離乳食でかぼちゃはいつから使えるの?調理法&冷凍のやり方は?

育児

生後半年を過ぎれば始まる離乳食の中で、とっても重宝するお野菜の1つが「かぼちゃ」です。

オレンジ色の見た目が鮮やかで、甘くて美味しいかぼちゃは、赤ちゃんの離乳食に是非使っていただきたい素材の1つと言えます。

ここでは、そんな離乳食に使うかぼちゃについてまとめてみました。かぼちゃは何時から食べることができるのか、またレシピや冷凍保存の仕方について、是非参考にしてください。

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離乳食でかぼちゃはいつから食べられるの?

かぼちゃの煮物

最初に、離乳食でかぼちゃは何時から食べさせることができるのか、そして食べさせる際の注意点についてです。

初期からOK

かぼちゃは、離乳食初期から食べさせられる、大変便利な野菜の1つです。ビタミンやカロテンなどの栄養が豊富で、しっかりと加熱すれば甘みがあって、離乳食に使いやすいです。

調理法に注意

赤ちゃんの舌は大変敏感なので、美味しく食べてもらうためにも調理方法に気をつけましょう。

まず、ワタは苦味と舌触りを左右する部分なので、しっかりとスプーンで取り除きます。

種やワタの部分は大人が食べるとして多めに取り除き、ほっくりとしている中身を与えると好んで食べてくれやすいです。

アレルギーに注意

あまり聞かない「かぼちゃアレルギー」ですが、100%症状が現れないと言うことはありません。

実際に、“仮性アレルゲン”の症状が、かぼちゃにより出た子供も記録されています。どんなに気に入ってくれたとしても、最初は少しずつ与えるようにします。

皮は離乳食期が終ってから

かぼちゃの皮は苦味があるのと、硬くて食物繊維が多いです。味覚が敏感で、消化器官が未発達な子供にとっては、刺激が大きいので避けるようにしてあげましょう。

栄養価が高いので、大人と同じような食事ができるようになったら、やわらかくすれば食べさせても問題はありません。

ただし、見た目や味、食感で嫌がることも少なくはないので、無理強いをせず与えてあげます。

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離乳食の初期から完了期までのかぼちゃ調理法&レシピは?

甘くて栄養価豊富、とっても美味しいかぼちゃを使ってできる、離乳食の初期から完了期までの調理法やレシピです。

初期

初期はオレンジ色の実の部分を、丁寧に裏ごししてから与えてあげるのが鉄則です。

かぼちゃペースト

かぼちゃペースト
出典:cookpad.com

基本のかぼちゃペーストは、離乳初期はもちろん、完了期まで長い間重宝します。

かぼちゃミルク

かぼちゃミルク
出典:cookpad.com

かぼちゃは粉ミルクとあわせることで、より甘みが増します。赤ちゃんにとって、飲みなれたミルクの味わいが加わり、食べやすくなります。

中期

離乳食が少し進んだ中期になれば、かぼちゃ単体だけではなく、他の素材と混ぜ、違った食感を付けるのもお勧めです。

3色野菜のパンがゆ

3色野菜のパンがゆ
出典:cookpad.com

かぼちゃの他に、牛乳、食パン、人参、ホウレンソウの栄養も摂取できるレシピです。単品の味わいになれたら、食材を混ぜるレシピにも挑戦しましょう。

かぼちゃの茶碗蒸し

かぼちゃの茶碗蒸し
出典:cookpad.com

卵黄とかぼちゃで固めたシンプルなレシピです。プルプルとしたプリンの「新しい食感がいい」と、気に入る赤ちゃんも多いです。

後期

後期になれば色んなアレンジを加えることが可能です。主食、副菜、メイン、おやつなど、色んなところにかぼちゃは使えます。

ほぼ野菜かぼちゃと豆腐の鶏バーグ

ほぼ野菜かぼちゃと豆腐の鶏バーグ
出典:cookpad.com

肉や豆腐のたんぱく質に、程よいかぼちゃの甘みを加えて作る、離乳食ハンバーグです。

HMでカボチャと豆乳の蒸しパン

HMでカボチャと豆乳の蒸しパン
出典:cookpad.com

後期になれば、お手軽にホットケーキミックスを使ったレシピの活用もできます。

完了期

完了期になれば、薄味で作れば、大人と一緒に取り分けて食べられるレシピも多くなります。

かぼちゃ餡入り米粉ケーキ

かぼちゃ餡入り米粉ケーキ
出典:cookpad.com

アレルギーの疑いがある子供でも安心して食べられるレシピです。見た目も可愛い、手づかみタイプのケーキは、おやつにもぴったりでしょう。

鶏挽肉入りかぼちゃグラタン

鶏挽肉入りかぼちゃグラタン
出典:cookpad.com

鶏挽肉、チーズ、牛乳、野菜と、バランスよい栄養のレシピです。ご飯を足したドリア、パスタを足したグラタンもお勧めです。

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離乳食で使うかぼちゃの冷凍のやり方は?

かぼちゃ

離乳食作りに欠かせないかぼちゃの冷凍保存のやり方や、冷凍食品の再度冷凍も問題ないのかをまとめました。

ペーストを冷凍

一番基本で便利な方法は、蒸したかぼちゃを裏ごししてペースト状にして、凍らせる方法です。

1回分ごとに、製氷機につめるなどして冷凍保存しておくと、使いたいときにいつでも使えます。

解凍はレンジや鍋

赤ちゃんの離乳食に使う冷凍かぼちゃは、レンジや鍋で解凍してから使います。雑菌が繁殖しやすいため、常温や冷蔵庫での解凍するのは一番やってはならないことです。

再冷凍はダメ

一度解凍した食材を、再び冷凍する事はやめましょう。再冷凍は、味や風味が落ちて、美味しくなくなってしまいます。

また、一番危険なのは雑菌が繁殖しやすく、衛生面が懸念されるからです。

冷凍の保存期間

冷凍をしたら、1週間以内に使い切るのが一番です。中には「1ヶ月は大丈夫」と言うこともありますが、季節や冷凍庫の環境によっても変わります。

内臓器官が未発達の赤ちゃんのご飯なので、あくまでも早めに使い切るようにしましょう。

冷凍かぼちゃの再冷凍

スーパーで売っている冷凍かぼちゃは、すぐに使えるので大変便利です。一度加熱した冷凍かぼちゃは、しっかりと火を通していれば再冷凍も可能です。

ただし、生のかぼちゃから作るよりも、栄養面や味が劣りやすくなることを覚えておきましょう。

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まとめ

かぼちゃは離乳食の初めから使いやすく、比較的アレルギーの心配なども少ない食材です。冷凍保存もしやすく、レシピの幅も広いので、初期から完了期まで重宝するでしょう。

栄養価もばっちり、甘くて美味しいので、是非積極的に使ってあげてください。

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