中学校受験の第一関門!失敗しない願書の書き方

ボールペンを持つ手育児

中学校受験の第一歩として、志望校から願書を取り寄せて書きますよね。我が子も、実際願書を目にして、受験に対するやる気や緊張感が高まったものです。

そんな大切な第一歩の願書、いくら受験の点数に関係ないとはいえ、失敗したくないですよね。願書を満足いくように仕上げて、幸先よく受験へのスタートを切れますように、ここでは、正しい願書の書き方を紹介します。

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願書の基本的な書き方

封筒とボールペン

願書の基本的な書き方としては、お父さん、お母さんが一度は書いた、履歴書を思い出してみると良いかもしれません。

例えば、封筒の宛名に関しても、お父さんお母さんがご存知のビジネスマナーを適用させると良いと思います。

封筒の宛名に関するマナー

郵送で願書を受け付ける場合は、宛名があらかじめ印刷されていることが多いです。その場合、「○○中学校行」の「行」を斜線で消して「御中」に書き換えます。斜線は左下がりの線を2本で、真下か左横に「御中」を書きます。

書き損じた場合

願書は、基本黒のボールペンで書きます。その場合、書き損じが心配ですよね。鉛筆で薄く下書きしてからボールペンでなぞるのが一番良いのですが、そのとき鉛筆で書いた分を消しゴムで消すときに、用紙を汚さないようにしましょう。

また、下書きしないで書き損じた場合、修正液で塗りつぶすのはよくありません。書き損じた部分を二重線で消して、訂正印を押しましょう。あらかじめ2部取り寄せておくのも良いと思います。

各項目を書くときに注意したいこと

女性

願書の項目で「家族構成」や「長所と短所」、「志望理由」についての書き方で注意したいことを紹介します。

家族構成

家族構成は、「本人」を除いて書くのか、含めて書くのかに注意しましょう。あとは、「父」から順番に、「兄・姉」「本人」「弟・妹」と書きます。

また、離婚などで片親の場合、カトリック系の学校では不利になることがあります。嘘を書く必要はないですが、理由などを訊かれたときに、きちんと答えられるように子どもと話し合っておきましょう。

長所と短所

「長所」は、そんなに悩むことはないと思いますが、「短所」は、本当に悪いところを書いてもいいのかと悩みますよね。この場合、「短所」は「長所」にも置き換えられるような言葉を選びましょう。

例えば、「熱中すると周りが見えなくなる」という短所は、「集中力がある」という長所になりますよね。その他、「人に気を遣い過ぎる」や「頑張りすぎる」も短所として書いても長所に置き換えられると思います。

志望理由

願書の項目の中では一番大切な「志望理由」。複数受験する場合は、学校ごとに志望理由を考えましょう。

志望校の校風や特色を把握する

学校案内を熟読し、その校風や特色を理解したうえで志望理由を考えると、学校に対する熱意も感じられ好印象だと思います。

ただし、子ども自身できちんと考えないと、面接のときに同じような質問をされて辻褄が合わなくなるという事態になりかねませんので、注意してください。

志望校の特色に合わせた自分のアピール

学校の特色に合わせて自分のことをアピールできるとなお良いと思います。

我が子は、「中高一貫校なので、運動会や文化祭などの大きな行事も高校生といっしょにできる」という内容を踏まえた上で、「私は、小学校で児童会の副会長をして行事を仕切ってきたので、貴校の行事が楽しみです」みたいに「児童会副会長」のアピールも忘れませんでしたよ。

ちなみに、願書に書くときは、受験校のことを「貴校」と書き、面接など言葉で話すときは「御校」と言います。

まとめ

親が受験勉強を手伝うことはできないけれど、願書を書くことなら、いっしょに考えて手助けできますよね。

私も、そのように親子で一つの目標に向かって共同作業することは、後々とても良い思い出になりました。親子で満足のいく願書を仕上げられたら良いですね。

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