ友が車をぶつけてしまった場合、すごく気まずいですよね。今後の関係にもヒビが入ってしまうと思います。
これらを踏まえて、これからはなるべく乗せない、乗らないようにしましょう。
もし事故が人身事故であった場合
まず、チャイルドシート、シートベルトをきちんと装着していることが大前提ですが、その上でも運転手が全ての責任を負うことになります。
もし運転手側が同乗者保険に加入している場合、同乗者もある程度の保証はしてもらえるはずです。しかし、多くの場合、事故の相手側の保険は適用外になっているので、もし同乗中に大ケガをしてしまった場合は、自分でカバーする分が増えてしまいます。
人身事故は基本的に保険会社同士で解決する問題なので、同乗者の方が特に何かする必要はありません。どんなに安全運転を心がけていても、100%安全、ということは決してありません。
もし万が一のことがあった場合責任はとれますか?やはり「乗せない」ということが重要であると言えるでしょう。
車に乗せてもらった時のお礼
近距離の場合
口頭できちんとお礼をし、またその日の夜にメールでお礼の気持ちも伝えるのが良いでしょう。もし、乗せてもらう回数が頻繁な場合、相手に気を遣わせない程度の金額のお菓子などをたまに持っていくというのが好ましいでしょう。
多くのママ達は、運転先が近距離または、気を遣わない間柄の場合、たまにコーヒーを買ってきてくれるといった小さなお返しでも十分嬉しかったそうです。
長距離の場合
正式なルールはないけれど、大人の一般常識としてガソリン代と駐車場代は払うつもりで行く方が好ましいでしょう。相手が割り勘にしようと言ってくれても、やはり多めに払うなど、気遣いは見せた方が良いです。
また、他にも同乗者がいる場合は、事前に話し合ってガソリン代と駐車場代くらいは同乗者で折半するつもりで行きましょう。
近距離の場合と同じく、お礼は口頭でも夜にまたメールでもきちんとしましょう。そうすれば、運転手の方も気持ち良くまた車を出してくれるかもしれません。
運転しない人にはわからないかもしれませんが、運転するという行為は思った以上に気を遣い、疲れるものです。
まとめ
ママ友とは友達とはいえ、学生時代の友達とはまた少し違った存在ですので、気を遣うべきところは遣い、はっきりするべきところははっきりして、お互い気持ち良く付き合っていけるといいですね。
TOPICS:ウォーターサーバー導入によるママ&赤ちゃんのメリット・デメリット