産後ダイエット!3分間運動と5分で出来る骨盤矯正のススメ

体操をする女性健康

「出産後6ケ月までは痩せられる!」「骨盤矯正は産後ダイエットに必須!」良く目にするこの言葉、とても気になりますよね。

とは言っても、赤ちゃんを産んだばかりでダイエットどころじゃない!骨盤矯正なんて時間もお金もかかりそう。そう考えているママは多いのではないでしょうか。

そんなママに、脂肪と骨盤の関係を知って頂き、続けやすい産後の運動と簡単に出来る骨盤矯正についてお伝えしたいと思います。

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骨盤矯正は産後ダイエットに効果的

ウエストを測る女性

産院でトコちゃんベルトなどの骨盤矯正ベルトを勧められたママは多いと思いますが、骨盤の開きや歪み(ゆがみ)を正す事が、産後ダイエットになぜ効果的なのか?順を追ってお話させて頂きたいと思います。

その1
赤ちゃんがママのお腹にやって来たその日から、お腹の中では出産に向けての準備が始まります。柔らかい脂肪をたくわえて赤ちゃんを守 り、大きくなっていく赤ちゃんが過ごし易いように骨盤をゆっくりと広げていきます。
その2
およそ10月10日後に骨盤が全開の状態で可愛い赤ちゃんが誕生します。
その3
産後すぐは骨盤が大きく開いていて、子宮や内臓が不安定な状態で骨盤の中に納まっています。
その4
子宮や内臓が不安定な状態にあると、脂肪は「俺にはまだ仕事がある!」と判断し、骨盤の中の子宮や内臓を守ろうとします。
その5
個人差がありますが、産後3か月もすると骨盤は自力で元の位置に戻ろうとして徐々に動き始めます。
その6
骨盤が自力で元の位置に戻り始めると、内臓も元の位置に上がっていき子宮も安定してきます。すると脂肪は「俺様の仕事ももう終わりだな」と判断してお腹から出て行こうとするわけです。
その7
仕事が終わった脂肪が体内から出て行こうとする時、脂肪燃焼率が自然と上がるため、この時にダイエットをすると元々付いていた脂肪もついでに落ちやすくなります。

以上の1~7までを踏まえて考えると、骨盤をより早く元の位置に戻してあげると脂肪が早く落ちていき、産後ダイエットが普段のダイエットより有効である事が解りますね。

骨盤矯正しないと脂肪が落ちない?

考える女性

脂肪は自然に落ちる?

ある程度までは自然に落ちます。

赤ちゃんのために用意された脂肪は、これまで蓄積された本格的な密度の濃い脂肪と違い、水分を多く含んだ柔らかくて比較的落ちやすい脂肪で、骨盤の動きに合わせてある程度までは徐々に落ちていきますが、全てを落とすのは難しいです。

骨盤矯正しないとダメ?

出来るだけ矯正しないと、間違った形になり易いです。

6ケ月を過ぎると、何事もなければママの動きも活発になりホルモンも正常に働いていますので、骨盤は「もうこの位置で大丈夫」と判断し、歪んでいようが開いていようが、それ以上は骨盤自体で正しい位置に戻ろうとはしなくなるのです。本能が助けてくれるのはここまで、と言う事ですね。

脂肪が残り易い原因は何?

骨盤が開いたまま、ゆがんでいるなどが原因になっている事が多いです。その他、食べ過ぎと運動不足が主な原因です。

産後6ケ月経った時に、骨盤が正しい状態に戻っていなければ、脂肪は骨盤の中に取り残されてしまいますし、外側からもまだ骨盤を支えようとして残っています。

また、食べ過ぎと運動不足は産後に関わらず脂肪をためこむ原因です。

産後6か月で落ちなかった脂肪はどうなるの?

本格的な硬い脂肪に変わります。

取り残された脂肪は脂質と結びつきますので、骨盤が固定された6か月を経過したあたりから、本格的なガッチリとした硬くて落ちづらい脂肪に変わります。

産後ダイエットはいつから始めるのが理想的か

カレンダー

産後直ぐにダイエットをするのはママの身体にも良い事とは言えませんので、地方によって時期が違いますが、床上げが済み、産褥期(さんじょくき)が終わりママの体力が完全に回復した産後2から3か月後あたりが良いと思います。

いったん始まると子育てはノンストップです。休める内は充分に休んで体力をつけておかなければなりません。

ダイエット前に出来る事は?

トコちゃんベルトなど、自分で出来る骨盤矯正をしておき、正しい食生活習慣をつけておくなど出来る事はありますのであせらずに始めましょう。

産後続けられそうな運動を探す

運動をする女性

赤ちゃんのお世話はとても忙しいものですが、小さな動きが多いのでそれほどカロリーを消費しません。ちょっとは動かなくてはなりませんが、赤ちゃんが居ても居なくても運動を続けるのはなかなかしんどいものです。

赤ちゃんを連れてベビーカーを押して1時間歩いていた友人が居ましたが「続けられない!」と直ぐに音を上げていました。

産後にオススメの運動!

私的に産後オススメの運動は、カービィでもビリー隊長でもなく、たった3分間のラジオ体操です。

ラジオ体操は、医療・スポーツ関係者も大絶賛の体操です。トップアスリートもトレーニングに取り入れているほどの運動量で、動かしている筋肉は400種類あると言われています。真剣にやると汗だくになりますよ。

テレビの体操を録画しておき、出来そうな時に再生ボタンを押すだけで出来るのでとても楽に続けられます。

運動をする時間帯のコツ

ラジオ体操に限らず、夕方に運動をするのが効果的です。

人の体温が1番高い時間は夕方4時過ぎから6時くらいです。つまり一番代謝の上がる時間をねらって運動をすると脂肪が燃えやすいと言う事なのです。

ちょっと忙しい時間帯ではありますが、ラジオ体操なら3分間から3分半で終わりますので、それくらいなら続けられそうではありませんか?

たった5分でおへそ周りが3センチ痩せたよ!骨盤矯正まくら

バスタオル

今、久し振りに骨盤まくらを使ってみましたが、5分間でおへそ周りが3センチも細くなりましたよ!矯正まくらは私イチオシの骨盤矯正です!矯正まくらと言っても、バスタオル2枚あれば直ぐに作れます。

矯正まくらの作り方と矯正の仕方

1.バスタオル2枚を半分にたたみクルクルと巻いて、幅30センチ程度の枕を作りビニールのヒモなどをグルグル巻いて固定します。

2.おへその下にまくらの中心がくるように腰の下に入れます。

3.足を伸ばし、親指が触れ合うようにハの字に内側へ向けます。

4.手をグイッと伸ばし、手の平を上に向け指が触れ合うようにします。

5.顔は真っ直ぐにして天井を向き、そのままの状態で5分間寝ているだけです。

6.腰を痛めないように、必ず横向きになってから静かに起き上がります。

※お布団の上ではなく畳の上やカーペットの上でやります。

これは、日本の名医50人に選ばれた鍼灸師の福辻 鋭記 (ふくつじ としき)先生考案のダイエット法で、本や骨盤まくらは今も売れ続けています。

骨盤を正しい位置に導く事で内臓が上へ引き上げられる事により、ポッコリお腹が引っ込み、続けるほど効果があります。また、股関節も正しい位置に矯正されます。

直ぐに効果は出ますが、骨盤が一瞬にして正しく矯正され続ける訳ではありません。しかし5分間寝ているだけなので育児中でも楽に出来るありがたい矯正方法です。

まとめ

トコちゃんベルトは、お腹の痛みが治まってきた産後2週間目くらいから付けていましたが、私がダイエットを始めたのは、時すでに遅い産後9カ月を過ぎた頃でした。出来る時にちょいちょい運動をして栄養に気を付けていただけですが、増えた分の体重は12キロしっかり減って、今も出産前とほぼ同じ体型をしています。

産後ダイエットは、身体自らが脂肪を落としてくれる人生の内でなかなかないダイエットのチャンスですが、無理をして早く始めてしまうと健康の面でも心配ですし、私の場合は頑張り過ぎると無性に食べたくなりストレスがたまるというタイプなのでのんびり始めました。

できれば3か月から6ケ月に合わせてダイエットすると痩せやすい事は確かですが、その後の生活でまた元に戻るママが友人の多くにいました。産後のチャンスを活かして痩せる事は出来ますが、結局はその後の維持が大切です。

産後ダイエットは骨盤に気を付ける事から始まりますが、重要なのは頑張り過ぎずに何となくでも良いので、ストレスなく続ける事じゃないかな?と思います。

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