妊娠線予防で使うオイルの種類&塗り方は?クリームとの違いは?

妊娠

妊娠線は一度できてしまうと、そのまま体に残ってしまいます。予防のためのオイルがありますが、たくさんのメーカーから様々なオイルが販売されており、どれを選んでよいのかわかりません。

自分にぴったりのオイルを見つけられるよう、オイルの特徴や使い方などを紹介します。

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妊娠線予防で使うオイルの種類は?

ホホバオイル

肌と同じ成分を含むオイルで浸透力に優れており、しっかりと保湿もしてくれます。ビタミンEを豊富に含んでおり酸化しにくいので、大きなボトルで買っても安心して使い切ることができます。酸化防止として他のオイルに少量混ぜるのもおすすめです。

「無印良品」のホホバオイル

「無印良品」のホホバオイル
出典:muji.net

「セラピストの問屋」のホホバオイル


出典:rakuten.co.jp

アーモンドオイル

アーモンドオイルは比較的さらりとした感触で、オイル特有のべたつきが苦手な方におすすめです。浸透力はホホバオイルよりも優れているといわれており、肌の内側までしっかり浸透し保湿してくれます。

オイルの中で最もベーシックであり、どのような肌質にもなじむオイルです。

「自然化化粧品研究所」のアーモンドオイル

「自然化化粧品研究所」のアーモンドオイル
出典:amazon.co.jp

「生活の木」のアーモンドオイル

生活の木 アーモンドオイル
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マカダミアナッツオイル

マカダミアナッツオイルには、パルトミン酸が豊富に含まれています。パルトミン酸とは肌の老化とともに失われる成分のひとつで、若い肌ほどパルトミン酸が豊富です。

肌の保湿だけでなく、美肌・美白効果や、コレステロール値を低くし、血管を丈夫にする作用があります。

「AJP」のマカダミアナッツオイル

「AJP」のマカダミアナッツオイル
出典:eastjp.com

「オリバード」のマカダミアナッツオイル

「オリバード」のマカダミアナッツオイル
出典:amazon.co.jp

ココナッツオイル

栄養価が高く、アミノ酸、ビタミン、ミネラルといった体にうれしい栄養素が含まれています。ココナッツオイルが持つオレイン酸がしっかり保湿し、ラウリン酸が肌の奥まで浸透させます。

オレイン酸とラウリン酸ふたつの作用で肌をやわらかくする効果があり、丁寧なマッサージとの相乗効果が期待できます。

「cocowell」のココナッツオイル

「cocowell」のココナッツオイル
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「Cecil」のココナッツオイル

「Cecil」のココナッツオイル
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スクワランオイル

スクワランとは、深海鮫の肝油(スクワレン)に水素を加え、酸化しにくい状態にしたものです。様々な化粧品の原料にもなっている、身近な成分のひとつです。

人の体の中で作られる物質と同じ性質を持っており、敏感肌でも安心して使用できます。粒子が細かいので油っぽさが少なく、毛穴に詰まることがありません。

「HABA」のスクワランオイル

「HABA」のスクワランオイル
出典:amazon.co.jp

「マリンファーム」のスクワランオイル

「マリンファーム」のスクワランオイル
出典:marinegold.co.jp

ローズヒップオイル

他のオイルに比べると粘度が高く、独特の香りのあるオイルです。成分の90%が美容成分となっており、美白効果やアンチエイジング効果もあります。その他、抗炎症作用もあるため、傷んだ肌の改善も期待できます。

「トリロジー」のローズヒップオイル

「トリロジー」のローズヒップオイル
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「GAIA NP」のオーガニックナチュラルローズヒップオイル

「GAIA NP」のオーガニックナチュラルローズヒップオイル
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馬油

馬の皮下脂肪からとった油のことで、人の油と構成が似ているので肌に馴染みやすいです。殺菌作用や抗炎症作用があり、妊娠線で傷ついた肌を修復してくれます。

添加物が含まれていないため、妊娠中はもちろん、出産後に赤ちゃんにも使うことが可能です。

「薬師堂」の液状特性馬油

「薬師堂」の液状特性馬油
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「井藤漢方」の純馬油

「井藤漢方」の純馬油
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椿油

オイルの中でも特にしっとりとした、独特の香りのあるオイルです。椿の種子から採取されたオイルであるため、自然由来で肌に優しく安心して使用できます。

保湿力が非常に高いため、乾燥予防におすすめです。

「今村製油所」の純つばき油

「今村製油所」の純つばき油
出典:amazon.co.jp

「高田製油所」の三原椿油

「高田製油所」の三原椿油
出典:amazon.co.jp

注意点

精油の中には、妊娠中に使用を控えなければならないものがあります。子宮収縮作用や生理を促す通経作用など、お腹の赤ちゃんへ影響を及ぼすものもあるため、使用前にしっかりと確認することが大切です。

使用を控えるべき精油の例

ウコン、オレガノ、キャロットシード、クローブ、サフラン、シナモン、ジャスミン、ジンジャー、スイートマージョラム、セージ、ゼラニウム、タイム、ナツ メグ、バジル、ペパーミント、メリッサ、ユーカリ、ラズベリーリーフ、ラベンダー、レモングラス、レモンユーカリ、ワイルドチェリー

妊娠線予防で使うオイルの塗り方は?

オイルを塗る妊婦さん

朝晩それぞれ一回ずつオイルを塗るようにしましょう。夜に行う際は、お風呂上りの体が温まっているときが効果的です。オイルの量は、500円玉程度を目安にしてください。

  1. おへそを中心にして、時計回りに円を描くようオイルを伸ばしながら塗っていきます。
  2. 下腹部の外側から小さな円を描くよう、おへその下まで5回ほど回しながら伸ばします。
  3. 下腹部を、息を吐きつつ外側から中央へマッサージします。
  4. 息を吸いながら、中央から外側へ向かってマッサージします。
  5. 子宮の形を意識しながら、ハートマークを描くようマッサージして完了です。

AMOMA natural careさんにて動画が公開されていますので、参考にしながら実践しましょう。

注意点

お腹が大きくなっていると、自分で自分の下腹部を見ることができず、ケアできません。そうした箇所から妊娠線ができてしまうこともありますので、鏡を使ったり、家族に塗ってもらったりしましょう。お尻や太ももも忘れずにマッサージすることで、よりいっそう妊娠線予防に効果的です。

もしオイルによって肌が荒れた場合は、すぐに使用を中止してください。体調が優れないときは無理してマッサージせず、ゆっくり休みましょう。

妊娠線予防で使うオイルとクリームの違いは?

クリームやオイル

同じように感じるオイルとクリームですが、保湿力と保水力にそれぞれ違いがあります。オイルはクリームよりも保湿力が優れ、クリームはオイルよりも保水力に優れています。それぞれのメリット・デメリットについては、以下の項目でチェックしましょう。

メリット

オイル
  • 保湿力が非常に高く、肌の水分をしっかりと保ってくれる
  • 妊娠線ができる箇所である真皮にまで浸透し、妊娠線に直接効果がある
クリーム
  • 保水力と保湿力、どちらも備える
  • 塗りやすい

デメリット

オイル
  • 肌の持つ水分が少ないと効果が得にくい
  • ベタベタする
  • 独特の香りがすることがある
クリーム
  • オイルに比べ、妊娠線まで届きづらい
  • オイルよりも種類が豊富であり、自分の肌に合うものを見つけづらい
  • 製品によって使用感に大きな差がある

まとめ

オイルは使用方法を間違えると、妊娠線予防の効果を得ることができません。使用方法や塗り方を守って、妊娠線をしっかりと予防しましょう。

また、人によってはどれだけ予防していても妊娠線になってしまうこともあります。しかし、オイルでマッサージを行ったことにより軽減された例もあるため、諦めずに日々のケアを行っていきましょう。

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