RSウィルスは乳児の重症化が心配!要注意の症状と予防法

乳児育児

乳児が呼吸器に感染するウィルスとして最も注意したいのが、冬場から春先にかけて流行するRSウィルスです。ママからもらった免疫力でも太刀打ちできない威力なので、しっかり予防をすることが大切です。

子供だけに気を使っていても、大人が知らずにかかって感染させてしまった例が大半をしめますので可愛いわが子のためにも親子でRSウィルス対策を実践していきましょう。

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風邪は万病のもと!RSウィルスの症状を見逃さないで!

RSウィルスは風邪とよく似た症状といわれますが、インフルエンザなども含めて風邪の仲間に入ります。それゆえ症状の見極めはお医者様でも難しいものがあります。

RSウィルスは3ケ月から6ケ月の乳児が重症化しやすい乳幼児気道感染症になりますので、そばにいる大人がしっかりと健康チェックを毎日行うことが大切です。

乳児がRSウィルスにまんがいちかかってしまった場合、症状の出方に特徴があります。

鼻水が出だす→38℃から39℃の発熱→咳。

乳児によっては症状が推察できないケースもありますので特徴は一概に一般的といえませんが、いつもより機嫌が悪い、元気がない、眠らない、ミルクの飲みが悪いといった気になる症状が続く場合には呼吸の仕方に目を向けてみましょう。

見た感じ呼吸がいつもと変わらないように見えても、呼吸の回数を一度カウントしてみます。様子がおかしいうえに呼吸数が1分間に40回以上ある場合は呼吸器が感染状態にあるかもしれませんので早急に小児科に電話をしたうえで受診を急ぎましょう。

すぐに小児科へ!要注意の症状

赤ちゃん
再感染を繰り返すRSウィルスで怖いのは乳児の重症化です。凡そ3分の1の割合の乳児が発熱と咳の症状から細気管炎や気管支炎、肺炎を起こす統計が出ています。

重症化の症状としては、先ほどの呼吸数が目安になります。あきらかに息が荒く、1分間の呼吸数をカウントしたときに60回に達している状況です。

この他に唇がどす黒く変色したり、顔色が真青あるいは紫色になるチアノーゼ状態は深刻です!このような事態になる前に、普段から子供の様子を見守るようにしておきましょう。

※再感染のケースでは上気道炎になりやすく、中耳炎を伴うことがあります。耳の付近に手をあてるような仕草で気づくママが多いようです。

RSウィルスは最大7時間生きている!

飛沫感染や接触感染で広がるRSウィルスは2歳までに罹患率100%のデータが出ているほど、身近に存在しています。

それもそのはず!?RS感染者のくしゃみや咳がかかった衣服や物にはRS菌が付着している可能性が高く、ウィルスが7時間あまり飛沫物内で生きているからです。

すぐに実践!予防の為にできること

アルコール除菌などに弱いので、赤ちゃんが接触するするものは除菌シートなどの除菌グッズで綺麗に拭くようにします。

シルコットウェット安心除菌

除菌シート
出典:amazon.co.jp

大人からの感染を防ぐために、お家の中でも家族が風邪のような症状がある場合はドアのぶなど接触する箇所を同じように除菌シートなどで拭くようにしましょう。

一番重要なのは手を清潔にしておくことです。手洗いの後に除菌ゲルを擦り込むのが効果的です。

市内保育所で急性胃腸炎・RSウィルス等に感染した児童が増えています。感染症予防のため、手洗いうがいを徹底するとともに、外出時等は、マスクの着用などをお願いします。また、児童の健康状態の変調に気づいた時は、医療機関を受診するなど、必要な措置をとるようお願いします。
twitter.com 鶴ヶ島市 (@tsurugashima)

おはようございます。冷え込みましたね。ここ数日、RSウィルス疑いの呼吸器系の風邪とノロウィルス疑いの消化器系の風邪の患者さんが目立ちます。どちらも冬の代表的な風邪。根治療法はなく手洗い・うがいといった予防に頼る以外原則ありません。ご注意を。
twitter.com やまうちクリニック (@yamauchi_kyodo)

うちの一番下の子はRSウィルスに感染しないようにシナジスの予防接種を毎月射ってました 毎月医療費がそれだけで15万円www
twitter.com 擬古熊 (@gikokuma)

そいや、やっぱりRSウィルスに罹った子ははぜんそくになりやすいということで、予防薬を3ヶ月飲みつづけるそうな。まぁ、ぜんそくになるよりはよいので頑張ろうー!
twitter.com 都美 (@leschenaultia)

大人の感染に注意!治ったと思っても感染力があることを知っておきましょう

マスクをしているママ
風邪でやりがちなことは、症状が改善されると「治った!」と思うことです。これは風邪をこじらせる原因でもあるのですが、RSウィルスでは要注意です!症状が治まっていても、更に1週間から3週間の間は感染力を持っているからです。

もしパパやママがRSウィルスに感染したり、風邪の症状がある場合には、治ったと思っても継続してマスクをかけるなどの感染拡大予防をするようにしましょう。

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