冬の暖房器具に利用する人が多い石油ファンヒーターですが、赤ちゃんが居る家庭にとって使用して良いのか、使用する場合にはどんな対策をしてあげたら良いのかと悩む人も多いはずです。
ここでは、石油ファンヒーターに懸念される赤ちゃんへの影響と危険性、そしてそれぞれに対しての対策方法をまとめました。
石油ファンヒーターによる赤ちゃんへの影響は?
石油ファンヒーターを使うことで、赤ちゃんにいくつか懸念したい影響が生じます。
空気が乾燥する
石油ファンヒーターを使うことでただでさえ乾燥している冬の空気なのに、カラカラに乾いてしまいます。風邪を引きやすくなったり、肌が乾燥したりと、赤ちゃんが過ごすには好ましくない室内環境になってしまいます。
適切な湿度にしてあげる不快臭いが生じる
石油ファンヒーターは、火が燃える時には独特のにおいが生じます。また、灯油ポリタンクの周りなどは大人が思っている以上に赤ちゃんは不快な匂いだと思っています。敏感な子供であると、「臭い」「嫌だ」と泣き喚いてしまうこともあります。
換気をする暖まりすぎてしまう
エアコンなどに比べると、室内の温度が暖かくなりすぎる傾向があります。暖かい空気は上に昇るので、室内の上の方だけどんどんと熱くなりすぎてしまうことも懸念されます。
暖房器具の併用体調が悪くなる
石油ファンヒーターを20℃に温度設定して、部屋を閉め切ったところ、点火から10分ほどで空気が汚れてしまうと分かっています。この結果、頭痛や気分が悪くなると言った体調の変化が生じることがあります。
風を送るようにする石油ファンヒーターによる赤ちゃんへの危険性は?
石油ファンヒーターを使うことで、赤ちゃんに数々の危険性があります。考えられる危険性を頭に入れて、使い始める前からきちんと対策をしておくことがトラブル回避の為の秘訣と言えます。
やけどの心配
赤ちゃんがストーブを直接触ったり、フェンスの熱くなっている部分に触れてしまうことでやけどをしてしまう心配があります。
噴出しにガードを付ける良いことや悪いこと の判断がつかないうちや、遊び半分で手を触れたくなってしまうような乳幼児期の間は、フェンスと共にガードをきっちりと付けておくようにします。
乳児湿疹が酷くなる
室内の乾燥がすすむことで、乳児湿疹や乾燥肌を招きやすくなります。既に肌荒れを起こしやすい赤ちゃんであれば、石油ファンヒーターの使用により悪化してしまう可能性を否定できません。
加湿器を利用する火災などの心配
普通に大人だけが生活をして使っていて何も危険に感じないことも、赤ちゃんがいると火災などの重要なトラブルを引き起こすことがあります。
例えば、洗濯物を室内に干していて赤ちゃんが引っ張ってストーブに落ちてしまったり、赤ちゃんがぬいぐるみや布団をストーブに近づけてしまって引火するなんていうことも100%起こらないとは言えません。
フェンスを設ける、目を離さないまた、フェンスを付けてもフェンスを動かし たり、掴まり立ちが出来るようになれば布団やぬいぐるみを投げ入れたりというやんちゃなことをする子もいるので、常に目を離さないという姿勢が大切になり ます。
有害物質を吸い込んでしまう
石油ファンヒーターを換気せずにしようし続けることで、人の呼吸器に悪い影響を与える「二酸化窒素」の濃度が安全基準値を超えてしまうことがあります。
エアコンを利用する締め切った部屋で3時間換気をしないことで、体重あたりの呼吸量が多い赤ちゃんが有害物質の影響を受けやすくなります。
しっかりと換気をして有害な物質を取り組まないように気をつけてあげるか、最初からエアコンを利用するなどの対策を考えると良いです。
シックハウス症候群
石油ファンヒーターを利用することで起こる目がちかちか、喉が痛くなるといった症状がシックハウス症候群です。
適切サイズ、適切温度まとめ
冬になると使用する人が多い石油ファンヒーターですが、赤ちゃんが居る家庭では使用に関して少し考えた方が良いことがいくつかあります。
石油を利用して点火をすることで部屋を暖める暖房器具なので、室内の空気の質を悪くし、大人はもちろん赤ちゃんに悪い影響を与えてしまう可能性が高いです。
出来ればエアコンを利用するなどしたほうが安心ですが、どうしても使わなければならない場合には、対策方法を考慮して安全に利用してあげてください。
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