離乳食で納豆はいつから?下ごしらえのやり方&レシピの紹介

納豆育児

体に良いと、日本では古くから食卓に並ぶ納豆。離乳食にも取り入れたいけど、独特な粘りや香りは赤ちゃんにとって大丈夫なのか気になるお母さんも多いようです。

そこでここでは、納豆はいつから食べられるのか、下ごしらえの方法やおすすめレシピなどを紹介していきます。

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離乳食で納豆はいつから食べられるの?そのままは?

納豆

納豆は初期の終わり頃から。最初は湯通ししましょう

納豆は離乳食初期の段階で、色々な食べ物に挑戦してから取り入れましょう。

最初はごく少量から。納豆にもアレルギーがあることもあるので、初めて食べる時には、食後1時間程度、症状が出ないか様子を見ることが必要です。

初期

納豆の粘りを抑えたり、殺菌するために1度湯通ししてすりつぶしましょう。

納豆の独特な香りや粘りが苦手な赤ちゃんもいます。初めは、納豆だけで食べるのではなく、おかゆや他の食材と混ぜて食べましょう。

納豆の粘りは、他の食材と合わせることによってとろみがつくので、上手く利用しましょう。

中期以降

そのまま食べても大丈夫です。

国産大豆を使った納豆を選びましょう

輸入された大豆は、遺伝子組み換えが行われている場合があります。

遺伝子組み換えの食材を摂りすぎると健康被害も心配になるので、購入する時は、食品表示を確認し、国産大豆を使った商品を選びましょう。

ひきわりタイプを上手く活用しましょう

納豆にも、大粒、小粒、ひきわりなど様々な種類があります。

中でも、ひきわりタイプは、あらかじめ刻まれているので、すりつぶす時にも時間が省けます。離乳食が進むと、そのまま使えるので便利です。

付属のたれは1歳を過ぎてから

市販されている納豆には、たれがついている場合が多いです。たれには塩分のほか、添加物も含まれているので、1歳になるまでは使うのを控えましょう。

【補足】納豆の栄養

健康に良いと知られている納豆。納豆にはこのような栄養が含まれています。

  • 豊富なタンパク質
  • ビタミン
  • ミネラル
  • 鉄分
  • 食物繊維

離乳食が始まると、便秘になる赤ちゃんも多い中で、納豆は食物繊維が豊富なので、便秘対策に役立ちます。

ナットウキナーゼ

血液をサラサラにする働きがあるので、生活習慣病予防におすすめです。

カルシウム

カルシウムが豊富なうえ、カルシウムを吸収しやすくするタンパク質も豊富なので、効率よくカルシウムが吸収されます。

ポリアミン

なかなか聞きなれない栄養素ですが、ママにとっては嬉しい栄養素。新陳代謝や老化防止に効果があります。

さらに、お肌のシミやそばかす、くすみを防ぐ効果があるので美肌作り役立ちます。

納豆は、たくさんの栄養素が含まれているので、赤ちゃんだけでなく、家族みんなの健康にとって嬉しい食材です。家族で納豆好きになるといいですね。

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離乳食に使う納豆の下ごしらえのやり方は?

初期

1度湯通ししてすりつぶします。

納豆の下ごしらえ
出典:cookpad.com

この状態で、小分けにして冷凍すると便利です。

冷凍すると粘りが抑えられる!

納豆を冷凍したことがありますか?実は、納豆も冷凍保存ができます。解凍する時は、自然解凍するだけで食べることができます。

さらに納豆を刻むには、粘りがあってなかなか刻みにくいですが、1度冷凍すると粘りが抑えられるので、刻みやすくなります。

中期以降

そのままの状態で、赤ちゃんが食べられる大きさに刻みましょう。

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離乳食の初期から完了期までの納豆おすすめレシピは?

初期

最初はほんの少しの量から、おかゆなど他の食材と合わせましょう。

納豆がゆ

納豆がゆ
出典:recipe.rakuten.co.jp

まず最初に、納豆がゆから挑戦してみましょう。

納豆と魚のにゅうめん

納豆と魚のにゅうめん
出典:cookpad.com

だし汁となすの水分が食べやすくしてくれます。初期にこんなに栄養が摂れるのは嬉しいですね。

きゃべ納豆がゆ

きゃべ納豆がゆ
出典:cookpad.com

きゃべつの外にも、色んな野菜と組み合わせてみましょう。

中期

離乳食中期に入ると、納豆もそのまま食べることができます。ただし、赤ちゃんの進み具合を見てから。歯茎でしっかり食べ物をすりつぶせているか確認しましょう。

小松菜トマトの納豆粥

小松菜トマトの納豆粥
出典:cookpad.com

トマトと納豆の組み合わせは新鮮です。

納豆じゃがおやき

納豆じゃがおやき
出典:cookpad.com

納豆も熱を加えると大豆の風味が出て、また違った味わいが出ます。

納豆入り南瓜のサラダ

納豆入り南瓜のサラダ
出典:cookpad.com

かぼちゃの甘味が、納豆を食べやすくしてくれます。色もきれいで、見た目でも楽しめます。

後期

離乳食後期には、市販のひきわり納豆の大きさで心配なく食べることができます。鉄分が不足しがちになるので、納豆で鉄分を補いましょう。

納豆うどん

納豆うどん
出典:cookpad.com

赤ちゃんも大好きなうどん。口の動かし方を見ながら柔らかさを調節しましょう。

納豆ベジバーグ

納豆ベジバーグ
出典:cookpad.com

固くて食べづらい蓮根も、すりおろすと美味しく食べることができます。上の子にも大人にも食べられる1品です。

ふんわり納豆チャーハン

ふんわり納豆チャーハン
出典:cookpad.com

しっかり噛めるようになったら喜ばれるチャーハン。具も色んな食材を使ってアレンジしてみましょう。

完了期

離乳食完了期には、そのまま納豆ごはんでも楽しめます。そのままの納豆にも挑戦してみましょう。

納豆焼きおにぎり

納豆焼きおにぎり
出典:cookpad.com

焼いたお米の香ばしさと、納豆がよく合います。自分で手に取って食べられるので、赤ちゃんに喜ばれます。

しらす入り納豆オムレツ

しらす入り納豆オムレツ
出典:cookpad.com

卵としらすで栄養満点です。納豆のたれの風味で、食事も進みます。

まとめ

納豆は、離乳食を始めて、色んな食材を試した後から取り入れましょう。最初は湯通しすることが必要ですが、離乳食中期からはそのままでも食べることができます。

栄養も豊富な納豆。離乳食の間から上手に取り入れ、納豆好きになるといいですね。

お母さんにとっても嬉しい栄養素がたくさん入っています。お母さんも一緒に納豆を食べて、楽しい食事の時間にしましょう。

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