バナナは離乳食として、多くのレシピに登場します。初期から食べさせることができて、子供が食べやすいほのかな甘みがあるのが特徴です。
でも、離乳食にバナナを使う時には、どのように進めるべきなのか悩むことはありませんか。
私自身、生バナナをすりつぶすだけではなく、いろんなレシピに挑戦をしたかったのですが、方法がわからず悩んだことがありました。
ここでは、使えるバナナの離乳食レシピや、便利な冷凍保存の方法についてまとめてあります。どうしたらいいのか悩んだときに、ぜひ読んでください。
離乳食にバナナを使う場合の進め方は?
離乳食にバナナを使う場合には、どのように進めるべきなのか、方法を見てみましょう。
初期からOK
バナナは、離乳食の初歩から与えることができる食品の一つです。最初は、お米、パンと同じように、しっかりとすりつぶして与えてあげます。
もぐもぐ期、ぱくぱく期など、時期を追って、つぶし方を粗くして、触感を変えていける食材です。
新鮮なものを用意する
基本的に、離乳食を始めたばかりの“最初期”でも新鮮なものであれば、必ず過熱をする必要はありません。
ただし、新鮮さ、甘み、触感について、種類や四季によって、食べごろの判断は難しいところです。赤ちゃんの食べやすさを考えると、加熱をしたほうが好んで食べることが多いです。
最初は少しずつ
どんな食品でもいえることですが、バナナもアレルギーの心配は0ということはありません。
バナナアレルギーを持って生まれている子供もいるので、最初は1匙だけ、バナナ単品を与えてみます。
何も問題がなければ、普段から与える定番の食品として取り入れていいでしょう。
バリエーションを増やす
離乳食初期は単品での使用をおすすめしますが、少しずつバリエーションを増やします。
いくら赤ちゃんでも、同じ味が続いてしまえば飽きてしまい、食べたくないと拒否をしてしまうこともあります。
バナナにほかの食材を混ぜたり、ケーキにしたりと、離乳食のステップに応じて、触感や味わいで豊富なレシピに挑戦をします。
例えば、バナナとカボチャを合わせたり、生バナナ・加熱を交互に出したりと、味の違いを楽しませてあげるといいです。
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離乳食の初期から完了期までのバナナおすすめレシピは?
離乳食の初期から完了期まで、バナナを使ったおすすめレシピをご紹介します。
初期
基本的に初期は、単品や他の食材と混ぜてしっかりとペーストにして食べさせます。
出典:cookpad.com
魚焼きグリルを使って、バナナを丸ごと焼くレシピです。お手軽でありながら、確実にバナナがおいしくなる方法なので、食べしてみていただきたいです。
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甘みが強い安納芋とバナナをペーストにしたレシピです。しっかりとすりつぶしてあげることで、滑らかなクリーム状になり、ママも一緒に食べたくなるおやつになります。
中期
中期になれば少し粗目につぶし触感を残し、お菓子の具材にするなど、レシピが広がります。
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粗目にすりつぶしたバナナは、もぐもぐ期の赤ちゃんにぴったりです。ミルクを加えて作ってあげることで、程よく甘く、口に運びやすい味わいに仕上げています。
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子供が手づかみで食べられるパンケーキは、デザートやおやつにぴったりです。卵も入って栄養満点、過熱をしてバナナの甘さが引き立つので、砂糖不使用でも優しい甘さが味わえます。
後期
離乳食が進んだ後期になれば、触感を楽しむレシピに挑戦をします。
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バナナは蒸しパンとの相性も抜群で、子供が喜んで食べてくれる味でしょう。「おなかが減った」といわれたとき、さっと料理をして作ってあげられるレシピです。
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豆腐を使って仕上げる、優しい味わいのバナナプリンです。独特の触感のあるプリンは、のど越しもよく、多くの子供が喜んでくれます。
完了期
完了期になれば、大人も一緒に楽しめるレシピが増えてきます。
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ふわふわっとした触感で、おやつとして、朝ごはんなどに取り入れやすいレシピです。栄養価もばっちりで、おなかも心も満足する、優しい味が楽しめます。
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大人も子供も楽しめる、ふんわりとした優しい甘さが魅力的なシフォンケーキです。ふっくらとした焼き上りは、子供を交えたちょっとしたパーティーにも大活躍するでしょう。
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離乳食で使うバナナの保存法は?冷凍してもいいの?
離乳食で使うバナナですが、保存方法について、常温ではどうするのか冷凍保存のやり方についてみてみます。
冷凍保存がおすすめ
離乳食として使うバナナは、冷凍保存をすることをおすすめします。
特に夏の時期は、常温で保存するバナナはすぐに熟してしまい、食べごろが長く続きませんので、おいしいうちに冷凍するといいです。
初期からでも使いやすいのは、すりつぶしたバナナを袋に入れて冷凍保存をする方法です。
使いたい量を、使いたいときにパッと取り出すことができるので、離乳食のうちに重宝します。
出典:cookpad.com
すりつぶして冷凍をする方法です。利用をしたいときに、ぱきっと折って必要な分だけ使用するようにします。
すりつぶしと同様に、赤ちゃんの離乳食用に重宝するのが、輪切りにした冷凍保存です。食べやすい大きさに一つ一つ切ることで、使いたい量だけを取り出しやすくなります。
冷凍庫で黒くなったら与えない
冷凍保存をすることで、表面が黒くなってしまうことがあります。これは、バナナの糖分が溶け出して凍ったことが原因です。
食べたときに苦みや酸味を感じることがあるので、特に初期~中期の離乳食には向きません。
黒くなってしまったバナナは食べても害はありませんが、触感や味が損なわれがちです。
できれば新鮮なものを赤ちゃんに与えて、黒くなった冷凍バナナは大人が食べるなどすることをおすすめします。
1週間程度で食べきる
離乳食として使う分は、一度冷凍をしたら、1週間程度を目安に食べきります。理由は、それ以上保存することで、黒くなり酸化、味が悪くなる恐れがあるからです。
特に、冷凍や輪切りなど、手を加えたバナナは、早めに食べるようにしましょう。
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まとめ
バナナは離乳食初期から積極的に使える、とっても便利な食材の一つです。
最初はしっかりとペースとにしてクリーム状で与え、アレルギーがないことを確認できれば、いろんな活用方法があります。
離乳食が進めば、少しずつ触感を残すレシピを増やして、親子ともども食べられる、おやつレシピが豊富にあります。
砂糖を使わなくても自然な甘味料として、ほんのりと甘さを出せるのも便利なポイントでしょう。
丸々一本で冷凍をするのは、離乳食としては使いにくいですが、ペーストや輪切りにすれば、おいしい食べごろのまま保存することができます。
生で食べさせる以外にも、過熱をすれば甘さもまして、赤ちゃんが喜ぶので、ぜひ参考にしてください。
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