妊娠4ヶ月頃から体系の変化が出てきて、少しずつ普段のサイズでは洋服を着こなせなくなります。ベビー用品店を見に行くと、妊娠期間中に着られるマタニティウェアも売っていますが、果たして本当に必要なものなのでしょうか。
最近では、とてもおしゃれなマタニティウェアも増えてきましたが、たった10ヶ月だけのために買うのって、勿体ないという気持ちになります。ここでは、一体に何が本当に必要なのか、最低限買っておいた方がよいものをまとめました。
一方で、買っても無駄になりそうなものは、普通の服で代用するのが一番です。絶対に買うべきおすすめグッズ、出産後にまで使える併用型や、代用可能なアイテムについて、ご紹介します。
マタニティウェアって必要なの?
マタニティウェアは必要なものなのか、マタニティウェアの特徴やメリットから、どういった方は購入した方が良いのかをみてみましょう。
マ タニティウェアは、妊娠期間中の身体の変化に柔軟に対応をしてくれます。妊婦さんのお腹回りのふくらみはもちろん、太ももなどにゆとりをもって作られた洋 服や下着です。妊娠初期にはウェストを最大限にきつく締めて、臨月に近づくにかけてゴムを緩めて着まわすことができます。
お腹が大きくなったあとでも、締め付けを感じにくい優しい作りで、ゆったりと着られるのが特徴です。最初は大きく感じるかもしれませんが、体型が変化しても心地よく着ることができる、ゆとりのあるデザインで、心身ともにストレスを感じにくくなっています。
どういった方は購入した方が良い?
マタニティウェアは、妊娠中に過ごしやすいというだけではありません。妊娠中の体系に合わせた洋服を着ることは、産後の体系維持にも効果的です。
実際に、普段の下着でそのまま過ごしていると、妊娠中に変化するバストのサイズに対応することができないでしょう。大きくなるお腹に対して、妊娠帯を付けなければ、お腹をしっかりと支えることができません。
出産ぎりぎりまで、オフィスでの仕事をする人には、マタニティ用のオフィス服を購入することをおすすめします。スーツスタイルのパンツは、お腹回りをすっぽりと覆うことができて、冬の冷えはもちろん、冷房による夏の足冷えにも対応します。
また、ワンピースタイプや、スカートスタイルもあわせて選ぶことができます。同様にお腹をサポートしてくれるアイテムなので、ぎりぎりまで働きたい女性をサポートしてくれるでしょう。
マタニティウェアで最低限必要なものは?
マタニティウェアを購入する場合に、最低限購入しておいた方がよいものについてまとめました。
妊娠をすると、大きくなるお腹に合わせた専用のショーツが必要になります。お腹をすっぽりと覆い、妊娠中の体系の変化にしっかりと対応をしてくれるショーツは、少なくても2~3枚用意をしておきましょう。
専用のショーツは、締め付けが少なく、お腹の急激な収縮や、ハリを押さえることにもつながります。
妊娠をすると、バストが敏感になりやすく、ハリや痛み、かゆみを経験することがあります。肌が敏感になりやすい時期なので、妊娠に気が付いたら、マタニティ用でワイヤーのないタイプへ切り替えます。
バストのサイズと形が変化し、乳腺が発達するので、ゆったりサイズがおすすめです。授乳用との兼用ができるタイプもあるので、妊娠後期からの買い足しには、兼用もおすすめです。
お腹が大きくなってくると、予想以上に腰に負担がかかりやすいです。妊婦帯はガードルのように履くだけのタイプなどもあり、手軽に大きなお腹をすっぽりと覆って、子宮と赤ちゃんの位置を安定させてくれます。
また、お腹の冷えが気になる冬には、就寝中にもお腹をさせられる腹巻きも使うと安心です。
お腹回りが大きくなる妊娠期間中は、マタニティ用のレギンスがあると便利です。レギンスは、オシャレとしてのポイントが高い他、冷えから足元を守ってくれる効果に優れています。
マタニティ用のレギンスなら、ウェストにアジャスターが付いていて、自分のサイズに調節することが可能です。冬の時期はもちろん、夏の冷房の冷えから足元とお腹を守ってくれるでしょう。
産後にも着られる、マタニティパジャマは、最低でも2セット持っておくことをおすすめします。妊娠中の思わぬ入院や、出産後の1週間余りは、病院でパジャマを着て、過ごすことになります。
授乳口付きのものであれば、産後の授乳の手間がぐんと少なくなります。特に冬の夜の授乳は、寒さが答えるものなので、最低でも一つは産後兼用のものにしておくことをおすすめします。
マタニティウェアの代用になるものは?
マタニティウェアは、普通の服などで代用ができるものなのか、代用におすすめのウェアやグッズをご紹介します。
アジャスター付きワンピース
腰の部分に紐が付いているタイプのワンピースは、妊娠中にかなり役立つ洋服です。お腹が大きくなるにしたがって、紐の締め方を変えるだけで、臨月までお腹の大きさに対応をしてくれます。
産後には、きゅっと紐を占めるだけで、洋服の型崩れなども起きないので、長く着用することができるでしょう。
ロングTシャツ
ロングTシャツは、ゆったりとしたサイズのものを選ぶと、産後も着ることができます。お腹が大きくなると、どうしても上に引っ張られるので、通常お尻まですっぽりと隠れるサイズが必要です。
夏であれば、レギンスを合わせれば、涼しく着こなすことができます。
ゴムベルト
妊娠中もいつものボトムスを履きたいというときには、ゴムベルトがあると便利です。ウェスト部分の調節をすることができるので、ボトムスを買わずに妊娠期を終えることができるでしょう。
まとめ
妊娠をすると、想像している以上に体系が変わります。後からいろいろと買い足しをしたくなりますが、いずれ終わる妊娠期なので、どこまで専用のウェアを買うべきか悩むところでしょう。
まず、体系の変化を感じる前から、しっかりとそろえておきたいのが、下着類です。マタニティ用のショーツ、ブラジャー、妊娠帯は、産後の体系維持と母乳の出方などにもつながる、大切なアイテムといえます。同時に、パジャマや洋服でも、授乳口が付いている、産後併用型のアイテムをいくつかそろえておくと、長く使えて便利です。
一方で、妊娠期の買い足しは、必ずマタニティ用品から選ばなければいけないわけではありません。普段のアパレルショップの中にも、妊娠中に使える便利な服装がたくさんあります。抑えられる出費は押さえて、これから始まる、赤ちゃんとの生活に備えましょう。