海藻の中でも、栄養が豊富なことで知られるひじき。栄養面でも離乳食に取り入れたいけど、いつから食べられるのか、離乳食にはどんな使い方があるのか疑問も浮かんできます。
そこでここでは、ひじきはいつから食べられるのか、おすすめレシピや冷凍保存についてご紹介します。
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ミルク作りや離乳食作りをされている方もぜひ参考にしてみてください。
[dfads params=’groups=396&limit=1&orderby=random’]離乳食でひじきはいつから与えたらいいの?量は?
ひじきは消化に悪く、口当たりも悪いので、離乳食中期の中でも終わり頃から取り入れましょう。
初めは指でつまむと崩れるくらいやわらかくし、すりつぶします。離乳食後期に入ると、みじん切りの状態で食べることができます。
補足古くからひじきは健康に良いとされ、日本ではよく食べられています。ひじきには、カルシウム・鉄・リン・カリウムなどの不足しがちなミネラルが豊富です。
中でも鉄分が豊富で、大人にとっても貧血予防などから注目されています。
しかし、海外では、ひじきには発がんリスクが指摘されている無機ヒ素が多く含まれているとの結果が得られたため、食べないように勧告されている国もあります。
このような情報は、特に月齢の低いお子さんを持つお母さんにとっては、大きな不安に繋がっています。
私たちが住む日本の国民栄養調査によると、毎日4.7g以上を摂取しない限り、健康被害には心配がないと発表されています。
また、これまで、海藻中に含まれるヒ素による健康被害はまだ報告されていないとのことです。
様々な情報により、心配になることもありますが、ひじきに関しては、継続的にたくさんの量を食べない限りは大丈夫です。
それよりも、毎日の献立に海藻類を取り入れ、バランスの良い食事を摂ることが大切です。
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離乳食中期から完了期までのひじきの調理法やレシピは?
中期
中期に入って食べ物をしっかり歯茎ですりつぶせるようになってからひじきを取り入れましょう。初めて食べる時には、アレルギーの症状がでないか食後も観察することが必要です。
出典:cookpad.com
まずはおかゆから。口当たりの悪いひじきも、おかゆのとろみと一緒なら食べやすくなります。
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大人のひじき煮を作りながら離乳食も作れるのは嬉しいです。
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ひじきにチーズは栄養たっぷりです。つぶしたじゃがいもとチーズの風味は赤ちゃんも好みます。
後期
鉄分が不足しがちな後期には、ひじきなど鉄分豊富な食材を組み合わせましょう。後期になると、歯茎で噛めるようになります。
赤ちゃんの口の動かし方を見ながら、ひじきもすりつぶしから細かいみじん切りにしてみましょう。
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納豆や緑黄色野菜のかぼちゃやほうれん草、チーズなど1品で十分な栄養が摂れます。手づかみで食べられるおやきは、後期の赤ちゃんにぴったりですね。
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パンケーキにするとおやつにも食べられます。
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豆腐とひじきを使ったハンバーグ。このレシピはアレルギーが心配な赤ちゃんにも安心です。
完了期
完了期に入ると、ひじきも荒いみじん切りでも食べることができます。ただし、消化に悪いのでオムツ替えの時などに確認しながら、気になるようであれば小さめに調理しましょう。
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みんな大好きな炊き込みごはん。大人にも上の子にも喜ばれる1品になります。
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赤ちゃんが大好きな麺類。さらに野菜や豆乳を使っているので口当たりもよいです。赤ちゃんの噛む様子を見て、煮込む時間(食材の柔らかさ)を調整しましょう。
自分で手に持って食べられるおにぎりは赤ちゃんに喜ばれます。炒り卵の黄色が彩をよくしてくれ、食事も進みそうです。
離乳食で使うひじきの保存方法は?冷凍できるの?
ひじきも他の食材と同じように冷凍保存できます。下処理をしっかりして、離乳食の進み具合に応じた形で冷凍しましょう。
生ひじきは流水でよく洗った後、軽く水気を切ります。その後に、熱湯またはだし汁でゆでます。
ゆでる間に、ひじきが柔らかくなることに加えて殺菌効果もあるので十分に加熱しましょう。
乾燥ひじきの場合たっぷりの水に30分程度浸しましょう。離乳食に使うので、すぐに水戻しできるひじきも多いですが、その場合にも時間をかけて水戻しして柔らかい状態にしましょう。
ひじきを柔らかい状態にしたら、中期の場合は、すりつぶしてから冷凍します。後期以降は、赤ちゃんの進み具合に合わせたみじん切りで冷凍します。
大人用にも、生ひじきを冷凍すると便利です。ゆでて柔らかくした生ひじきを冷凍すると、水で洗うだけで解凍できます。
離乳食にも、大人用にも冷凍保存を活用して、お母さんの手間を省いて楽しく調理しましょう。
まとめ
ひじきは消化に悪く、口当たりも悪いので離乳食初期は避け、中期~後期から使いましょう。心配な健康被害は、毎日多くの量を食べ続けない限りは心配ありません。
栄養豊富なひじきを食事の中に取り入れ、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
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