妊活中の腹巻って本当に効果あるの?選び方のポイント&おすすめ3選

お腹妊活・不妊

最近、妊活中には「腹巻」がよいと言われることが多く、現在妊活中の人やこれから妊活を始めようと思っている人の中には、気になっている人も多いのではないでしょうか。

ですが、腹巻を今まで使ったことがない人にとっては、なんだか「ダサい」とか「オジサンっぽい」と感じたり、本当に効果があるのかと疑問を持ったりするかもしれません。

ここでは、妊活における腹巻の具体的な効果や使い方、また腹巻選びのポイントやおすすめ商品なども紹介します。

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妊活中に腹巻をすることで期待できる効果は?

ハート

妊活中に腹巻がよいと言われる理由は、腹巻をすることで妊娠しやすい体に近づくことができるからなのです。

妊娠しやすい体の特徴

妊娠のしやすさを「妊娠力」と呼ぶことがありますが、それには、年齢や食生活、生活習慣などが関わってきます。そして、妊娠しやすい体には、次の5つの特徴があります。

  • 妊娠適齢期(25歳~35歳)
  • 生理が順調
  • 冷え性ではない(血行がよい)
  • 精神的なストレスが少ない
  • 正常なホルモンのバランス

妊娠しやすい体づくり

妊娠しやすい体の、5つの条件がそろっていないと妊娠できないというわけではありません。

また、一般的に「妊娠しやすい体づくり」といえば、食事に気をつける、ストレスを溜めない、適度な運動をするなどをまず考えますが、実はもっとも大切なことは、冷えを防止することだといわれています。

そして、冷え防止は、他の4つとは異なり、自分の意志ですぐに行うことができます。

冷え性だと妊娠しにくい理由

男性と比べると筋肉が少ない女性は、もともと冷え性の人が多く、自分では自覚していない「隠れ冷え性」の人も含めると、半数以上になるといわれています。

冷え性は血行が悪いことから起こり、血行不良は子宮や卵巣の機能に悪影響を及ぼすため妊娠には大敵です。

したがって、妊活中には、まず冷え性を改善する必要があります。

お腹が冷たい人は要注意
気づかないうちに、お腹や腰は冷えているものです。手で触ってみて、他の部分より冷たく感じるのなら、それは要注意です。

手軽で効果的な腹巻

冷え性を改善するといっても、食事や体質改善などさまざまな方法がありますが、効果が出るまでには時間や費用がかかります。

それらに比べて、お腹周りを温めて血行を良くするという点においては、もっとも手軽で即効性のあるものが腹巻なのです。

腹巻に期待できる効果

寝起き

腹巻には、具体的にどのような効果があるのかを見ていきましょう。

代謝がよくなる

腹巻をすると、お腹が温まり血行がよくなります。血行がよくなれば、基礎体温が上昇して、代謝が上がります

体温が1度上がることで、基礎代謝は10%も上がるといわれています。

全身の冷えが改善する

お腹にはたくさんの臓器があり、多くの血管が集まっています。お腹を温めることで、そこに集まっている血液も温まるため、温まった血液が全身に流れます

つまり、末端の冷え性や下半身の冷え性など、全身の冷えの改善につながるのです。

卵巣や子宮の機能が上がる

血行がよくなり、卵巣や子宮の血流量が多くなると、栄養が行き届いてその機能は向上し、卵胞の発達や受精卵の着床にも効果が期待できます。

ホルモンの分泌が正常になる

血行がよくなると自律神経が整って、脳からの女性ホルモン分泌の指令がスムーズに伝わり、卵巣から正常なホルモン分泌がなされます。

ホルモンの分泌が正常になることで、排卵も正常になり、妊娠の可能性も高まります。

生理痛や腰痛に効果

腹巻はお腹だけでなく、腰も温めます。腰が温まることで、生理痛や腰痛の軽減にも効果があるとされています。

また、下半身の血流がよくなるため、足のむくみの改善にも期待できます。

便秘や下痢の改善

お腹を温めることで下痢の改善になりますが、胃腸を温めることにもなるので、胃腸の働きも活発になり、便秘にも効果があります。

妊活中の腹巻は夏もつけた方がいいの?

夏

さまざまな効果が期待できる腹巻ですが、暑い夏にはつけなくてもよいのでしょうか。いいえ、妊活をするのであれば、腹巻は一年中つけた方がいいのです。

夏に体が冷える理由

「暑い夏になぜ腹巻?」と思う人も多いことでしょう。ですが、夏には、夏ならではの体が冷える理由があります。

冷房の効き過ぎ

夏は、職場でも自宅でも冷房が効いています。長時間冷房の効いた部屋にいると、体はどんどん冷えていきます。

特に、職場での冷房が男性の快適温度に合わせてあると、女性の体には冷え過ぎで負担になってしまいます。

薄着をする

夏は、肌の露出が多くなり、素材も熱を逃しやすいものが使用されています。知らず知らずのうちに、体が冷えてしまっていることがあります。

冷たい食べ物や飲み物

暑さのせいで、冷たい食べ物や飲み物ばかりを摂ってしまいがちです。そうなると、どうしても体は冷えやすく、特にお腹は冷えてしまいます。

夏こそ腹巻を

体が冷えると自律神経が乱れて体調不良を引き起こします。自律神経の乱れは、夏バテをはじめ、ホルモンの乱れや血行不良、生理不順など数々のトラブルにつながります。

妊活をしているのなら、夏だからと油断は禁物です。意識してお腹を冷やさないように努めましょう。

とはいっても、暑い夏に使う腹巻は、その素材には気を配って、快適に過ごせるようにしたいものです。

妊活中に使う腹巻選びのポイントは?

ポイント

最近では、妊活での腹巻が注目されていることから、数多くの腹巻が販売されています。どれを選んだらよいのかが、わからなくなってしまうかもしれません。

腹巻のココをチェック!

多くの腹巻の中から選ぶポイントをあげてみましょう。

肌触り

腹巻は、本来は肌に直接つけるのではなく、肌着の上からつけるのが基本的なつけ方です。しかし、肌着と同様、腹巻の肌触りはとても重要です。

なぜなら、ときには直接肌につけることがあるかもしれません。また、中には、素肌に直接つけることを前提に作られているものもあります。

触ってみて、チクチクしたり、縫い目がデコボコしているものは避けた方がよいでしょう。裏の縫い合わせもチェックして、フラットであたりにないものを選びましょう。

保温性

素材によって保温性が変わってきます。生地に温熱効果のある素材を織り込んであるものや、特殊な加工がしてあるものもあります。

手で触ってみて、温まり方を確かめてみることがおすすめです。

吸湿性

一年中使用するとなると、吸湿性のある素材を選ぶことがポイントです。

特に夏は、冷房からお腹を守るためだとはいえ、汗を吸わない素材のものだとベタベタして気持ち悪いだけでなく、汗が冷えるとかえってお腹を冷やすことになりかねません

冬でも厚着のせいで汗をかいてしまった場合には、吸湿性のない腹巻だと、お腹を冷やしてしまいます。

サイズ

腹巻には伸縮性があるため、サイズが合っているのかどうかの判断が難しい場合があります。身長やお腹周りのサイズによって、体にピッタリ合う腹巻の縦横のサイズは異なります。

締めつけすぎない

あまりに締めつけすぎると、逆に血行が悪くなり、胃腸の働きにまで影響します。ときには、締めつけが原因で気持ち悪くなることもあります。

緩すぎない

ブカブカで緩すぎる場合も、ズレやすかったり、ずり落ちそうになったりします。

丈が短すぎない

丈が短すぎる場合には、お腹の真ん中で丸まってしまうこともあり、しっかりお腹を温めることができません。

生地と縫製

腹巻は、洗濯を繰り返してもしっかりしている生地と丁寧な縫製が重要ポイントになります。

なぜなら、それほど多くの腹巻を持っている人は少なく、2枚くらいを洗濯して交互に使うという人が多いと考えられるからです。

毎日使うものなので、洗濯ですぐにへたらないことが妊活で使う腹巻の条件です。

通販で購入するときのチェックポイント

パソコンを見る女性

店頭では自分の目で見て、自分で触ってチェックできますが、通販の場合にはそうはいきません。

通販で購入する際には、素材の特性など詳しい商品説明があるサイトで購入することをおすすめします。そして、画像と説明をしっかりチェックしてから選びましょう。

また、実際に買って使ってみた人のクチコミをチェックすることも大切です。クチコミを見れば、肌触りや使い心地、吸湿性や保温性などの機能を確認することができます。

腹巻の素材の特徴

腹巻に使われている生地には、いくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。

コットン(綿)
  • 肌触りがよい
  • 吸湿性に優れている→汗をしっかり吸ってくれる
  • 発散性は劣る→汗を吸収した後、ベタつきがち
  • 素材によっては、伸縮性、保温性が劣ることもある
  • オーガニックコットンや特別な加工を施したものなど上質なものがある
シルク(絹)
  • しっとりとした肌触り
  • 人の肌に近いタンパク質で出来ているため、肌の弱い人、アトピー肌の人にも安心
  • 天然の保湿成分「セリシン」を含んでいるため、肌にうるおいを保つ
  • 優れた通気性
  • 吸水性、発散性に優れていて、それは綿の1.5倍→いつもサラサラとして、洗濯後の乾きも早い
  • 優れた保温性→夏は涼しく、冬は暖かい
  • 軽くてしなやか
  • 紫外線をカットする→ただし、紫外線を吸収すると黄色く変色する
  • 静電気が発生しにくい
  • 洗濯に手間がかかり、縮みやすい
  • シルクアレルギーの人には不向き
  • 上質なものは高価である
ウール
  • 保温性が非常に高い
  • 上質なウールは、なめらかさと柔らかな肌触りでは他の素材に勝る
  • 洗濯に手間がかかり、毛玉ができやすく、縮みやすい
ナイロン(ナイロン毛糸など)
  • 伸縮性が高く、温まりやすい
  • デザインが豊富で低価格なものが多い
  • チクチクすることがある
  • 汗を吸わない

以上のように素材の特徴を見ていくと、一年中使う妊活での腹巻には、シルクがもっとも適していると考えられます。

ですが、価格と素材の機能、好みなどを考えあわせて、自分にぴったりな腹巻を選ぶとよいでしょう。

ただし、自分の肌に合わないと感じたり、肌トラブルが起こった場合には、すぐに使用をやめましょう。

妊活中におすすめの腹巻は?

今は、薄くてアウターにひびかない、おしゃれな腹巻がたくさんあります。妊活で使用する際に、人気の高い腹巻やおすすめの腹巻を紹介しましょう。

高橋ミカ公式 ミッシーリスト:シルク腹巻

楽天など大手通販サイトでの腹巻販売では、人気No.1の商品です。

シルク素材を使用し、締めつけないフィット感や縫い目の肌へのあたりなどの縫製にもこだわった高品質な腹巻です。

とても薄いのに温かく着ぶくれしないので、腹巻をしていてもおしゃれを楽しめます。

多くの芸能人も使用していて、SNSなどでも評判になっています。また、たくさんの美容、ファッション雑誌にも取り上げられています。

シルクボディウォーマー 35cm ウエストウォーマー

シルク100%でメリヤス編みなので、締めつけ感が全くなく、やさしいフィット感です。素肌につけても、やわらかな感触でチクチクすることがありません。

肌に当たらないように弾性糸を織り込んであるので、ストレッチが効いていて洗濯しても伸びにくい腹巻です。

優れた機能だけでなく、カラフルな色とデザインで見た目も可愛く、つけているだけで妊活が楽しくなりそうです。

温糸(ぬくいと)腹巻き

温糸(ぬくいと)腹巻き
出典:happy-blessing.co.jp

100%コットンでありながら、温まる腹巻です。「こういう腹巻があったらいいのに」というお客様の声から作ったというだけあって、温かさと肌触りにはこだわりがあります。

新素材の「温糸(ぬくいと)」は、自分の体温を使って温める発熱性と吸湿性に優れた、シルクに勝る効果を持つ素材です。

肌触りも絹のようにさらりとしていて、一年中使用できるところも、妊活にはぴったりです。

まとめ

お腹が冷えることで、体には数々のトラブルが起こる可能性があります。特にベビーを待っている妊活中の女性にとっては、それは大きな問題です。

腹巻の優れた効果を知れば、腹巻が妊活中には外せないアイテムだということも頷けます。

腹巻選びのポイントを押さえて、自分にピッタリな腹巻を見つけましょう。そして、快適に楽しく妊活をしてくださいね。

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