産後の胸の垂れやしぼみを改善・防止させるバストアップ術

女性美容

赤ちゃんを産んでからバストの垂れや、しぼみが気になりませんか?妊娠中から授乳期まではふっくらとしていたのに、赤ちゃんに母乳を与える必要がなくなると妊娠前よりも貧弱なバストラインが目立ちます。

こうした産後のバストのトラブルは仕方がないことのように捉われがちですが、実はバストアップの最新研究によるとバストの構造上の組織と、赤ちゃんの誕生とともに変化するママの「姿勢」に原因が隠されていることがわかってきました。

垂れてしまったバスト、しぼんでしまったバストをそのままにしておくと事態はますます深刻になる一方です!正しいバストアップ術で自信の持てるきれいなバストラインを手に入れましょう!

スポンサーリンク

まずは知っておきたいバストの神秘について!

女性

産後のバストの垂れやしぼみには個人差があるのを知っていましたか?

身長の高低や瞳の色などのように、バストも人によって形成上の違いを生じさせるDNAが存在するのです。その結果、産後でもボリュームとハリを維持しているママもいれば、垂れたりしぼんだりするママもいるという両極端なバストラインを作り出しています。

女性としては不公平感を否めませんが、バストが大きいから垂れたりしぼむのではなくどうやらバストの構造に出現する細胞レベルでの現象が関わっているそうなのです。

まずは、東京大学院の研究論文「生命現象を支える情報伝達系の進化」を参考にバストの神秘を紐解いてみましょう。

ラクトゲン受容体と成長ホルモンの関わりが直結している!

バストは一見すると単なる脂肪の塊のように見えますが、内部は少々複雑な作りになっています。ふくよかなラインを醸し出す脂肪のほかに乳腺、乳管、繊維性の結合組織などが皮下組織内に形成されているのです。

ここで注目したいのが結合組織のひとつであるラクトゲン受容体。人によって保有数が違いますが(ラクトゲン受容体を持たない体質もあります)成長ホルモンが分泌されると特異的に変異してバストを大きくする情報伝達を行う働きを持ちます。

これは思春期になるとやがてお母さんになる体に向けてバストが発育をはじめる機能で、成長ホルモンの分泌が促進される12歳頃~16歳頃にかけて乳腺から出現しバストの形成を完成させます。

ちなみに思春期での良質な睡眠とバランスの良い食事の摂取が成長ホルモンの活発な分泌を促し、後々のバストの大きさを左右する決め手になるそうですよ。

乳腺が作り出す2つのバストタイプに注目!脂肪質タイプは要注意!

さて、ここまでラクトゲン受容体と成長ホルモンが結びつくことでバストが形成される情報伝達の進化を知りましたが、今度は乳腺についてみてみましょう。

乳腺はバストの質を決定する存在で、母乳を分泌する機能です。乳腺葉といわれる枝状の組織を張り巡らせて脂肪を取り込む性質を持ちます。そのためラクトゲン受容体が多ければ必然的に乳腺の数も多くなり脂肪を掴むので、ハリ・弾力・ボリュームと三拍子そろった形の良いバストを形成します。

しかし逆に乳腺の数が乏しいと脂肪の比重が多くなりバストの中を柔らい脂肪が自由に動き回ってしまい、ダイレクトに垂れやしぼみを生じるバストを形成するのです。

ではここで、バストに触ってみて乳腺の数が多いのか?少ないのか?を確かめてみましょう。

  • ふにゃっとして柔らかな手触りならば→乳腺の数が少ない脂肪質タイプのバスト。
  • ハリがある硬めの手触りならば→乳腺の数が多い乳腺質タイプのバスト。

ということになります。

脂肪質タイプの特徴
  • 日本人を含むアジア圏の女性に多い。
  • 脂肪の多い柔らかな肉質なので産後は下垂しやすく、形が崩れやすい。
  • ハリのあるバストを導く乳腺の数が乏しい。
  • 脂肪が背中や脇などに流れやすい。
乳腺質タイプの特徴
  • 乳腺が多く根を張るように脂肪を抱え込んでいる。
  • 硬くて形が崩れにくいので産後でもバストラインがきれい。
  • バストの形が円錐形で前に突き出している。
  • アジア圏をのぞく海外の女性に多い。

なぜ脂肪質タイプのバストは産後に垂れやすく、しぼみやすいの?

女性

脂肪質タイプのバストは乳腺が少なく、脂肪の割合がバストの90%を占める構造をしています。このため脂肪を支えるように張り巡る乳腺が許容範囲を超えるので、どうしても垂れやすい形状が否めません。

でも、不思議と垂れやしぼみを実感するのは産後に集中しますよね?一体なぜなのでしょう?理由には次のようなことが考えられます。

一つは先ほどあげた生命現象を支える情報伝達系の進化によるホルモンと受容体の働き。そしてもう一つがママになってからの姿勢の変化によるものです。もっと掘り下げて、それぞれのバストとの結びつきを探ってみましょう。

理由その1.ホルモンと受容体の働き

おさらいになりますが、女性の体は思春期を境に生命を宿し育てるための機能が形成されます。その一つとして母乳産生に向けて、成長ホルモンとラクトゲン受容体の働きが連動してバストが大きくなります。

しかし、ここで理解しておきたいのが妊娠時にはまた違うホルモンと受容体の関係が築かれてバストが大きくなるということ。

赤ちゃんがおなかに宿ると生命現象を支える情報伝達系の進化として、今度は女性ホルモンが乳腺そのものに「赤ちゃんができたから、母乳を出す準備をしておいてね!」と呼びかけるのです。この呼びかけによって、数の少ない乳腺が母乳の出がよくなるように根をもっと張り巡らせて枝分かれをはじめます。

母乳はとっても大切な赤ちゃんの栄養源です。そこで、乳腺はさらに外部の衝撃から身を守ろうと体中の脂肪を緩衝材にするために呼び寄せて脂肪を抱きかかえます。だから、妊娠するとバストが大きくなるんですね。

ところが、出産を終えると・・・・。

バストを大きくする女性ホルモンが姿を消し、今度は情報伝達系の働きがガゼイン合成能を実行するように促すのです。つまり、乳腺が母乳を分泌するプロラクチンと今度は働きをともにして、赤ちゃんにおっぱいをあげられるようにします。

はちきれそうに大きくなったバストが産後2、3日で小さくなるのはこのためだったのです。そして授乳の役割が終われば当然のことながら乳腺も退化して、取り込まれた脂肪は支えを失って、脇や背中に流れる構図を作ります。

理由その2.姿勢の変化

赤ちゃんが生まれるとママの目線は常に低くなります。おむつ替えに、授乳、沐浴、ねんね、抱っこ・・・。お世話にかかる時間は赤ちゃんを見るために常に下向きで、いつしか前かがみが常態化して姿勢の悪さが目立ちます。

ところで、姿勢が悪くなると体調を崩す元になることを知っていますか?

猫背や前かがみの姿勢が続くと血液やリンパの通り道が屈折して流れが悪くなるんです。そうすると頭痛だったり、イライラしたり、臓器にも影響が出て生活習慣病などを誘発することがわかっています。

産後のホルモンバランスが崩れたところへ姿勢の悪さが常態化すると、まさに同じ原理でバストに流れる血管やリンパも圧迫されてバストの機能そのものが低下して代謝の悪い状態になります。これが引き金となってバストのハリが失われ、しぼみに移行させるのです。

また、脂肪質タイプのバストは乳腺の支えがないので、前かがみの体勢が柔らかなバストを下垂させるメカニズムを増長する悪循環を作り出します。

知っておきたい!姿勢が悪くなると現れる体からのサイン
  • 鏡の前に立った時に一方の肩が下がっている。
  • 疲れやすくなった。
  • 手足が夏場でも冷えやすくなった。
  • 生理痛や頭痛がひどくて困る。
  • お肌の調子が悪くてニキビや吹き出物が頻繁にできる。
  • ウェストのくびれがなくなった。
  • 水太りしたように体がむくみやすい。
  • 腕を上にあげるのがつらい。
  • 遠くのものを取ろうとするときに腕が突っ張るようで痛い。
  • 体が硬くなった。

理由から探る!きちんと解消できる産後のバストアップ術とは?

なぜ産後にバストが垂れたりしぼむのかがきちんとわかると、根本的な解決策につながるバストアッップ術が見えてきます。上記の理由にピントをあてた最新のバストアップ術を紹介します。

ホルモンと受容体の働きに直結したバストアップ術!

リラックスする女性

思春期・妊娠期のバストの形成には、それぞれホルモンの働きかけで本来から備わっている受容体がバストを大きくする仕組を持っています。そこで、ホルモンの分泌を促してバストにボリュームを持たせれば垂れやしぼみを解消できる可能性が広がります。

医学的にはまだ実証されていない分野なので、100%確かな解消術には繋がらないかもしれませんが垂れやしぼみが改善されたママもたくさんみえるようです。

成長ホルモンの分泌を促す方法

成長ホルモンは思春期にたくさん分泌されるので一見してこの方法は手遅れのように感じますが大丈夫です!年を重ねるごとに分泌される量は減りますが、成長ホルモンは一生涯にわたって分泌を行うからです。

ただし、不摂生などがたたると機能は低下して十分な量の成長ホルモンは産生できません。バストに働きかける分泌量を促すには次の2つのポイントを守ることが重要です!

睡眠時間をしっかりとる!

深いノンレム睡眠に入る時間帯にしっかり眠ると、成長ホルモンを確実に多く分泌できます。

その時間帯とは、夜の10時から2時。ただし、浅いレム睡眠を交互に繰り返す睡眠パターンの軸に沿わないと効果は薄いので、10時前にはお布団に入って少なくとも6時間の睡眠時間を確保しましょう。

授乳間隔が短い赤ちゃん期では難しいですが、授乳回数が落ち着いてきたらしっかり眠るようにしましょう。

[もしも眠れないときには]

産後はホルモンバランスの崩れや、メンタルな部分でも疲れるので寝つけないママも多いようです。そんなときには、お昼ご飯を食べた後10分~15分 のお昼寝タイムを毎日とりましょう。睡眠のリズムがしっかりつきますよ。成長ホルモンの分泌指令を出す脳下垂体にも良い働きを与えるので一石二兆です。

また睡眠を促す成分・トリプトファンを多く含む食材を食べるのもおすすめです。食材には牛乳、豆乳、チーズ、納豆、豆腐、バナナ、アーモンド、レバーなどがあります。

筋肉を使う!

久しぶりに運動すると筋肉痛になりますが、これは筋肉が疲労物質の乳酸を分泌するためです。乳酸が蓄積されるとダメージを受けた筋肉を修復しようと成長ホルモンが分泌されるメカニズムを持ちます。

ただ、必要量の分泌を目指すにはかなりの筋トレが必要のようなので、現実問題アスリートでないかぎり無理だとの見解も・・・。負荷が少なく筋肉を酷使する加圧トレーニングもありますが、産後では体に支障をきたすケースもあるのでおすすめできません。

いずれにしても筋肉は代謝を活発にするので、成長ホルモンの分泌を促す作用があります。お散歩やストレッチなど産後の体に負担をかけない程度の軽い運動を毎日心がけて、成長ホルモンを増やしましょう。

女性ホルモンの分泌を促す方法

女性ホルモンの分泌にストレスは大敵です!ストレスは自律神経を乱すので血流を阻害し、やがて女性ホルモン自体を抑制する影響力を持つからです。

ハリのない垂れ下がったバスト、栄養不足でしぼんだバストラインが形成されてしまうのでストレスを常日ごろからため込まないように気を付けましょう。ストレスを払しょくすることこそが女性ホルモンの分泌を促します!

ハードな内容の産後ダイエットはストレスを強く受けます!とくにカロリー制限を重視したダイエットではストレスからバストが委縮してしぼむので要注意です!

産後の姿勢の変化に直結したバストアップ術!

姿勢を正す女性

正しい姿勢の維持こそが下垂しない美しいバストラインを作ります。前かがみの状態は脂肪を下へ移動させ、リンパ腺や血管の圧迫で産後特有の貧弱なバストラインを誘発します。背筋を伸ばした正しい姿勢を心がけましょう。

まずは姿勢を悪くしないための秘訣と回避法で予防線をはっておくのが得策です。

普段から良い姿勢をキープするための秘訣とは?

  • 足を組まない。
  • 頬杖をつかない。
  • 片方の足に重心をかけて立たない。
  • 長時間同じ姿勢でいない。
  • 前かがみのままフリーズしない。
  • スマホやタブレットなど首を下に向ける動作は時間を短くする。

前かがみ姿勢を回避するために心がけたい生活面での実践法とは?

意識して姿勢を正すクセをつける

赤ちゃんのお世話で下を向く時間が長くなったり、姿勢が悪いな!?と気づいたら背筋を伸ばすようにしましょう。突然ピッと背筋を伸ばすと腰を痛めやすいので、両肩をぐいっと後ろに引っ張るようにゆっくり伸ばします。こまめに行うと肩の関節の可動域が広くなって、抱っこでつらい肩こりも軽減されますよ。

気分転換を兼ねてバランスボールの上に仰向けになったり、両手を組んで上に伸ばす動作も十分に姿勢が矯正できておすすめです。

バスト周りの血行をよくする

血行不良はますます姿勢の悪さを増長してバストの状態も貧弱にさせます。リンパ節が密集する脇の下や鎖骨の辺りに重点をおいて、バストまわりを流すマッサージを行いましょう。

力を入れて揉み解すと脂肪組織を壊すので、バストのボリュームが減ってしまいます。お風呂で体を洗うときに行えば石鹸の泡で肌にも負担がかからない滑らかなマッサージができますよ。

胸の外側から中心部へ、下から上にバストを持ち上げるようにして、片方ずつのバストにそって円を描く要領で手を滑らせてリンパを流していきましょう。マッサージをすると背筋も伸びるので、すっきりとして自然と姿勢が良くなるのがわかります。

バストアップ大学 バストアップに効果的な乳腺マッサージ2種類

ゆっくりと説明されているのでわかりやすく、覚えやすいマッサージです。

前かがみの姿勢を回避する

赤ちゃんのお世話では下向きになる姿勢がどうしても多くなってしまいます。1の意識して姿勢を正すクセを取り入れつつ、できるだけずっと首を下におろす姿勢をとり続けないようにしましょう。

とくに授乳時にはミルクやおっぱいの飲みを注視する状態なので、前かがみが長丁場に及びます。ほとんどのママが横抱きで授乳をしてると思いますが、前かがみ姿勢を回避するのならば目線が上がる縦抱きスタイルがおすすめです。少し抵抗があるかもしれませんがやってみると思った以上に簡単に実践できますよ。

実際に体験して、縦抱き抱っこスタイルの授乳の良さをレポートしたアメブロを見つけました。わかりやすく解説されているので参考になります。

おすすめサイト

産後の姿勢の悪さが招く、垂れやしぼみを解消するバストアップ術とは?

胸の筋トレをする女性

バストアップでは単純に胸だけに焦点をあてがちですが、大胸筋、肩甲骨にも気遣うことが大切です。上半身を凝り固める前かがみの姿勢は、胸回りから背中・肩にかけての筋肉の代謝が低下して血流を悪くする環境のために、垂れやしぼみを生じるメカニズムを招きます。エクササイズで筋肉を解きほぐし、上半身の可動域を広げましょう!

姿勢改善バストアップ術1.大胸筋を鍛える!

大胸筋はバストアップにダイレクトにつなにがる最強の筋肉です。背中から骨盤にかけて連動する筋肉をさらに意識して鍛えましょう。

鍛えると言っても、方法はいたってシンプルです。ストレッチの要領で育児の合間にゆるい筋トレを取り入れていきます。本格的な筋トレは筋肉が固くなりゴツゴツしたボディラインを作るのでやめておきましょう。

腕を上げ下げするだけでも効果はありますが、良く効くのがお祈りのポーズ。手のひらを合掌するように胸の前で合わせたら、息を吐きながら10秒間合わせた手のひらにぐっと力を入れます。立ったままでも、座ったままでもできるので是非実践してみましょう。

もう一つおすすめなのが壁ドンならぬ、壁腕立て伏せ。両手のひらをかべにつけて、腕立て伏せのように肘を曲げたり伸ばしたりを繰り返します。2つの大胸筋ストレッチはゆるいながらも適度に乳腺に働きかけるので、ハリのあるバストの復活が期待できます。

姿勢改善バストアップ術2.肩甲骨の可動域を広げる!

赤ちゃんのお世話で忙しいママの肩周りは、腕の可動域が狭く凝り固まった状態です。とくに肩甲骨は老化の訪れが早い部位といわれる存在で、姿勢の悪さから一気に動きの鈍さが加速します。

人の体は使わなければ本来の機能が退化します。悪い姿勢から可動域が狭くなった肩甲骨を動して、筋肉を柔らかくしましょう。

両肩を上に持ち上げてすとんと下ろしたり、こぶしを作った手を肩と一緒にグルグル回すだけでも効果が実感できます。

肩甲骨は細胞が密集するスポットです。毎日の簡単なエクササイズでリンパや血液の流れがスムーズになって、バストの細胞や脂肪、乳腺が活性し整ったきれいなバストラインが促されます。

おすすめなのがモデルのアンミカさんが考案した肩甲骨エクササイズ。動画をチェックして早速実践してみましょう!

アンミカ流肩甲骨エクササイズ

産後のバストに試してみたいその他の方法Q&A

垂れやしぼみなど産後のバストの崩れを改善させる方法は上記の最新バストアップ術のほかにも以前から知られている方法が色々とあります。さいごに、この章ではその中でも支持率の高いスタイルについての疑問をQ&A形式でお答えしていきます。

忙しい育児の中ではすべてのバストアップ術にトライするのは難しいと思います。これだ!と思うものや、現状で継続してできそうな方法からまずは試してみるのも良いですね。

Q1.おっぱいマッサージって、バストの垂れやしぼみにも効くの?

マッサージをする女性

答えはYESです!

上記で紹介した入浴時のバストマッサージと同様にバスト周りの血行を良くできるので、乳腺が適度な刺激を受けてハリのあるバストをキープします。

ただ気をつけたいのが、バストが何らかのトラブルを抱えたときには無理に行わないことです。母乳がうっ滞したり、乳腺炎などで乳房が熱を持っているときには冷やしてケアしましょう。

また、むりに絞って出し切るのもやめておきます。ケアを怠るとバストが極端にしぼみやすく、妊娠前よりもバストサイズが大幅にダウンする割合が高くなります。

Q2.バストアップに効くサプリでホルモン成分を補充するのは有効?

サプリメント

期待はできますが、完璧にはのぞめません!

女性ホルモン様のサプリを摂取して、受容体である乳腺を活発に機能させる働きは医学的には証明されていませんが、効果を期待できる部分はあります。

ただし、乳腺の数に個人差があるので、サプリだけで垂れやしぼみを解消するのは難しそうです。あくまでも不足した栄養成分を補助する目的で飲用するのが良いと思います。

プエラリア、ミリフィカ、ワイルドヤム、大豆イソフラボンなどがお馴染みですが、摂取量が許容範囲を上回るとホルモンバランスがかえって悪くなり子宮系の病気を誘発する心配も・・・。必ず信頼できるメーカーのサプリをセレクトして、但し書きの記載内容を順守するようにしましょう。

Q3.ナイトブラはつけるべき?

ナイトブラ

是非つけましょう!

脂肪質タイプのバストは就寝時が最も垂れやしぼみを招く時間帯になります。一度仰向けになって自分の胸の状態がどうなるか確認してみましょう。

バストのふくらみがまるでスライムを落としたように平らになっていませんか?この状態からもわかるように睡眠中は脂肪分が広がり、胸を支えるクーパー靭帯が伸びて乳房内の脂肪質が背中や脇に流れていきます。

ナイトブラは睡眠中のバストの垂れを防ぎ、バストを正しい位置にサポートする機能派ブラ。窮屈なイメージを持たれるかもしれませんがとっても着け心地が良く、姿勢も矯正されるので産後の女性はとくにつけるべきアイテムだといえます。

サイズが合っていないとリンパの流れを阻害して体内毒素が乳房で停滞する恐れが出ます。必ずバストサイズに合った最適なナイトブラを装着しましょう。

着け心地の良いナイトブラが見つかるおすすめのサイト

※Wacoal WebStore(外部サイト)

寝返りを打っても胸をホールドする機能は朝までぐっすり眠れるやさしい着け心地。老舗メーカーだからこそ追求したラインナップはどれも試したくなります。

※Genie Bura Japan(外部サイト)

飾り気のないシンプルなフォルムはリピート率急上昇のフィット感。開放感と着心地を重視しているので、夜だけではなく日中も着けていたいほどくせになりそう。

※PEACHJOHN(外部サイト)

PWCO@Lナイトブラ1種類のみですが、ゆったりとした非常によいフィット感は支持率大!3色展開で淡い色目が疲れた心をストレスフリーに導きます。

Q4.食べ物でバストアップはできるの?

食事をする女性

栄養補助の目的ならば可能です!

栄養バランスの整った食事の摂取はバストアップための必須条件です。バストラインに効く食材を探すと色々なものがあるので、偏りがないように毎日の食事にプラスしてみましょう。

サプリと同じで「これを食べたからバストが必ず上向きになる!」と過信しないで、栄養をサポートする心づもりでいただくことが大切です。

バストアップに効く食べ物

バストをふくよかにする良質なたんぱく質を含む食品

豆腐、卵、乳製品、鶏肉、いくら、しらす干し、生ハム、さば、さけ、牛ひれ肉、豚ひれ肉、納豆

体を生成する素になるアミノ酸を豊富に含み免疫力も増進させるので、加齢に負けない健康的なバストラインを導きます。一日あたり50グラムの摂取量を目安にしましょう。

ハリのあるバストを作るビタミンEを含む食品

ひまわりの種、大豆油、米ぬか油、アーモンド、マヨネーズ、いくら、落花生、ヘーゼルナッツ

フリーラジカルを排除するので細胞の酸化を抑制します。血行を促進し乳腺を活性させます。

バストのボリュームを形成するビタミンB1を含む食品

豚肉、レバー、玄米などの穀類、カシューナッツなどのナッツ類、きな粉、大根やきゅうりの糠漬け

炭水化物や脂肪などのエネルギー源を効率よく燃焼させるので、バストにまんべんなく栄養が行き渡ります。摂取が多すぎても必要量を上回るビタミンAは体外に排出されます。

皮膚を強くしてハリと弾力のあるバストを導くビタミンB2を含む食品

いかなご、魚肉ソーセージ、焼き海苔、レバー、ウズラの卵、チーズ、中華めん、アーモンド

酵素の働きを高めることによって代謝を良くする力を持ちます。皮膚や粘膜の機能を正常に保つので、バストを支える皮膚そのものが強くなり下垂を予防します。

デコルテラインを艶やかにするビタミンAを含む食品

にんじん、ホウレンソウ、レバー、卵、乳製品、いか、うなぎ

タンパク質と結びつき皮膚の粘膜組織を活性させて、健康的なバストをサポートします。過剰に摂取すると神経障害などの体調不良を引き起こすので注意しましょう。

妊娠中では胎児にも影響が出やすいので、国民健康調査に基づく1日の平均摂取量496μgREを目安にすると良いですよ。

卵黄1個で約86μgREの量換算になります。
女性ホルモンの働きを活性化する食品

チョコレート、ブルーベリー、バナナ、にぼし、ごま、ナッツ、レーズン、ヨーグルト

女性ホルモンの大敵であるストレス因子を減らす作用があります。ストレスを抑制するのでバストの形成を豊かにする女性ホルモンを活発に促し、ふくよかで丸みのある乳房をサポートします。

脂肪質タイプのバストは日本人女性のおよそ90%を占めるといいます。妊娠前と産後の状態があまりにも違うので悲しくなったりもしますが、お母さんになった証として前向きに捉えてバストアップ術を楽しむ気持ちで実践していきましょう。楽しむ気持ちは心を穏やかにして、幸せをいっぱい運んできますよ。

関連記事産後のお肌にシミ・シワを作らせない!最強UVケアの法則

関連記事出産後に乳首や乳輪の黒ずみが起こる原因&ケアのやり方まとめ

タイトルとURLをコピーしました