妊婦健診で初回にかかる費用は?必要な持ち物は?検査内容は?

妊娠

初めての妊婦健診、緊張してしまうという人は多いのでは。

妊婦健診にはいくらお金がかかるのか…何を持っていったらいいのか…そして、どんな検査をするのか…いろいろと疑問や不安も多いでしょう。

そこで今回は、妊婦健診の初診にまつわるさまざまな情報を調べました。

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妊婦健診で初回にかかる費用は?

電卓とお金

妊婦健診の初診は大抵、高めの金額になります。病院によって、あるいは検査内容によって金額は異なりますが、10000円前後かかることが多いようです。

少し余裕を持って、20000円~30000円程を用意しておくと安心。「お金が足りないかも」と不安に思わず済むでしょう。

ちなみに、初診では時期が早すぎて妊娠が確定できなかった場合、また1週間後くらいに受診することがあります。この時も自己負担での受診になることが多く、5000円~10000円程かかると思っていた方がいいでしょう。

高額の理由

なぜこんなに高額なのでしょうか。それは、基本的に妊婦健診は健康保険適用外だから。

体調不良などで病院にかかる時は、ほとんどの場合健康保険が適用されます。そのため自己負担額は3割となり、安い支払い金額で受診できます。

ところが「妊娠は病気ではない」という考え方から、妊婦健診はすべて自己負担となるのです。

以降の金額は

実は、高額なのは初回を含む初期の受診のみ。妊娠確定後は役所で母子手帳を受け取りますが、同時に妊婦健診で使える補助券を入手できます。

この補助券を利用することで、以降の実質支払い額はかなり安くなるのです。

具体的にどのくらいの補助がされるのかは、自治体により異なります。そのため実際の支払い金額について断言は難しいですが、3000円~5000円程で済むことが多いようです。

妊婦健診で初回に必要な持ち物は?

健康保険や筆記用具

妊婦健診には、何を持って行ったらいいのでしょう。ここでは、一般的な持ち物について紹介します。

健康保険証

何かトラブルがあった時のためにも、必ず健康保険証は持参します。前述したように妊婦健診自体は保険適用外となりますが、病院からは提示を求められます。

お金

20000円~30000円程あれば安心です。

本など

病院では、受診まで長く待つことも考えられます。暇つぶしできるような本やゲームなどを持参するといいでしょう。

生理用ナプキン

内診後、刺激で出血してしまう人もいるようです。いざという時のために、生理用ナプキンを用意しておくと安心。

筆記用具

医師や助産師の話を忘れないようにするためにも、筆記用具を持っていくと便利。診断結果や妊婦生活の注意点など、話を聞きながらメモしておくといいでしょう。また、事前に質問や心配なことを書き込んでおけば、問診の場で慌てずに済みます。

飴など

つわりが始まっている時には、長時間待つのも辛いもの。飴やグミなど、お気に入りの小さなお菓子を持っていくと気を紛らわせることができます。

基礎体温表など

基礎体温表をつけていた場合は、持参すると医師との話がスムーズです。

妊婦健診で初回の検査内容は?

医者と妊婦さん

妊婦健診の初回に行う一般的な検査内容を紹介します。病院によっては、血液検査などは2回目以降の健診で行う場合もあるようです。

問診

次のような内容を問診票に記入するのが一般的。

  • 年齢や家族構成、お酒やたばこの有無など、基本的な情報
  • 自分自身の病歴、家族の病歴
  • 月経歴、妊娠歴、分娩歴
血液検査、尿検査

母体の健康状態を把握するため、血液検査や尿検査を行います。

内診

膣や子宮頚部の状態、膣分泌液の状態などを内診で確認します。他にも、ポリープや子宮筋腫ができていないかなどもチェックします。

各種測定

体重や血圧など、母体の全身状態を把握するための各種測定を行います。

超音波検査(エコー)

超音波検査

妊娠のごく初期は赤ちゃんがあまりに小さいため、お腹の上からの超音波検査では確認ができません。そのため、経腟タイプのエコーを使い、膣の中から超音波を当てて検査を行うことが一般的です。

「妊娠しているかどうか」の検査だけでなく、「正常に妊娠しているか」の確認を行います。

どのように検査するの?

内診台の上での検査です。内診台は緊張してしまう人も多いようですが、痛みはほとんどないのでリラックスして臨んでください。

カーテンがあり、下半身の様子は見えないようになっている病院も多くあります。カーテンを開けるとモニターがあるので、検査中に子宮や卵巣の状態を見せてくれることも。

超音波検査で分かることは?

受診した際の妊娠週数により、確認できる内容が異なります。

妊娠4週頃

妊娠のごく初期に受診した場合は、子宮の中には何も見えません。子宮内膜が厚くなっている様子などを見て、「おそらく妊娠しています」という診断が下されることが多いようです。

妊娠5週頃

この頃になると、「胎嚢」が確認できるようになります。「胎嚢」とは、赤ちゃんを覆う袋のようなもの。これを確認することができれば、子宮外妊娠などの問題もなく、無事に妊娠できているということが分かります。

妊娠6~7週頃

赤ちゃんがさらに成長し、トクトクと動く赤ちゃんの心臓を確認することができます。

初期の妊娠週数はあくまで目安のため、誤差がある場合も多くあります。また、個人差も出るもの。そのため、週数と赤ちゃんの成長が上記のとおりでなくても、あまり心配しすぎないようにしてください。

まとめ

内診台やエコーなど、初めての検査は不安を感じてしまうものです。でも、何回かの妊婦健診を経ていくと不思議と慣れていくので安心してください。

週数を重ねていけば、赤ちゃんの成長を確認できる場が妊婦健診になります。そのため、妊婦健診が楽しみだという妊婦さんも多くいます。超音波検査で顔が見えることもあるんですよ。

初診は緊張もあると思いますが、赤ちゃんに会えることを楽しみにして臨めるといいですね。

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