帯祝いはいつするの?用意するものは?どういった流れなの?

妊娠

妊娠中の一番の行事とも言える帯祝い。安産の為の祈祷なので、マナーなどには気をつけたいですよね。

今回は帯祝いの日にちや、用意するものなどについての情報をまとめました。

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帯祝いはいつするの?

考える女性

帯祝いは、妊娠5ヶ月に入った最初の戌の日に神社へ行き、岩田帯に祈祷をしてもらってからお腹に帯を巻く昔からの風習です。お産が軽いと言われる戌にあやかる為に、戌の日に行われるようになりました。

戌の日ならいつでもいい?

12年に一度戌年が来るように、12日に一度戌の日があります。妊娠5ヶ月の16週目~19週目の間に2回ほど戌の日があるので、その日に合わせて神社で祈祷してもらうのが一般的です。

ですが、平日で都合がつけられない場合や、まだつわりなどで体調が整わず外に出るのが辛い場合は戌の日にこだわらなくても大丈夫です。戌の日に神社へ行けない場合は、自分たちの都合の良い日に神社で祈祷をしてもらえるか確認して帯祝いを行いましょう。

また、神社によっては土日はかなり混雑する場合があり、祈祷してもらうまでにかなりの待ち時間を要する事もあるので、予約ができる場合はあらかじめ予約しておくとスムーズです。

仏滅でも大丈夫?

カレンダー

戌の日にちょうど都合がついたけど仏滅だったという場合、帯祝いをしても良いのか迷いますよね。

帯祝いは仏滅でも気にする必要はありません。どうしても気になる人は、仏滅を避けて都合の良い日に行いましょう。

帯祝いは誰と行くの?

昔は、両家揃ってお祝いをするという家庭が多かったのですが、最近は夫婦だけで神社へ祈祷に行く人が増えました。帯祝いは誰と行かなくてはいけないという決まりはないので、一緒に安産祈願をしたい人と行くと良いでしょう。

ただ、人気の神社は混雑する恐れがあるので、少人数の方が行動しやすいです。

帯祝いで用意するものは?

パソコンをする夫婦

帯祝いをする際に、自分で用意しなければいけないものもあるので、当日に慌てることのないよう、早めに準備することが大切です。当日までに用意しておきたい物は次の3点です。

腹帯

岩田帯というさらしタイプの腹帯が昔からの風習ですが、巻くのが難しいという難点があります。毎日自分の身に付けるものなので、ガードルタイプやマジックテープなどの簡単に巻けるタイプのものがオススメです。

腹帯は妻の実家からお祝いとして渡すという風習がありますが、夫婦で用意しても問題はありません。

また、神社で購入できる場合もあるので、神社での購入を考えている場合は帯祝いを予定している神社に確認が必要です。神社によっては、昔ながらの岩田帯でないと祈祷してもらえない事もあるので注意してください。

初穂料(はつほりょう)

祈祷をしてもらう際に、祝詞のお礼として神社にお渡しするものが初穂料です。

初穂料の相場は、5,000円~10,000円となっています。神社のホームページや受付にも初穂料について書かれているので、事前に調べておくと参考になります。

使用する熨斗は、紅白の蝶結びの水引がついたものですが、手元になければ白い封筒でも代用できます。

熨斗の書き方

熨斗

熨斗の上段には『御初穂料』、下段には『夫婦の性』または『夫婦の連名』を書きます。封筒ではなく裸のお札のまま支払う神社も多いので、これも事前に確認しておきましょう。

帯祝いのお返し

地域によっては、大々的に帯祝いをする場合があります。その場合、親戚や近所の方からお祝いを頂く事もあるので、お返しの準備をしておきましょう。

お返しには赤飯や紅白餅が用いられる事が多いですが、他の品物で用意する場合は頂いた金額の5分の1~3分の1程度の金額で用意すると無難です。また、お祝いももらっていなくても、親戚などに紅白餅を配るという風習のある地域もあります。

帯祝いはどういった流れなの?

帯祝いに必要なものは全部揃えていても、当日の流れが分からないと不安ですよね。一般的な帯祝いの流れは次の通りです。

前日までにすること

電話をする女性

祈祷の予約をします。予約の必要がない神社もありますが、予約がないと祈祷してもらえない所もあるので必要な場合は電話などで予約をします。

当日の流れ

神社

まず初めに、神社へ行く時は初穂料と腹帯(現地で買わない人のみ)を忘れずに持って行きます。服装については普段着でも問題ないので、特に妊婦さん本人は動きやすくてお腹を締め付けない服装で大丈夫です。

1.受付で初穂料を支払う

この時、持参した腹帯を預ける神社が多いです。腹帯を神社で購入する場合は受付で確認しましょう。

2.待合室で待機
人数が多かったり、祈祷までの準備に時間がかかる場合は待合室で待ちます。

3.本殿で祈祷してもらう
順番が来たら案内に従い本殿に移動して祈祷してもらいます。

4.祈祷終了
腹帯やお守りなどを受け取り、帰宅します。

その際、絵馬をもらえる神社もあるので、安産祈願として絵馬を書くのも記念になります。さらに、神社に犬の像が置いてある場合は、戌のお腹を撫でると安産になるという言い伝えもあります。

5.家族で食事

食事に関しては無くても問題ありませんが、両家の両親と一緒に食事をしてお祝いするという家族も多いです。さらしタイプの腹帯を選んだ場合は、その際に実母に巻いてもらうという人もいます。

祈祷してもらわない場合

手を合わせる夫婦

妊娠5ヶ月に入ってからの戌の日、または都合の良い日に、近くの神社でお賽銭を入れて安産をお祈りします。

まとめ

帯祝いは安産祈願をする為のものですが、必ず戌の日にしなくてはいけないというわけではありません。

夫婦の都合の良い日に、赤ちゃんが無事生まれて来るように、ママが無事出産できるように神社で祈祷してもらい、出産に備えましょう。

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