離乳食に桃を使う場合のあげ方&レシピは?保存法も紹介

育児

まんまるなかわいい形で、その上やわらかくて甘い桃。私たち大人も桃の食感や甘味は大好きです。

きっと赤ちゃんも大好きなはず。でも、桃っていつから食べられるの?生は?缶詰は?調理は?アレルギーは?など疑問もたくさんですよね。

そこでここでは、離乳食の中で桃について疑問になることを紹介していきます。

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離乳食に桃を使う場合のあげ方は?

桃

他の食材と同様、桃にもアレルギーの可能性がないわけではありません。初めて食べる時は、必ず加熱してすりつぶしましょう。

桃の甘味は、赤ちゃんも好むので、食事が進みやすいですが、少しずつ与えましょう。食事をしてから1時間程度は、症状が出ないか様子を観察してみてください。

離乳食中期以降は皮をむいてカットするだけでOK

桃のやわらかさは、離乳食時期の赤ちゃんにはぴったりな食べ物です。

熱を加えて、やわらかくする必要がある食材とは違い、離乳食中期以降は、皮をむいて小さくカットするだけで食べることができます。

離乳食後期以降は月型にカットしてかじる練習を

前歯も少しずつ生えてくると、食べ物をかじることができるようになります。食べ物をかじる行為は、その後の歯並びにも影響します。

桃のようにやわらかい食材は、このかじることを覚えたり練習することができるので、豪快にかじりながら食べることを楽しんでみてください。

糖分が気になる桃の缶詰は?

桃は、生の状態だと痛むのが早いので、缶詰の桃が多く使われています。しかし、缶詰はシロップで漬けているので糖分が気になります。

赤ちゃんが1食に食べる量は少なく、1日の食事回数も少ないのでそれほど気にすることはありませんが、どうしても気になる場合は、1歳を過ぎてから使いましょう。

補足

桃にはペクチンという食物繊維が含まれています。このペクチンは、整腸作用があり、便秘解消に役立ちます。

また、ビタミンの仲間であるナイアシンが含まれており、皮膚や粘膜の健康を保つ働きがあります。さらに、冷え性にも効果的です。

桃は栄養面でも赤ちゃんにとってもお母さんにとっても良い食材です。

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離乳食の初期から完了期におすすめの桃レシピは?

初期

最初は熱を加えてから。外の食材と同様、すりつぶしましょう。

桃のピューレ

桃のピューレ
出典:recipe.rakuten.co.jp

ここでは熱を加える時に電子レンジを使っています。ゆでるより時間が短縮できて助かります。

桃ミルク

桃ミルク
出典:recipe.rakuten.co.jp

赤ちゃんが慣れたミルクの味とももの甘さで赤ちゃんも大好きな味です。

中期

離乳食中期に入ると、歯茎で食べ物をすりつぶして食べるようになります。

桃はそのものがやわらかいので、この時期には生のまま小さくするだけで食べることができます。

桃のデザート

桃のデザート
出典:recipe.rakuten.co.jp

初めは5mmくらいの小さい状態から始め、赤ちゃんの口の動かし方を見ながら少しずつ大きくしてみましょう。

かぼちゃのももソース

かぼちゃのももソース
出典:cookpad.com

ももの水分がかぼちゃと粉ミルクをなめらかな食感にしてくれます。かぼちゃの色もきれいで、赤ちゃんも喜びそうです。

桃ヨーグルト

桃ヨーグルト
出典:recipe.rakuten.co.jp

ヨーグルトの酸味も、ももの甘味で食べやすくなります。お母さんや上の子にも好まれるシンプルな1品です。

後期~完了期

離乳食後期に入ると、大人と同じように食べることができます。大人と同じように食べれることは、赤ちゃんにとっては嬉しいものです。

桃ミルクゼリー

桃ミルクゼリー
出典:cookpad.com

ゼリーのつるんとした食感は、赤ちゃんにとっては大好きな感覚です。

ここではミルクを使っていますが、牛乳が飲めるようになったら、ミルクを牛乳に変えても良いですね。

桃のコンポート

桃のコンポート
出典:cookpad.com

このままでも良いですが、紹介文のようにケーキのトッピングにも使えます。

離乳食で使う桃の保存法は?冷凍してもいいの?

水で冷やしている桃

桃は傷みやすく、冷気にも弱い食材です。生の桃は、常温で風通しのよい場所で保存しましょう。

皮が手でむけるくらいやわらかくなった時が一番熟していると言われています。

冷蔵庫で保存すると、追熟(だんだん熟していくこと)が止まり、甘味も逃げてしまいます。

食べる時に冷たいのを好む場合は、食べる少し前に野菜室に入れて冷やしましょう。

冷凍もできます!

桃も他の食材と同じように冷凍することができます。

初期はすりつぶして冷凍

離乳食の定番になったペーストを製氷器に入れて冷凍する方法。桃も同じ方法で冷凍できます。

皮をむいてすりつぶした状態で製氷器に入れましょう。製氷器を使わない場合は、保存袋に入れて冷凍してもよいです。

中期以降はカットするだけ

離乳食中期以降は、皮をむいて離乳食の段階に合う大きさにカットして保存袋に入れます。

変色を防ぐにはレモン汁

桃は酸化しやすいので、皮をむいて時間が経つと色が変わってしまいます。カットした後にレモン汁をふりかけると、変色を防ぐことができます。

レモン汁をふりかける程度では、解凍して食べる時にレモンの酸味を感じることはありません。

まとめ

大人も子どもも大好きな桃。特に桃のやわらかさは離乳食には使いやすく、早い段階から手間なく食べることができます。

桃の甘味も赤ちゃんは大好きなので、離乳食も進みやすくなります。

赤ちゃんにとっても、お母さんにとっても嬉しい栄養が摂れるので、一緒に楽しく食べてくださいね。

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