合格に一歩近づく!中学校受験過去問題の活用法を徹底解説

過去問題育児

中学校受験の家庭学習で、志望校の過去問題集を活用する人は多いと思います。我が家でも、過去問題集は必須でした。

でも、ただ過去問を解くのではなく、それを受験勉強により生かすためには、どう活用すれば良いのでしょうか?

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過去問を解く目的

過去問を解いている子供

とりあえず過去問をやってみよう、という気持ちでは意味がありません。過去問を今後の受験勉強にどう生かすか、目的を持って取り組むことが大切なのです。

志望校決定の目安にする

併願校で迷っている人は、受験勉強を始める時期に、何校かの過去問を解いてみると良いでしょう。レベルが高いと諦めていた志望校でも、自分に合った出題傾向の場合、合格の可能性は広がります。

我が子の中学校は、どちらかというと文系の問題が多く出題されているので、毎年合格者の3分の2が女子なのです。いくら数学や理科が人よりずば抜けて得意でも、我が子の中学校の試験問題は解けないかもしれません。

出題傾向を研究する

過去5年分くらい見るだけでも、だいたいの出題傾向が掴めます。適性検査の場合でも、理系寄りなのか文系寄りなのかで中学校受験の勉強法も変わってきます。

しかし、県立中高一貫校などは、教員の異動が激しいため、出題傾向にバラつきがあるかもしれません。それでも、中学校がそのような問題を出す意図を考え、どのような人材が求められているのかを知ることが大切です。

我が子の受験校では、適性検査でしたが、図やグラフを見て説明するような問題が毎年出題されていました。なので、そのような図の読解問題を重点的に学習できたのが良かったです。

過去問をより有効に活用する

ヒント

家庭学習において過去問を解くのであれば、より有効に活用したいですよね。では、どのように中学校受験の家庭学習に取り入れると良いのでしょうか?

実践的な訓練

試験の1か月前から始め、何曜日の何時から、というふうに、過去問を解く日を決めましょう。

時間もきっちり計ることで、制限時間内に解けるかどうかの訓練になるし、緊張感を持って学習に取り組むことができます。

自分の弱点の強化

過去問を解くことで、自分の苦手な分野と得意な分野が明確になります。その際、自分のレベルでは解けない問題は諦め、自分の実力では正解できていなければいけない問題を見極めることが大切です。

そして、正解できていなければいけない問題を100%の確率で解けるように強化しましょう。

モチベーションアップ

中学校受験の家庭学習で、毎日同じような問題ばかり解いていると飽きてきますが、過去問を解くことで気分転換になります。

また、ほどよい緊張感が得られ、目標がより明確になり、モチベーションのアップにも繋がります。

まとめ

家庭学習だけでなく、塾でも何度か過去問を学習に取り入れることがあると思います。その際、きちんと目的や向上心を持って取り組めると、中学校受験の合格に一歩近づけると思います。

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