妊娠中に発症したアトピー悪化の予防法は?【先輩ママたちの体験談】

妊娠

元々肌が弱くてアトピー持ちですと、妊娠することでアトピー症状が悪化し、かゆくて眠れないほどになってしまう場合も。

アトピーの症状を改善させたいけど、妊娠中は薬を使っても大丈夫なの?スキンケアはどうすればいいの?と不安になって、思い悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回、ままなる運営事務局で先輩ママさんたちに独自調査を行い、妊娠中に発症したアトピーの悪化を防ぐことができた、または改善に有効だった対処法とその経過についてアンケートを実施しましたので、ご紹介させて頂きます。

あみまるこさん

あみまるこさん妊娠中に身体が乾燥し始め、アトピー性皮膚炎になりました。

身体よりも一番心配になったのは乳首に出来たアトピーで安定期の5ヶ月にはステロイドを塗りましたが、それからもステロイドを止めると復活するのでとにかく保湿をしました。

普通の保湿剤よりも、ワセリンが一番でした。ワセリンよりも精製されているプロペトというものが身体に害も無く、全身に利用できたので、とにかく乾燥する前に塗っていくと治りました。

出産後は子供が母乳を飲むので、馬油に変更しましたが、そのままほぼ治りました。やはり基本的に保湿がいいです。

くまさん

くまさん生まれたときからアトピー性皮膚炎で、定期的に皮膚科に通っています。大人になってからは、顔にプロトピックと頭のローションを使うくらいで、全身が痒くなるということはほとんどありませんでした。

しかし、妊娠が発覚した少しあとの妊娠8週頃、全身が乾燥して痒くて痒くてたまらなくなりました。塗り薬にも抵抗があり、本当は行きたくなかったけれど、皮膚科に行き、妊娠中でも使える薬を処方してもらいました。ステロイドは、問題なく使えるそうです。

その後、一週間たたないで回復。今は、保湿を頑張っていますが、悪化はしていません。妊娠前より念入りに保湿しています。薬を使うことが心配でも、早めに皮膚科で診てもらうことをお勧めします。

ゆうさん

ゆうさん体の中の調子を整えることだと考えました。野菜をたくさん摂りたかったので、青汁を飲んでいました。つわりがあってあまり食欲がなかったのが悪化した原因だからです。

私のお勧めはふるさと青汁です。甘味がなくすっきりします。飲んでいたら悪化することなく過ごすことができました。

ゆみさん

ゆみさん肌を清潔に保つことを心がけました。お風呂では、石鹸をあまり使わずに体をすすぐ程度にしました。刺激を与えないように、タオルは押さえるようにして水分をふき取っていました。

思った以上には悪化せず、だんだん良くなり過ごせました。

アムMAMAさん

アムMAMAさん食材を無農薬野菜に切り替えて、お化粧品は含有しているものを一切無添加の物にしました。

身につける下着や洋服はコットン、麻、wool100%にしました。寝具も化繊の物は排除して、洗濯も自然由来の洗濯洗剤に切り替えました。

全て身の回りの物を自然の物にしたお陰でアトピーは悪化することはありませんでした。

猫介の嫁さん

猫介の嫁さん私の場合、妊娠中は痒みとの闘いでした。普段身につけている下着の擦れ、洗剤や柔軟剤を見直し、入浴時におけるお湯の温度や身体の洗い方やソープに至るまで徹底的に見直しました。

特に入浴時は刺激を避け、ソープをよく泡立ててから垢すりなどは使わず手で直接優しく洗いました。

そして保湿は浴室内でソンバーユを全身に塗り、タオルで余計な水分をポンポン拭きしてからボディクリーム。湯冷めも防げて一石二鳥でした。バーユやボディクリームを塗る際は足元滑りやすいのでそこはとても気を使いましたが、この保湿方法は産後の現在も継続しておりとても有効です。

また、日常の紫外線対策も徹底して行いました。アトピーなどで痒くなってしまい掻いてしまった所に紫外線が当たると色素沈着を起こす恐れがあり、敏感肌用の自身の肌に合った日焼け止めを愛用することでそれを防ぎました。

しょうこさん

しょうこさん肌が乾燥しないように気を付けていました。肌を清潔にし、ワセリンという保湿クリームを塗っていると、悪化したところにも効果がありました。

悪化してからではなかなか治らないので、なりそうな部分は特に気を付けるようにすると大丈夫でした。

ginkouta さん

ginkouta さん妊娠して、妊娠後期に背中や他の皮膚が痒くなりました。産科ではアトピーではなく、妊娠中の皮膚炎と言われ背中等の痒みは塗り薬で良くなりました。

ひじの後ろがやはり痒くなり、産科で頂いた薬も効かなかったので、症状としてはアトピーに似ていました。

妊娠中なのでステロイドも怖いと思い、なるべく冷やして掻かないように我慢していました。出産後は自然と良くなりました。

ひめたんさん

ひめたんさん私の場合は環境がかわり妊娠中ということもあり、以前飲んでいた抗アレルギー剤が飲めなくなり悪化するのかと思いきや、意外や意外!逆にお肌の調子がよくなり一番ひどかった部分の掻き壊しもなくなりました。

おそらく悪阻や妊娠という他の事に気がいっていて、無意識に掻いてしまうということが減ったからだと思います。

くまさん

くまさんお風呂上がりに保湿クリームを、塗るように心がけたり、部屋の掃除をこまめにしてホコリを溜めないようにしました。

掃除機をかけたあとは、床掃除機をしました。あとは、換気をして空気の入れ替えを、こまめにしました。

haruさん

haruさん妊娠中にアトピーが発症してしまい、悩んでいました。お腹に赤ちゃんがいるので、ステロイドの使用は怖くてなかなか薬に踏み出せず、掻き壊してしまうこともしばしば。

どうにか症状を抑えられないか探していたところ、市販のボディソープではなく、無添加石鹸にたどり着きました。

使用してみたところ、効果は絶大!肌にとても優しい無添加石鹸のおかげでアトピー症状が緩和し、掻き壊すこともなくなりました。

ちいさん

ちいさん妊娠7ヶ月の時、アトピーを発症しました。最初は、なんだか痒いな~あせもかな~とあまり気にせずかいてしまっていたのですが。だんだん夜も眠れないほどかゆみが強くなり、いつの間にか首から上を中心に全身が真っ赤になっていました。

化粧水はしみる。まぶたまで腫れ、上手く目をあけられない。寝ながらかくので、かく音で主人が目覚めてしまう。でも、お腹に赤ちゃんがいるし、病院に行くのはちょっと嫌だな…と思い、かゆみは我慢していました。しかし、あまりのひどさに主人にお願いされ、病院に行くことに。

近くの皮膚科で受診すると、『あ、かなり酷いですね。』と言われました。しっかり治すために、強めのお薬から使ってだんだんと弱いお薬に移行して治療することになりました。

最初に出たお薬は、デルモベート、ネリゾナ軟膏、ヒルドイドローションでした。まず、ヒルドイドローションを患部全体に塗り保湿します。このヒルドイドローションは今、保湿力が高いことでアトピー患者以外の人も使用しています。

そしてデルモベート。こちらは顔以外の患部に塗ります。1回で5グラム全て惜しみなく使い切るように言われました。最後にネリゾナ軟膏は、顔の患部に塗ります。こちらは、唇にも塗りました。唇も、アトピーの影響でガサガサになり、粉を吹いた状態だったためです。

薬の他にも、全ての化粧水、メイク用品の使用をストップしました。一旦アトピーが治ってから、1つずつ使用を再開し、アトピー発症のきっかけを探るためです。またポテトチップスなどのスナック菓子をやめ、和食中心の食生活にしました。

この生活を2週間続け、かなりかゆみも腫れも改善されました。

ひみこさん

ひみこさん妊娠初期から痒みを感じる様になり、ストレスのせいか徐々にアトピーが悪化してしまいました。

妊娠初期が夏場な事もあったので、あせもが原因かと思ってなるべく汗をかかない様にクーラーをかけるなど温度調整をマメに行い、後期の冬場は市販のベビーローションで乾燥を防ぐ様に心掛けたら、お薬を使わずに何とか乗り切れました。

みきさん

みきさん妊娠7か月になり、ここ数年落ち着いていたアトピーの症状がお尻・お腹に出てしまい、湿疹ができてしまいました。病院に行き、薬をもらいましたが、今回薬で治ってもホルモンの影響で、また再発してしまうかもしれないと言われました。

薬を塗って1週間ほどで落ち着きましたが、薬を塗らなくなると案の定再発してしまったので、食生活の改善を心がけました。

食生活を野菜中心にし、玄米ご飯に変え、3食しっかり同じ時間に食べるように気をつけました。腸内環境をよくするといいと聞いたので、毎日ヨーグルトを食べ、お風呂に浸かるようにし、睡眠も7時間とるように気をつけました。

薬のおかげもあったせいか、その後の1週間後にはほぼ湿疹はなくなり、きれいになりました。アトピーは食事や睡眠も関係があるようで、改善ができました。

ナッツママさん

ナッツママさん妊娠五ヶ月頃からデコルテライン、肘と膝の内側、内腿に湿疹が酷く出て痒みで夜も眠れないほどの時もありました。痒みのひどい時は濡れたタオルや保冷剤で冷やし痒みを誤魔化し眠りにつく時も。

肌荒れや赤みに有効だったのは鉱物系の温泉に入る事でした。妊婦なので頻繁には行けませんでしたが、温泉に行ったあとは本当に綺麗な肌になり、痒みも緩やかになり、またしばらくすると酷くなるという繰り返しでした。

アベンヌウォーターのスプレーもしないよりは良かったかな?と思います。

くろゆきさん

くろゆきさん初めての妊娠でホルモンバランスが悪くなったのか、急激に眉毛の上と、首もとにアトピーがでだしました。

かゆみ止めの薬は飲めませんし、ステロイドを塗るのも抵抗があり、お医者様ではヒルドイドという保湿クリームをだしてもらいました。

でもそれだけでは保湿感がなんだか足りなく感じ、100%の馬油の防腐剤が入ってないものを薬局で購入しました。

価格は1000円を超えており少々高いお買い物でしたが、痒みがでたらすぐに塗るを繰り返し、痒くてもかかないようにしていました。

保湿保湿を繰り返すことで徐々に改善されていきました。清潔にすることと、保湿をしっかりすることをお勧めいたします!

プリンさん

プリンさん妊娠中期から顔やお腹が乾燥したり、湿疹ができるようになりました。これまで肌トラブルにあったことがないので、合う薬などがわからず、とりあえず皮膚科に行きました。

また、普段使っていたファンデーションも止め、脱石油のおしろいのみにしました。水薬という液体の塗り薬を貰い、塗り始めると数日でよくなったので、やはり診断してもらって良かったです。その後はファンデーションを再度使っても湿疹は出ませんでした。

hanaさん

hanaさん妊娠中に最初に下肢にかゆみがあり、カサカサで、どんどんひどくなる感じがありました。乾燥性のものだと思い、保湿をしっかりと行いながら、様子みるもひどくなりました。

わたしの場合は妊娠に対する免疫の反応が強く、かゆみや皮膚トラブルがつづきましたが、ひどい部分のみ少量のステロイドをつかい《医師の指示、処方》、あとは保湿でよくなりました

kaduさん

kaduさんアトピーが悪化した時は、市販のステロイド(ベトネベート)を一時的に使っていました。

その後、改善してきたら、erbavivaのベビークリームを使い、乾燥を防ぐようにすることで、何とか乗り切ることができました。

みきさん

みきさん病院でステロイドの入っていない、薬品を頂いて毎日つけました。

スキンケアは、アトピー用に切り替えました。刺激にならないよう、また、かゆくなっても、直接、肌をかかないように、気をつけた結果、悪化せずにすみました。

まゆさん

まゆさんアトピーというか昔から蕁麻疹持ちでして、ここ何年かは症状自体出ていなかったのですが、妊娠7か月頃、胃腸風邪で体調が悪くなった時に出てしまいました。

湿疹のようなタイプではなく、蚊に刺されのような蕁麻疹が頭から足の先まで無数に全身にぶわっと…。

昔は運動後や入浴後等の体が熱くなる時に出ていたのですが、その時は朝起きた時から発症していたので念の為産婦人科に電話をすると皮膚科に行ってほしいとの回答でした。

近くに皮膚科がなかったのと体調が悪かったので、そのまま2日程家で様子を診ていたら、胃腸風邪が良くなると共に蕁麻疹はひいていきました。

非妊娠時は体調が悪くても蕁麻疹が出る事はなかったのですが、妊娠中は免疫力が落ちると聞いた事があるので、色々支障が出るんだなと実感しました。この時は体調不良もあってか、胎動も弱い気がしたのでとにかく体を休めていました。

かゆみが酷く体を掻きむしりたい衝動にかられましたが、ムヒ等のかゆみ止めも成分的に塗りすぎはよくないとネットで見たので、妊娠線防止のクリームを塗ってしのいでいました。気休め程度にと思っていましたが、これが意外と効き、痕も残らなかったのでオススメです。

如何だったでしょうか。

人によって妊娠中のアトピー対策のやり方は様々ですが、肌を清潔にする、また保湿が大切だという意見が多かったように思います。

ぜひ参考にして頂ければと思います。

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